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番組内容

おバカなコーナー盛りだくさん!
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  • 2021年3月26日(金) 15時32分 おたかのシネマDEトーク

    3月24日*おたかのシネマでトーク「ノマドランド」

    *おたかのシネマDEトーク

    今日は「 ノマドランド 」をご紹介しました。

    監督:クロエ・ジャオ
    キャスト:フランシス・マクドーマンド
         デヴィッド・ストラザーン
         リンダ・メイ
         シャーリーン・スワンキー
         他

    3月19日に発表が行われた第44回の日本のアカデミー賞は、最優秀作品賞が「ミッドナイトスワン」、最優秀監督賞が「Fukushima50」の若松節朗監督、最優秀主演男優賞が「ミッドナイトスワン」の草彅剛、最優秀主演女優賞が「MOTHERマザー」の長澤まさみ、最優秀助演男優賞が「Fukushima 50」の渡辺謙、最優秀助演女優賞が「浅田家!」の黒木華といった結果で、「Fukushima 50」が最多6冠に輝いて終わった。

    そして、4月26日に授賞式が予定されているアメリカのアカデミー賞。そこで、作品賞の大本命と言われているのが、アジア系女性監督の初ノミネート作品のこの「ノマドランド」。
    気鋭のジャーナリスト、ジェシカ・ブルーダーのノンフィクションを原作に、現代のノマド(遊牧民)たる高齢の車上生活者の生きざまを描いたロードムービー。
    既に2020年のベネチア国際映画祭で金獅子賞、2020年のトロント国際映画祭で観客賞に輝いており、この2冠達成は史上初の快挙ということで、アカデミー賞に一番近い作品と言われているわけ。

    監督は北京生まれでイギリスのブライトン育ち、その後アメリカに移住して政治学と映画制作を学んだというクロエ・ジャオ。
    2017年、2作目の長編「ザ・ライダー」でカンヌ国際映画祭をはじめ、数々の映画祭で受賞し、今後はマーベルスタジオの「アベンジャーズ」に続く最新ヒーロー超大作「エターナルズ」の監督にも抜擢されているという、今注目の監督。
    そして、「ファーゴ」と「スリー・ビルボード」で2度のアカデミー主演女優賞に輝くフランシス・マクド―マンドが主人公のファーン役を演じると同時に、製作者としても深くこの作品に関わっている。
    周りのノマド達、リンダ・メイ、スワンキー、そして彼らが尊敬するボブ・ウェルズらは、それぞれ本人が演じていて、よりリアルな生活感を描き出している。

    ネバダ州エンパイアはかつて石膏採掘の鉱山があり栄えた町だったが、経営困難になり閉鎖され、住民はすべて退去、郵便番号さえなくなり、町とそこでの住民の暮らしは消滅した。
    60代のファーン(フランシス・マクドーマンド)は、荷物をトランクルームに預け、わずかな身の回りの荷物を“ヴァンガード(先駆者)”と名付けたフォードエコラインに積み込み、ノマドの世界に身を投じる。
    冬場はアマゾンの配送センターで働き、その後は、国立公園のキャンプ場、ドーナツショップ、ビーツの収穫など、季節労働者として、いろいろな仕事場を渡り歩く。ノマドのメンター的存在のボブ・ウェルズが砂漠の外れで開く集会に参加したり、そこで出会ったデイブ(デヴィッド・ストラザーン)と共に働いたりもする。孫ができるからと息子の元へ帰った彼に招かれ、感謝祭を一緒に過ごし、このままここで一緒に暮らさないかとプロポーズされたり、車の故障を直すためのお金を借りに訪ねた姉の家でも、ここに住めば?という誘いを振り切って、元のノマドの生活に戻っていくファーン。
    いつも楽しいことは家の外にあった・・・と言い、かつて代用教員として働いていた時に教えた子供にショッピングセンターで出会った時に“先生はホームレスになったの?”と訊かれ“ホームレスじゃなくて、ハウスレスなのよ”と答えるあたりに、その生き方の真髄が見えて、心に刺さる。

    本物のノマドの人たちが出ていることで、ドキュメンタリーとフィクションの境目が、かなりファジーなので、よりリアルに迫ってくる彼らの生き方。
    自分で選んだ自立した生き方をし、そしてどう死んでいくのかも含めて、生きるということは何か?を問いかけてくる映画なので、是非対峙し、自分なりの答えを見つけてほしいです!

    ★おたか★

  • 2021年3月19日(金) 23時08分 おたかのシネマDEトーク

    3月17日*おたかのシネマでトーク「奥様は、取り扱い注意」

    *おたかのシネマDEトーク

    今日は「 奥様は、取り扱い注意 」をご紹介しました。

    監督:佐藤東弥
    キャスト:綾瀬はるか
         西島秀俊
         鈴木浩介
         岡田健史
         前田敦子
         他

    2017年にオンエアされた最高視聴率14.5%、最高総合視聴率25.6%を記録した大ヒットドラマ。
    2005年の、アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットが共演してこの映画でロマンスが始まり、のちに結婚し離婚したという「Mr.Mrs.スミス」に似ている設定ということでも話題になったこのTVドラマのその後を描く、劇場映画版。

    妻の伊佐山菜美(綾瀬はるか)は元特殊工作員、夫の勇樹(西島秀俊)は公安の人間で菜美の監視役という秘密を持つカップルが、お互い嘘をつきながら愛し合う夫婦として暮らしていたのだが、実は、半年前、妻の菜美はひょんなことから記憶喪失になってしまったのだ。それでも『過去なんて捨てて、あなたとの今を大事にして生きていく』という菜美と勇樹は、今は、小さな地方都市の珠海市に引っ越してきて、県立高校の数学の教師桜井裕司と妻の専業主婦久実として生活している。

    二人が新生活を送る珠海市は、近くの海底に眠るという新エネルギー源“メタンハイドレート”の発掘を巡り、美しい海を守ろうという開発反対派の五十嵐(六平直政)や勇樹の同僚の生物教師矢部(鈴木浩介)らと、市長(檀れい)をはじめとする推進派とが激しい争いを繰り広げていた。
    開発コンサルタントの浅沼(佐野史郎)をはじめ、この開発を食い物にしようとする者たちと、裏でロシアと結託した国家レベルの陰謀が潜んでいることを突き止めた公安の池辺(小日向文世)が、勇樹をこの珠海市に派遣したのだが、そのロシアのメンバーの中に、かつて菜美と闘って怪我を負った諜報員ドラグノフ(セルゲイ・ヴラソフ)がいたことで、万一、菜美の記憶が戻ったら殺せと命じられた勇樹。
    公安の上司神岡(鶴見慎吾)や、矢部の教え子でダイニングバーを経営しているコスプレ好きの岩尾(岡田健史)ら、敵か味方か分からない面々ともかかわりあいながら、大きな陰謀の渦中に巻き込まれたこの夫婦、愛か任務か・・・究極の選択を迫られた時、さあ、どうする・・・?!

    オープニングの菜美の特殊工作員としての凄まじいバトル、クライマックスの菜美と勇樹が一緒に戦う船でのシーン、よりスケールアップしたアクションシーンはすべて二人が挑戦したもの。菜美のアクションは連続ドラマと同じくFBIの訓練にも取り入れられている東南アジアの武術をベースとしたもので、クランクイン3か月前からトレーニングに入り、撮影中も特訓を重ねたという綾瀬はるか。もともとの身体能力の高さもあって、素晴らしいアクションを繰り広げている。
    二人の息がぴったり合ったアクションシーンはこの映画の見どころの一つでもあるが、初共演となった2013年の大河ドラマ「八重の桜」での兄妹役から続く仲の良さや信頼性が大きく影響しているようで、絶妙なコンビネーションは本当に素晴らしい。

    長い準備期間を経て2019年の夏から秋にかけて撮影され、20206月に公開が決まっていながらコロナ禍によって213月の公開となったという紆余曲折もあり、ドラマを観ていて、あの後どうなったの?とやきもきしていたファンにとっては、待ちに待った映画版だろう。
    そして、このエンディングを観て、で、どうなるの???というファンにとっては、次の展開が気になるところ。
    続きはTVドラマですか?それとも、映画版パート2ですか??

    ★おたか★

  • 2021年3月10日(水) 17時03分 おたかのシネマDEトーク

    3月10日*おたかのシネマでトーク「ブレイブ 群青戦記」

    *おたかのシネマDEトーク

    今日は「 ブレイブ 群青戦記 」をご紹介しました。

    監督:本広克行
    キャスト:新田真剣佑
         山崎紘菜
         鈴木伸之
         渡邊圭祐
         濱田龍臣
         他

    “週刊ヤングジャンプ”に連載されていた笠原真樹原作の人気コミックの実写映画化で、部活中の高校生が学校もろとも戦国時代にタイムスリップするというお話。
    そういえばそんな設定の映画があったような・・・と思い出される方も多いかも?!
    1979年に作られた「戦国自衛隊」。戦国時代にタイムスリップした演習中の自衛隊の一個小隊が、川中島で武田軍と戦うというストーリーだった。
    千葉真一の芸能生活20周年記念として作られた作品なのだが、実は今作「ブレイブー群青戦記―」で主演しているのが、その千葉真一の長男の新田真剣佑なのだから、ちょっと不思議な縁を感じるのだ。

    滋賀県にあるスポーツ名門校で、ある日の放課後、突然校庭の岩に雷が落ち、赤い雨が降り蝉が大量発生し、校庭の向こうに城が浮かび上がり、野武士の一団がなだれ込んできて、生徒たちを血祭にあげる。
    弓道部の練習に参加していた歴史マニアの西野蒼(新田真剣佑)は、学校が丸ごと戦国時代“桶狭間の戦い”の直前にタイムスリップしたことに気づく。
    織田信長(松山ケンイチ)の軍勢に襲われ、級友たちを連れ去られたことを知ると、残った生徒たちで仲間を奪還しようと作戦を練る。
    武器はないけど、弓道部、剣道部、空手部、野球部、卓球部、ボクシング部、フェンシング部、アメフト部、薙刀部など日頃の部活で鍛えたアスリートたち。
    それぞれの競技の特性を生かして、なんとか織田信長と戦い始めた彼らの前に救世主のごとく現れたのが、のちに徳川家康となる松平元康(三浦春馬)。
    元康の助けを借りて、信長の城の奥に捕らえられた仲間を助け出し、時間までに学校に戻り、再び現代に帰ってくることが出来るのか・・・?

    とにかく若手のイケメン俳優たちのオンパレード。
    新田真剣佑を筆頭に、鈴木伸之、鈴木仁、渡邊圭祐、福山翔太、飯島寛騎、濱田龍臣、長田拓郎、足立英、そして蒼の幼馴染の瀬野遥役の山崎紘菜ら、キラ星のごとき青春スターが大暴れ。
    監督をした「踊る走査線」シリーズの本広克行が、先輩の演技を見て感じて、いろんなものを継承して欲しかったという狙い通り、信長役の松山ケンイチは撮影中もその後も、若手にとっては声もかけられないほど恐い存在だったようで、だからこそその存在から学ぶことも多かったようだし、一方、元康役の三浦春馬は新田真剣佑にとって、俳優を目指すきっかけになった憧れの存在で、撮影中も交流を通して、多くのことを学んだという。本当に早すぎる死が惜しい。

    仲間は決して見捨てない!たとえ相手がどんなに強く、大軍であったとしても、仲間との絆と、日頃から努力を積んできた部活の頑張りとスキルを活かして立ち向かう。
    え~、そこまで歴史を変えていいの?とちょっとビックリの展開も、ちょっと引いてしまうぐらいの残虐な殺戮のシーンもあるのだが、キラキラした若さが弾ける若手俳優の活躍ぶりが眩しい群像劇。
    将来、この中からどんなスターが誕生してくるのかも楽しみで、一押しのお気に入りを探しながら観るのも一興かも??

    ★おたか★

     

     

  • 2021年3月10日(水) 16時48分 OPトーク&プレゼント

    3月10日*知性の玉手箱:元ラジオ関西プロデューサーの今林清志さん

    *オープニングクイズ
    兵庫県伊丹市にある、世界のバラ約250種1万本が楽しめる公園ってどぉ~こだ?

    毎週冒頭で出題される、兵庫県にまつわるオープニングクイズの答えを送ってくださった方の中から
    お1人の方に神戸ハーバーランドから出航するクルーズ船「神戸船の旅 コンチェルト」の
    ペアチケットをプレゼントします! (当選者の発表は来週です)⇒メールフォーム

    *知性の玉手箱
    ゲストは、
    元ラジオ関西プロデューサーの今林清志さん

    神戸ハーバーランドのスペースシアターで開催されている「エルヴィス・メモリーズ」についてなどお話を伺いました。

    \エルヴィス・メモリーズ/
    期間:3月14日(日)まで
    時間:11時~18時 入場無料
    場所:神戸ハーバーランド スペースシアター
    レコードコンサートは土曜・日曜の13時~/15時~ 各1時間
    イベントについて詳しくは⇒ホームページ

    是非タイムフリーをお聴きください。

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    おーみんのワイン大楽では、ワインについての質問などを募集しています!

    ○○に合うワインってなに?
    そもそもワインって…?
    などあなたがおーみんに聞きたいワインのことをお送りください!

    おーみんの出演の回にオンエアーの中でや、この番組ページでお答えします♪

    お便りお待ちしております!⇒メールフォーム

    3月のおーみん出演記事はこちら⇒ホームページ

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    コードレス掃除機は軽くて使いやすくて便利です。
    軽い操作でゴミを吸い込む強力吸引で使用時間も長くなってきてます。

    昔のコード付きの掃除機は出すのもめんどくさいし、重いし、コードも邪魔です。
    しかし、我が家の6年前に高いのに買った某有名メーカーのコードレス掃除機が調子が悪い。
    新しく買うのは軽量のコード付きが良いか、コードレスが良いか思案中の私、掃除機大臣です。

    露の吉次

  • 2021年3月4日(木) 20時50分 おたかのシネマDEトーク

    3月3日*おたかのシネマでトーク「ラーヤと龍の王国」

    *おたかのシネマDEトーク

    今日は「 ラーヤと龍の王国 」をご紹介しました。

    監督:ポール・ブリッグス
       ディーン・ウェリンズ
    キャスト:日本語吹き替え版
         吉川愛
         高乃麗
         森川智之
         他

    これからは、こういった公開の方法もポピュラーになっていくのだろうか?
    ディズニーの長編アニメの最新作の公開は、劇場とディズニープラス・プレミアアクセスというサブスクでの配信での同時公開。コロナ禍で、リアルに劇場に足を運びにくくなったファンにとって、自宅や好きな場所で好きな時間に観られるというのは大きな魅力だし、なかなかじっと座ってみていられない子供たちと一緒に観ることが出来るという点でもオンライン配信を利用するメリットは多く、今後はもっと利用者も提供者も増えていくであろう、期待の分野だ。

    いろんなものが変わっていく中で、ディズニーのヒロインも変わって来た。
    白人金髪青い目のお姫様から、様々なキャラクターを持つヒロインが登場してきた昨今のディズニーアニメ、今回は初めて東南アジアが舞台。

    かつて、聖なる龍たちに守られ、龍と人間が共存する平和な国だった“クマンドラ”
    しかし、突然現れた邪悪な魔物ドルーンとの熾烈な闘いによって、龍も人間も次々に石に変えられてしまう。
    残された人々は信じあう心をなくし、国は分断されてしまい、最後の望みの“龍の石”も争いの中バラバラに砕け散る。
    “龍の石”を守護してきた一族の王女ラーヤは、残された唯一の希望、ただ一頭残ったという伝説の最後の龍シスーを探す旅に出る・・・。
    「アナと雪の女王」の雪だるまオラフのようなユニークで楽しいキャラクターのポジションを担うのは、“トゥクトゥク”という、ダンゴムシのようなアルマジロのような、スター・ウォーズに出てくる乗り物というか、どこかBB-8をも彷彿とさせるというか、そんな旅の仲間。
    けれど、長い旅の果て、ついに見つけた最後の龍シスーは魔法の力を失っていた。
    その魔法の力を取り戻すために共に旅を続ける中で、シスーの楽観的なポジティブさに勇気づけられ、いろんな人に裏切られたことで、人を信じられなくなってしまったラーヤのかたくなな心が、少しずつほぐれてゆく。

    正に、現実社会を彷彿とさせる分断化された社会。人間同士の争いの中から生まれた形のない破壊的な魔物。
    コロナ禍の現代に、強いメッセージを投げかけ、しかも笑いや、怒り、悲しみなど直接、感情・心に訴えかけてくるエモーショナルな働きかけは、今までのどのアニメより説得力を持って迫ってくる。
    ただこの作品が、いままでのプリンセスものと同じようにヒットするかは、主題歌や使われている音楽がどれぐらい愛されるかにかかっているような気がする。
    エンディングのジェネイ・アイコが歌う“リード・ザ・ウェイ”は確かにいい曲だけど、映画館を出た時に知らず口ずさんでいたという類の曲ではないような気がして、どうなんでしょう~?!といった感じなのがちょっと心配。

    2020年は「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」2019年は「アナと雪の女王2」で、ヒットの1位に君臨したディズニー映画。さて今年はどうなるのやら・・・楽しみなところデス!

    ★おたか★