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ばんばひろふみ!ラジオ・DE・しょー!

番組内容

おバカなコーナー盛りだくさん!
ラジオの天才!バンバンが繰り広げるショータイムです!

放送は終了しました。ご愛聴いただき、ありがとうございました。

ブログの更新は終了しました。ご愛読いただき、ありがとうございました。

  • 2020年10月28日(水) 22時09分 おたかのシネマDEトーク

    10月28日*おたかのシネマでトーク「みをつくし料理帖」

    *おたかのシネマでトーク

    今日は「 みをつくし料理帖 」をご紹介しました。

    監督:角川春樹
    キャスト:松本穂香
         奈緒
         若村麻由美
         浅野温子
         窪塚洋介
         他

    原作は、高田郁の400万部突破のベストセラー時代小説。その全10巻プラス特別編からなる話の1~3巻を、角川春樹が監督したのが、この映画。
    10年ぶり8本目の監督作になるこの映画で、監督業からは引退すると宣言し、最後の作品ということで、今までの角川映画にゆかりの面々がずらっと顔を揃えるという豪華さ。

    例えば、出版業から初めてプロデューサーとして映画界に進出した記念すべき作品1970年の「犬神家の一族」で、金田一耕助を演じた石坂浩二。2007年の「蒼き狼~地果て海尽きるまで」の反町隆史や若村麻由美、1981年「スローなブギにしてくれ」の浅野温子。1981年の「ねらわれた学園」「セーラー服と機関銃」の薬師丸ひろ子。2005年「男たちの大和/YAMATO」の中村獅童、それに榎木孝明、野村宏伸、鹿賀丈史といったかつて一緒に仕事をしたキラ星のごときスターが、主要な役のみならず、ちょい役でも参加しているという贅沢なキャスティング。
    そして、今まで、スペシャルドラマでは北川景子、連続ドラマでは黒木華が演じた主人公の澪に抜擢されたのが「美味しい家族」などで注目された松本穂香。その幼馴染の野江には、朝ドラ「半分、青い。」から、人気急上昇の奈緒。

    享保2年の大阪、澪と野江は8歳。大の仲良しの2人は、楽しく日々を送っていた。が、大阪が大洪水に襲われ、澪は家族をなくし、通りかかった天満の一兆庵の女将(若林麻由美)に助けられ、野江は行方知れずに。
    10年後、江戸に出て神田のそば処つる家の主人(石坂浩二)のもとで、料理人として修業を積み、やがては店を任されるまでになった澪。
    最初、どうしても上方の薄味になじんでいたため味付けに苦労していた澪は、江戸の味が、大阪に比べて濃いのは、大工などの汗して働く職人が多いからだと教えられる。
    そして、“食は天なり”という吉田兼好の“徒然草”の中の、食は天のごとく大切なもので、美味しい料理を作る人は大きな徳を持っているという言葉を知り、一層の努力の末、独自の味を生み出し、評判を呼ぶようになる。
    そんなある日、訪ねてきた又次(中村獅童)が、澪の料理を是非食べさせたい人がいると言う。
    その人とは、吉原で人気の花魁あさひ太夫だった・・・。

    そこここに、山本周五郎を感じるところがあるなと思っていたら、作者の父親が大ファンで、小さいころから親しんでいて、40代半ばで改めて作品に衝撃を受け、時代小説家を目指したというから、だからなのか・・・と納得。

    主題歌は、松任谷由実作詞作曲、松任谷正隆編曲、手嶌葵が歌う「散りてなお」。
    今まで数々のヒットを生み出してきた角川映画の主題歌として大ヒットするのか?などいろいろと期待はあったが、如何せん「鬼滅の刃」一人勝ちのご時世に、苦戦を強いられているようで、コロナ騒ぎで公開延期などの憂き目にあったこともあり、角川春樹監督の最後の監督作としてはちょっと残念!

    ★おたか★

     

  • 2020年10月28日(水) 22時08分 OPトーク&プレゼント

    10月28日*知性の玉手箱:カントリーミュージックトラベルパーソナリティ阿部和則さん

    *オープニングクイズ
    神戸市須磨区出身で、元々銀行マンだった、手塚治虫、石ノ森章太郎さんと並び巨匠と呼ばれる漫画家さんってだぁ~れだ?

    毎週冒頭で出題される、兵庫県にまつわるオープニングクイズの答えを送ってくださった方の中から
    お1人の方に神戸ハーバーランドから出航するクルーズ船「神戸船の旅 コンチェルト」の
    ペアチケットをプレゼントします! (当選者の発表は来週です)⇒メールフォーム

    *知性の玉手箱
    ゲストは、カントリーミュージックトラベルパーソナリティ阿部和則さん

    毎週日曜日の朝5時~5時35分まで放送しているカントリーミュージックトラベル
    なんと放送1300回を迎えます!

    是非タイムフリーでお楽しみください。

    *ばんばんの歯医者さんに聞いてみました
    尼崎市の永井歯科 歯科医師の永井康照先生に、
    ちゃんと噛める歯になるために大切なことや、
    まだ日本ではあまり知られていない“こんな治療があったんだ!”という治療の紹介。
    気になる治療費のことまでお聴きするコーナーです。

    兵庫県加東市福田に敬老のつどいでお世話に毎年なって4年になってます。
    今回は落語会を企画していただき、ふれあい寄席の開催となりました。
    このコロナの時期に落語会なんてという声もあったそうです。
    世間で三密で不用不急として落語がその真っ只中中にあるのは自覚してます。
    しかし、落語家は笑いを届けるのが生業だと思います。
    色々お世話をしてくれはる方のおかげで、時間を作って足を運んでいただくお客さんに
    喜んでもらえる芸人になると再確認させていただいた落語会でした。

    露の吉次

  • 2020年10月21日(水) 20時07分 おたかのシネマDEトーク

    10月21日*おたかのシネマでトーク「スパイの妻」

    *おたかのシネマでトーク

    今日は「 スパイの妻 」をご紹介しました。

    監督:黒沢清
    キャスト:蒼井優
         高橋一生
         東出昌大
         竹下文雄
         恒松祐里
         他

    元々NHKの高精細8Kカメラで撮影され6月に放送されたものを、サイズなどを調整して劇場版として公開されたもの。
    “神戸”をキーワードとして作られたオリジナルストーリーで、太平洋戦争直前1940年の神戸を舞台に、時代の嵐に飲みこまれていく夫婦の物語。

    脚本を書いたのは、監督もつとめた神戸出身の黒沢清と、彼の東京藝術大学院映像研究科での教え子である濱口竜介(「寝ても覚めても」の監督)と、その後輩の野原位(「ハッピーアワー」の脚本)の3人。
    この作品で今年の第77回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)に輝いた黒沢清は、カンヌ国際映画祭やベネチア、ローマ、ベルリンなどの国際映画祭で受賞を重ね、世界中に熱狂的なファンを持つ映画監督。
    その彼が、ロケ地、衣裳、美術などすべてにこだわり、当時の神戸の雰囲気を色濃く描き出した作品。

    神戸出身の黒沢監督が初めて地元を舞台に撮った作品で、保存されている市電の車両や、垂水区にある旧グッゲンハイム邸(最近、グッゲンハイム氏の自宅ではなかったことが判明して話題になった)が、主人公の福原優作(高橋一生)聡子(蒼井優)夫妻の自宅として使われ、優作が経営する貿易商の会社は、兵庫区の旧加藤海運本社ビルでロケされるなど、昔を知る神戸っ子にとっては懐かしい筈。

    太平洋戦争開戦前、出張先の満州で、偶然恐ろしい国家機密を知り、正義の為その事実を世界中に知らしめようとし、行動を起こそうとする優作。
    聡子の幼馴染の津森泰治(東出昌大)が憲兵分隊長に任命され神戸にやって来て、福原家の華やかな暮らし向きを、こんな時代なので少し慎んだ方がいいと忠告した矢先に、満州に優作と一緒に行き、その後作家になるために有馬の旅館に籠っていた甥の竹下文雄(坂東龍汰)が、憲兵に捕まる。
    一体、満州で彼らは何を見て、そしてどうしようとしているのか・・・?
    そして妻の聡子は、スパイと疑われる夫を信じ、共に生きることができるのか?

    神戸という町は、開かれた港を持ち、貿易に携わる外国人も多く、ハイカラで自由な雰囲気を持つ町。
    映画上陸の地でもあり、新開地の聚楽館は、いつも映画ファンであふれていた。
    そしてなんと優作が無類の映画好きで、妻や甥を出演させ、自作のスパイ映画を撮り会社の忘年会でその映画を上映していたという設定も、いかにも神戸らしい。

    戦後75年の今年、一体あの戦争は何だったのかを定義するのは難しいけれど、国家が徐々に常軌を逸し、国民もその狂気にあおられるように恐ろしい狂乱状態に突き進んでいった1940年前後の日本にあって、その中で何としても正気を保っていこうとする人間の姿を、この映画の夫婦を通して描こうとしたという黒沢監督。

    何度か出てきて印象に残る台詞“お見事です”。
    まさにこのセリフ通りの“お見事”な、黒沢映画でした!

    ★おたか★

  • 2020年10月21日(水) 20時06分 OPトーク&プレゼント

    10月21日*知性の玉手箱:兵庫県薬剤師会 副会長 西田英之さん 小野達也さん

    とあるワードでオープニングから大爆笑

    *オープニングクイズ
    兵庫県神戸市にある、かっての横浜正金銀行神戸支店を利用している博物館ってなぁ~んだ?

    毎週冒頭で出題される、兵庫県にまつわるオープニングクイズの答えを送ってくださった方の中から
    お1人の方に神戸ハーバーランドから出航するクルーズ船「神戸船の旅 コンチェルト」の
    ペアチケットをプレゼントします! (当選者の発表は来週です)⇒メールフォーム

    *知性の玉手箱
    ゲストは、兵庫県薬剤師会 副会長 西田英之さんと副会長 小野達也さん

    お二人とも、電話でのご出演でした。

    かかると症状がとても似ているコロナとインフル。
    検査方法についてなどお話を伺いました。

    西田さんは農作業のレベルがすごい!

    *ばんばんの歯医者さんに聞いてみました
    尼崎市の永井歯科 歯科医師の永井康照先生に、
    ちゃんと噛める歯になるために大切なことや、
    まだ日本ではあまり知られていない“こんな治療があったんだ!”という治療の紹介。
    気になる治療費のことまでお聴きするコーナーです。

    コロナ禍で体調管理にジョギングをする人が多いそうです。
    私も糖尿病対策でウォーキングから始めて現在はジョギングをしています。

    何かを聞きながら走っている人が多いです。

    ラジオとか音楽と思っていましたが、
    「落語が合う」という人もいるそうです。

    理由は落語は繰り返し聞いても飽きない走りのペースが乱されないのだそうです。

    それは上手な名人の落語やなぁと思いました。

    私のですとこけるでェ!!
    (これを謙虚という)

    露の吉次

  • 2020年10月14日(水) 16時46分 おたかのシネマDEトーク

    10月14日*おたかのシネマでトーク「望み」

    *おたかのシネマでトーク

    今日は「 望み 」をご紹介しました。

    監督:堤幸彦
    キャスト:堤真一
         石田ゆり子
         岡田健史
         清原果耶
         水原 葵
         三浦貴大
         他

    ブックレビューサイト”ブクログ“で、読者満足度100%を獲得したという雫井脩介のベストセラー小説が原作で、堤幸彦が監督した衝撃と感動の問題作。
    コロナの時代にあって、このところ家族を考える作品が多いのだが、どこの家族に起こっても不思議じゃないかもと思うと、ちょっと怖いお話。

    建築家として、独自のスタイルを貫き成功している石川一登(堤真一)。
    妻の貴代美(石田ゆり子)は、自宅で編集の仕事をしている。
    息子の規士(岡田健史)は高校のサッカー部で活躍する人気者。
    妹の雅(清原果耶)は、名門高校を目指して受験勉強に励む成績優秀で明るい中学3年生。
    正に、絵にかいたような仲のよい幸せな家族の歯車に少しずつ軋みが生じ出した。きっかけは、規士が怪我をして、サッカー選手になるという夢を諦めなくてはならなくなったこと。
    親に反抗的になり、悪い仲間たちと付き合い、夜遊びもするようになり、ある夜、家に帰らず、連絡も取れなくなる。
    翌日、車のトランクから少年の死体が発見され、2人の少年が逃げて行ったのを目撃した人がいたというニュースが流れた。
    警察がやって来て、殺されたのは、規士の友人であることが分かった。
    そして巷では、被害者は一人ではなく、もう一人殺された人がいるのだと噂になっていた。
    息子は、兄は、犯人なのか?それとももう一人の被害者なのか?

    家に押しかけるマスコミ、世間からの誹謗中傷、生卵を投げつけられ、ペンキでひどい言葉を家の壁や自動車に殴り書きされる。
    週刊誌の記者(松田翔太)は、知っている情報を教える代わりに、貴代美にインタビューをしたいという。
    石川家の生活は一変した。
    規士はどこにいるのか?

    例え、犯人だったとしても、生きていてさえくれればと望む母。
    犯人であってほしくはないし、犯人ではないと信じたい父。
    あまりの周りからのバッシングに、兄が犯人だったら困ると父に告白する妹。
    それぞれの“望み”が交錯し、愛する息子の”望み“にたどり着いた時、誰もがきっと涙する・・・。

    一流の建築家の家らしく、ダイニングテーブルは250万円、ソファは150万円のものを用意したとか。
    そんなインテリア、子供たちの部屋のしつらえ、貴代美の作る料理・・・、全てがこの一家の生きざまと思いを語っていて、見逃せない。

    コロナ禍、ラッシュを観て、日常が奪い去られた今の時期の気持ちも反映させて、聴く人が前を向いて生きて行こうと思えるような曲をということで、エンディングに森山直太朗が作って歌った”落日“。
    心を傾けて、じっくり聴いてほしい。

    ★おたか★