おたかのシネマでトーク
今日は「ジェミニマン」をご紹介しました。
監督 アン・リー
出演 ウィル・スミス、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、クライヴ・オーウェン、ベネディクト・ウォン
今年の第32回東京国際映画祭のコンペティション部門の審査委員長は、チャン・ツィイー。
彼女の出演作のうち、2000年の「グリーン・デスティニー」は、好きな作品の一つ。その監督はアン・リー。この映画でアカデミー賞の外国語映画賞など4部門で受賞し、ハリウッドで注目を浴び、2003年に「ハルク」でハリウッドデビュー。
2005年「ブロークバック・マウンテイン」、2012年「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」で、2度アカデミー監督賞に輝き、名匠の仲間入りを果たした監督さん。
マーベル作品の「ハルク」を撮った時に、新しいデジタル技術に大いなる可能性を見出し、今回の「ジェミニマン」の撮影に当たっては、普通は1秒間24フレームのところを120フレームで撮影するという“3D+in HFR”なるシステムを導入していて、今までにない没入感、圧倒的な臨場感で迫ってくる映像でのバイクアクションなど、全く新しいシネマ体験といってもいい。
凄腕スナイパーのヘンリー(ウィル・スミス)は、政府に頼まれたミッション遂行中に、最強の敵に襲われる。51歳、そろそろ引退も考える彼の前に現れた敵はなんと、自分と瓜二つの23歳のヘンリー。
クローン技術で生み出された若い頃の自分と戦う羽目になるヘンリー。
誰が何のためにクローンを生み出し、何をしようとしているのか?謎の組織”ジェミニ“とは?
ヘンリーの監視役として送り込まれていたアメリカ国防情報局のダニー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)も、暗殺者の正体を知りヘンリーと共に“ジェミニ”の陰謀に立ち向かう決意をし、2人は追われる身となる・・・。
ここまでやるかのアクションシーン。しかもバイクに乗った生身同士のとか、素手で殴り合うとか、身体能力がなければ到底こなせない、いくら最新の技術を駆使したとしてもフォローしきれないような動きには、本当にビックリ!
しかもそれが、ウィル・スミスVSウィル・スミスだし・・・?!
“バイクでカンフー=バイフー”なる新アクション、コロンビアのカルタヘナという街で撮影されたそうだが、映画史に残るチェイスシーンになったことは間違いないと思うド迫力!
是非、体験してみてください!ビビるよ~きっと・・・!!
★おたか★