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番組内容

おバカなコーナー盛りだくさん!
ラジオの天才!バンバンが繰り広げるショータイムです!

ブログの更新は終了しました。ご愛読いただき、ありがとうございました。

  • 2020年7月29日(水) 18時11分 おたかのシネマDEトーク

    7月29日*おたかのシネマでトーク「コンフィデンスマンJP -プリンセス編-」

    *おたかのシネマでトーク

    今日は「 コンフィデンスマンJP -プリンセス編- 」をご紹介しました。

    監督:田中亮

    キャスト:長澤まさみ
         東出昌大
         小手伸也
         小日向文世
         白濱亜嵐
         三浦春馬
         他

    前作20195月公開の「ロマンス編」の大ヒットを受けての映画版第2作。
    今回は、最高のリゾート地、マレーシアのランカウイ島を舞台に、世界有数の富豪の後継者を巡ってのコンゲーム(だまし合い)。

    10兆円の資産を持つフウ一族の当主レイモンド・フウ(北大路欣也)が亡くなり、残された3人の子供たちの誰が跡目を継ぐのかが注目される中、長女ブリジット(ビビアン・スー)、長男クリストファー(古川雄大)次男アンドリュー(白濱亜嵐)の前で、遺言書を読み上げた執事のトニー(柴田恭兵)が告げた名前は、誰もがその存在を知らない隠し子“ミッシェル・フウ”だった。
    世界中から、我こそはミッシェルと名乗りを上げる人々が続々とやってくる中に、勿論われらがダー子(長澤まさみ)も参戦。新しい子猫のコックリ(関水渚)をミッシェルに仕立て、自らはその母親だと名乗り出たのだ。

    おなじみのメンバーのボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)は勿論、五十嵐(小手伸也)それに1作目の映画からのダー子の敬愛する美貌の詐欺師スタア(竹内結子)、天才恋愛詐欺師のジェシー(三浦春馬)、宿敵マフィアのボス赤星(江口洋介)らおなじみのメンバーに加え、TVドラマ“運勢編”の未亡人詐欺師波子(広末涼子)も加わり、TVからのシリーズのファンにとっても嬉しい豪華キャスト。
    一方、スタッフは監督が1作目に続き田中亮。脚本も前作と同じ古沢良太。
    おなじみのどんでん返しは勿論のこと、今回はコンゲームというより人間ドラマとしての面が強調され、人情にほだされるような展開に、ホロリとさせられる。

    主題歌“Laughter”を歌うのはOfficial髭男dism2018年”ノーダウト“がフジTV系の月9ドラマ”コンフィデンスマンJP”の主題歌に抜擢され、2019年の映画「コンフィデンスマンJP ロマンス編」にも“Pretender”が使われるなど、この作品にはなくてはならない存在のグループ。

    公開に向けてのプロモーションが行われていた718日、ジェシー役の三浦春馬が突然この世を去った。
    その日の夜、地上波のTVで、前作の映画が放映される予定で、あまりのことに泣きながら観たというファンも多く、私もいまだに信じられず、もうあのジェシーに会えないのかと思うと心底悲しい。
    映画では「恋空」「永遠の0」「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」など、TVドラマでは「ブラッディ・マンデイ」「サムライ・ハイスクール」「僕のいた時間」「TWO WEEKS」など、そして、舞台の「キンキー・ブーツ」「罪と罰」などなど、彼の才能は本当に素晴らしく、NHKの紀行番組「世界はほしいモノにあふれてる」でのMCは、本当に秀逸だった!

    東出昌大の離婚騒動もあり、なにかと作品以外のところで話題になっているが、長澤まさみの母性豊かな母親ぶり(「Mother/マザー」でのこわい毒親ぶりとのふり幅の大きさに、さすがの女優魂を感じて、感動!)や、デヴィ夫人の自前のドレスや宝石に目を奪われ、マレーシアといえば今やそこにお住いのあの有名人がちらっと登場など、仕掛けも満載の楽しい作品デス!!

    ★おたか★

  • 2020年7月29日(水) 18時10分 OPトーク&プレゼント

    7月29日*知性の玉手箱:口腔外科医 岩田雅裕さん・一般社団法人ウィズアウトボーダー代表理事岩田宏美さん

    *オープニングクイズ
    神戸メリケンパークにある、大きな石の真ん中がくり抜かれた記念碑ってなぁ~んだ?

    毎週冒頭で出題される、兵庫県にまつわるオープニングクイズの答えを送ってくださった方の中から
    お1人の方に神戸ハーバーランドから出航するクルーズ船「神戸船の旅 コンチェルト」の
    ペアチケットをプレゼントします! (当選者の発表は来週です)⇒メールフォーム

    *知性の玉手箱
    ゲストは、
    口腔外科医 岩田雅裕さん
    一般社団法人ウィズアウトボーダー代表理事岩田宏美さん

    コロナ禍の影響で海外での活動が厳しい中で、現在どのような活動をしているかや、
    オペ帽子交換リレーの成果などお話を伺いました。


    YouTubeでも活動内容を発信しています!

    チャンネル登録はこちらから⇒チャンネル登録

    是非タイムフリーでお楽しみください。

    *ばんばんの歯医者さんに聞いてみました
    尼崎市の永井歯科 歯科医師の永井康照先生に、
    ちゃんと噛める歯になるために大切なことや、
    まだ日本ではあまり知られていない“こんな治療があったんだ!”という治療の紹介。
    気になる治療費のことまでお聴きするコーナーです。

     

  • 2020年7月22日(水) 16時39分 おたかのシネマDEトーク

    7月22日*おたかのシネマでトーク「劇場」

    *おたかのシネマでトーク

    今日は「 劇場 」をご紹介しました。

    監督:行定勲

    キャスト:山﨑賢人
         松岡茉優
         寛一郎
         伊藤沙莉
         上川周作
         他

    お笑いコンビ“ピース”の又吉直樹が「火花」で第153回芥川賞に輝いたのが2015年。
    その前から書いていたというのがこの「劇場」という恋愛小説で、それを「GO」「世界の中心で愛をさけぶ」「ナラタージュ」などの行定勲が監督したのがこの映画。
    新型コロナウイルスの影響で公開が延期になり、717日からミニシアター系の映画館とAmazon Primeでの配信を同時に行うという珍しいかたちでの公開になった。

    夢を追い、劇団“おろか”を立ち上げ劇作家・演出家として、成功を夢見てもがいている永田(山﨑賢人)。
    ある日街角で、おんなじスニーカーを履いている沙希(松岡茉優)に声をかけ、一緒にお茶を飲む。
    女優になる夢をもって上京し、服飾関係の専門学校に通っている沙希は、なぜか永田のことを放っておけなくなり、やがてお金のない永田は沙希のアパートに転がり込み、二人の生活が始まった。

    前衛的な作風の芝居は、上演ごとに酷評され、ファンも離れていき、一緒に劇団を立ち上げた野原(寛一郎)や劇団員の青山(伊藤沙莉)らとも意見が合わず、劇団は今や解散状態。
    それでも自分の演劇への思いにこだわり、必死に脚本を書き続けている永田に、自分の夢を重ねるように精いっぱい応援し続ける沙希。
    彼が書いた脚本を、沙希が演じて喝采を浴びたこともあった。けれど、もっと違う自分の演劇を追い求めてもがき苦しむ永田は、自尊心や嫉妬に捕らわれ、自意識も過剰で正直になれない。
    自分のことだけで精一杯、あらゆる面での沙希の無垢な献身に、大切にしなければと思いながらも、だからこそ苛立ってしまう永田。

    山﨑賢人は、「まれ」「陸王」などのドラマや、興収57億円を突破した映画「キングダム」などで、今、旬の俳優。
    ヒロインの松岡茉優は、「勝手にふるえてろ」「蜜蜂と遠雷」「万引き家族」などで、素晴らしい演技を見せ、今作でも、屈託のない笑顔がやがてぎこちなくなり、二人の関係に疲弊していく様を細やかに演じてみせる。
    寛一郎、伊藤沙莉の他、ライバル劇団“まだ死んでないよ”の主宰者役の井口理、団員役の浅香航大など、周りを囲む若手の俳優陣も、それぞれはまり役で印象深い。

    演劇人の主人公たちなので、“劇場”が大きなポイントになるわけで、この映画がシネコンではなく、小劇場の雰囲気を色濃く残すミニシアター系の映画館で公開されるというのも、意味があるような気がする。
    配信で、自宅で好きな時に観ることが出来るというのも、最近のライフスタイルにはあっているのかもしれないが、
    印象的なラストシーン、観終わって映画とシンクロするかのようなミニシアターの座席に座っていることに気づけば、より趣の深い幕切れになるのではないかと思うので、これは是非、劇場で観てほしい映画だ。

    ★おたか★

  • 2020年7月22日(水) 16時36分 OPトーク&プレゼント

    7月22日*知性の玉手箱:城崎温泉観光協会 会長 高宮浩之さん

    ダチョウ!ダチョウ!ダチョウ!

    *オープニングクイズ
    1946年、兵庫県宝塚市で第一回大会が開催された、今もなお続く大会ってなぁ~んだ?

    毎週冒頭で出題される、兵庫県にまつわるオープニングクイズの答えを送ってくださった方の中から
    お1人の方に神戸ハーバーランドから出航するクルーズ船「神戸船の旅 コンチェルト」の
    ペアチケットをプレゼントします! (当選者の発表は来週です)⇒メールフォーム

    *知性の玉手箱
    ゲストは、城崎温泉観光協会 会長 高宮浩之さん

    5月末までは休業していた山本屋。
    6月1日から予約を再開しています!(一部は休館)

    外湯巡りをしたいけど、混んでいるのが気になる…という方には、
    外湯の最新情報が確認できるアプリがあるそうです!

    8月17日からは花火も予定しているとか…♪

    その他にも、開湯1300年の記念メニューやお酒などはもちろん素晴らしい温泉をぜひ楽しんでください!

    詳しくは⇒ホームページ

    是非タイムフリーでお楽しみください。

    *ばんばんの歯医者さんに聞いてみました
    尼崎市の永井歯科 歯科医師の永井康照先生に、
    ちゃんと噛める歯になるために大切なことや、
    まだ日本ではあまり知られていない“こんな治療があったんだ!”という治療の紹介。
    気になる治療費のことまでお聴きするコーナーです。

    7月17日の金曜日は、記念すべき1日になりました。
    繁昌亭昼席の日替わり公演に出させていただきました。
    待望の再開の舞台です。
    たとえ、観客数は半分以下に減らされ
    市松模様の形でもです。
    つまり、観客それぞれ前後左右には人がいない状態。
    しかし、客席数が半分以下となっても
    客席から芸人に伝わってくるものは、本当にありがたい。
    芸は演者とお客さんがお互いの乗りで相乗効果が生まれて笑いにつながる
    感謝の気持ちを新たにしました。
    落語家は噺で語る人生を
    よし!コロナが寄席を変えるなら私も変わってやろう。

    露の吉次

  • 2020年7月15日(水) 17時29分 おたかのシネマDEトーク

    7月15日*おたかのシネマでトーク「MOTHER マザー」

    *おたかのシネマでトーク

    今日は「 MOTHER マザー 」をご紹介しました。

    監督:大森立嗣

    キャスト:長澤まさみ
         奥平太兼
         夏帆
         皆川猿時
         仲野太賀
         他

    本当に、後味の悪い映画。
    しかも2014年、埼玉県で実際に起きたショッキングな事件がベースになっているというから、本当にやるせなくて辛い。

    シングルマザーの秋子(長澤まさみ)は、男たちと行きずりの関係を持ち、お金が無くなれば息子周平(幼少期:郡司翔)を連れて実家に無心に行き、お金を手にするとパチンコに・・・というその日暮らしに明け暮れていた。
    でもある日、度々の無心に業を煮やした母雅子(木野花)はお金を渡さず、追い返す。
    ゲームセンターでふてくされているとダンスゲームでやけにはしゃいでいる一人の男と出会う。
    その、ホストの遼(阿部サダヲ)と一緒に生活するようになってからも、相変わらずの毎日で、周平のことはほったらかしで、遊びまわる日々。その日常は、妹冬華(浅田芭路)が生まれて、周平(少年期:奥平大兼)が17歳になっても、変わらなかった。

    いわゆる毒親と虐待されている息子という構図なのだけれど、時には舐めるように息子を可愛がったり(実際、動物のように、息子の膝の傷を舐める!)、息子も母親のことが大好きだったりと、共依存の関係にある秋子と周平は、お互い離れられない存在だった。

    簡易宿泊所を紹介してくれたり、なにかと面倒を見てくれる児童相談所の職員亜矢(夏帆)から本をもらったり、勉強することの楽しさを教えてもらったりして、周平が学校に行きたいと言った時も秋子は許さず、遼の借金取りから逃げるために、又、夜逃げして亜矢の前からも姿を消してしまった親子。
    あとは、悲劇に向かってまっしぐらに突き進むしかなかった・・・。
    孫が祖父母を殺して金品を奪うという凄惨な事件、母親は、どうかかわっていたのか・・・?
    母親役の長澤まさみが、役に全く感情移入できなかったというのも納得のこの映画。

    企画プロデュースをしたのは、あの「愛しのアイリーン」や「新聞記者」などの、社会のひずみを抉り出す作品を世に送り出している“スターサンズ”という会社の河村光庸と佐藤順子のコンビで、脚本を書き監督をしたのが大森立嗣。
    「さよなら渓谷」「光」「日日是好日」、そして2019年の「タロウのバカ」という映画では、荒々しい衝動を抱えた少年たちの明日なき彷徨を描いた作品中に、シングルマザーの育児放棄や学校に行けない子供たちを登場させていた。
    「タロウのバカ」の主演のYOSHIと同じ2003年生まれの新人、奥平大兼を今回オーディションで抜擢したこともあり、あの時、あの映画で衝撃を受け、割り切れないものを感じたのと似た感覚を、今作でも覚えてしまう。
    しかもあの映画から1年もたたず、再び善悪や道徳を超えたところにある人間のコミュニケーションを描き出した大森監督のエネルギーは、すごいと思う。
    しんどいし、後味の悪さはあるけど、これは今、観るべき作品なのかもしれません!

    ★おたか★