今日紹介した 映画 は…
三十四丁目の奇蹟でした!
監督
ジョージ・シートン
出演
モーリン・オハラ
エドマンド・グウェン
ジョン・ペイン
ナタリー・ウッド
今回のオタシネクラシックは、季節もの、クリスマスに関係した映画を取り上げました。
クリスマスが描かれている映画は、本当にゴマンとあって、それぞれ思い出に残っている作品も違うと思うのですが、「ホーム・アローン」「グレムリン」「グリンチ」「ナイトメアー・ビフォー・クリスマス」「シザーハンズ」「3人のゴースト」「スノーマン」「クリスマス・キャロル」などなど・・・。
「ブリジット・ジョーンズの日記」では、レニー・ゼルウィガーが、ダサくて悪趣味な手編みのトナカイ柄のクリスマスセーターを着たコリン・ファースにがっかりするなんてシーンがあって大笑いしたものでしたが、最近はセレブやスターたちがこのアグリー・クリスマスセーターなるものを着ているインスタなどをいっぱいあげてて、逆にちょっとおしゃれなアイテムになっているんだとか。ママやおばあちゃんが編んでくれた手編みのセーターが、ハートウォーミングなアイテムとして、受け入れられてきたのでしょうか?
クリスマスを舞台に19人の男女の恋愛模様を描いた2003年の「ラブ・アクチュアリー」も人気の1本。もう引退といってたリチャード・カーティス監督が、チャリティーのプログラムの一環として、あれから14年後を描く10分の短編映画を作ったということでも、話題になっています。
懐かしいところでは、フレッド・アステア、ビング・クロスビー共演の、あの名曲”ホワイトクリスマス“が印象的な「スイング・ホテル」と、その続編の「ホワイト・クリスマス」など、1940年代は素敵な映画が生まれていますが、今回取り上げたのは1947年の「三十四丁目の奇蹟」。
後に何度かリメイクされていて1994年には、リチャード・アッテンボローの主演で4回目のリメイク作が作られました。
で、このオリジナル作品は、モノクロなんですが、2006年にカラーライズ化され、当時のニューヨークの街並みそのままの色調で彩色されたそうで、違和感なく楽しめます。20世紀FOXの正規版のDVDには、モノクロのオリジナル版とカラーライズ版がいっしょに収められているので、見比べるのも一興です。
お話は、サンタクロースは実在するか?という永遠のテーマで、マンハッタンの34丁目のメイシーズデパートのクリスマスパレードのサンタさん役を務めたクリス・クリングル(エドマンド・グウェン)が、自分は本物のサンタだと名乗ったことから、妄想癖のある変な老人とみなされて大騒ぎになり、はては法廷での決着をということになる・・・。
デパートのパレードの責任者のシングルマザーのドリス(モーリン・オハラ)、彼女に心を寄せる隣人の弁護士フレッド(ジョン・ペイン)、ドリスの娘スーザンは当時9歳のナタリー・ウッドが演じていて、心温まる素敵なクリスマスムービーです。
是非!是非!!
おたか