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ばんばひろふみ!ラジオ・DE・しょー!

番組内容

おバカなコーナー盛りだくさん!
ラジオの天才!バンバンが繰り広げるショータイムです!

  • 2020年2月19日(水) 13時30分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク 『1917 命をかけた伝令』 (2020.2.19 水)

    おたかのシネマでトーク

    今日は「1917 命をかけた伝令」をご紹介しました。

    監督 サム・メンデス

    出演 ジョージ・マッケイ、ディーン=チャールズ・チャップマン、マーク・ストロング、アンドリュー・スコット、リチャード・マッデン、クレア・デバーク、コリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチ

     

    ★おたか★

  • 2020年2月12日(水) 13時30分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク 『パラサイト 半地下の家族』 (2020.2.12 水)

    おたかのシネマでトーク

    今日は「パラサイト 半地下の家族」をご紹介しました。

    監督 ポン・ジュノ

    出演 ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム

     

    アメリカ、ハリウッドのドルビーシアターで29日に行われた第92回のアカデミー賞の受賞式。
    今年は、本当にビックリの結果!
    作品賞・監督賞・脚本賞・今年から名前が変わった国際長編映画賞(元の外国語映画賞)を、韓国のポン・ジュノ監督の、韓国語の映画「パラサイト 半地下の家族」が受賞したから・・・。
    英語以外の言語の映画が作品賞を受賞するのも、作品賞と外国語映画賞の同時受賞も初めて。
    カンヌ国際映画祭で、最高の賞“パルムドール賞”を受賞した作品がアカデミー賞にも輝いたのは、これが3本目で、1945年のビリー・ワイルダー監督の「失われた週末」、そして、1955年のデルバート・マン監督の「マーティ」以来64年ぶりという、すごい快挙。
    前評判は高かったけど、作品賞は無理じゃないかとの、大方の予想を裏切り、この作品が4冠に輝いたことで、いろんな意味で、時代が変わったことを感じさせてくれた今年のアカデミー賞だった。

    計画性も仕事もない、でも楽天的な父キム・ギテク(ソン・ガンホ)。
    元ハンマー投げの選手だった母チュンスク(チャン・ヘジン)。
    大学受験に落ち続けている息子ギウ(チェ・ウシク)。
    美大を目指しているが、予備校に行くお金もない娘ギジョン(パク・ソダム)。

    全員が無職でお金もない一家4人は、ピザの箱を組み立てる内職をしながら、半地下の家で暮している。
    実際、半地下の家は韓国に多いらしく、37万世帯、全世帯の約2%が、家賃の安い半地下で暮しているとのデータもある。
    湿気が多く、下水管との関係で、部屋の一番高いところにトイレがあるなど、お世辞にも良い住環境とは言いづらい暮らしをしているギテク一家。

    ある日、名門大学に通う友人から、留学する間、代わりに家庭教師をやらないかと持ちかけられたギウは、高台にあるお金持ちのIT企業のパク・ドンイク社長(イ・ソンギュン)と妻のヨンギョ(チョ・ヨジョン)の家に行き、気に入られ娘ダヘの家庭教師の職を得る。
    パク家にはもう一人、小さな男の子ダソンがいて、絵のうまい、けれどどこか変わったその男の子のために、素晴らしい絵の家庭教師がいると言って、妹のギジョンを紹介し、やがて父や母までを含め、2つの家族は接点を持ち、寄生虫的な関係になっていく・・・。

    そして、それからの予想もできないストーリー展開。
    ブラックコメディであり、スリラー、サスペンス、ホラー、スプラッター、そして社会派、家族ドラマ・・・とあらゆる要素を含むエンターテインメント。
    監督のポン・ジュノが、絶対にネタバラシをしないで~と懇願しているのが納得の、本当にアッと驚く映画なのだ。

    ポン・ジュノ監督とソン・ガンホは先日、プロモーションのために13年ぶりに揃って来日したが、2月末ごろ、再び来日するらしい。
    2月初めに日本全国での観客動員100万人突破、興収14億円突破に感謝してということもあるだろうし、なんと、226日から、韓国ではこの作品の“モノクロ版”が公開されるとあって、日本での公開に向けての宣伝?と、又、話題をまいているのだ。

    話題と言えば、映画に出てくる“チャパグリ”というB級グルメも美味しそうと評判で、これは韓国で有名なインスタントラーメン“チャパゲティ”とピリ辛ソースの”ノグリ“を混ぜて作るジャージャー麺みたいなものらしく、映画の中では、ここにサイコロステーキみたいなのを焼いて乗せていて、とても美味しそう!
    で、これが今、すごい人気で、日本でも韓国の食材を扱っているお店で手に入るものの、今や売り切れのお店も多いんだとか。

    そしてこの作品、注目してほしいのは、映画では一番伝えにくい“におい”が大きなポイントになっていること。
    “におい”は記憶に残りやすい。何故なら、五感の中で嗅覚だけが脳の海馬に直接情報を送り込む、記憶に残りやすい情報だから。

    この映画が、すご~く記憶に残るのは、そのせい???

    ★おたか★

  • 2020年2月5日(水) 14時00分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク 『男と女 人生最良の日々』 (2020.2.5 水)

    おたかのシネマでトーク

    今日は「男と女 人生最良の日々」をご紹介しました。

    監督 クロード・ルルーシュ

    出演 アヌーク・エーメ、ジャン=ルイ・トランティニャン、スアド・アミドゥ、アントワーヌ・シレ

     

    まるで、奇跡のような映画。

    1966年の「男と女」を撮ったスタッフ・キャストが全員生きていて(フランシス・レイは、これが遺作で、2018年に亡くなってしまいましたが)、しかも全員が現役で仕事をしていて、主役の二人のみならず、1966年の映画で子役を務めていた2人が、大人になって(しかも、60歳前の)息子と娘役で出演しているというスゴイ作品。

    1966年、カンヌ国際映画祭で、最高の“パルムドール賞”に輝き、アカデミー賞では“外国語映画賞”に選ばれた、クロード・ルルーシュ監督の出世作「男と女」。
    当時お金がなかったので、室内はモノクロ、屋外のシーンは、カラーで撮ったということらしいが、その映像が何とも斬新で、そこに流れるのが、フランシス・レイが手がけた、あの名曲。
    エディット・ピアフや、イブ・モンタンの伴奏や作曲をしていたF・レイは、これが初めての映画音楽で、その後「パリのめぐり逢い」「白い恋人たち」など35本もの映画でクロード・ルルーシュ監督とタッグを組み、ほかの監督との仕事も増え、1970年にはアーサー・ヒラー監督の「ある愛の詩」で、アカデミー作曲賞に輝いた。
    今回は“The Best Years of a Life” ”My Love”の2曲を作り、これが遺作となった。

    監督のクロード・ルルーシュは最初、世に出した6本の映画がこけ、これが当たらなければもうやめようと、自分の作りたいように作ったという恋物語が1966年の「男と女」。26歳の時だった。
    スタイリッシュな映像と、少ないけれど詩的で知的な台詞、そして恋する2人の気持ちを何より雄弁に語ったフランシス・レイのあの音楽!

    そしてこれは、その「男と女」の半世紀後のお話。
    今は、とある施設で余生を過ごすジャン・ルイ(ジャン=ルイ・トランティニアン)。
    かつては、一世を風靡した凄腕のレーシング・ドライバーだった。
    ところが、徐々に過去の記憶があやふやになっていき、認知症を心配する息子のアントワーヌ(アントワーヌ・シレ)は、父親が失われゆく記憶の中でもずっと語り続ける最愛の女性アンヌ(アヌーク・・エーメ)を探し出し、会ってもらうことで何かが変わるかも・・・と、やっと居場所を突き止め、アンヌの経営する小さな店を訪ねて来る。

    かつて、激しく愛し合い、そして気まずく別れた過去を乗り越え、ジャン・ルイを訪ねるアンヌ・・・。
    もはや、彼女が誰だかわからない、でもかつて愛した女性に似ていると、ジャン・ルイはアンヌに、最愛の人への思いを打ち明け、写真を見せて懐かしそうに話し続ける。
    改めて、こんなにも愛されていたのかと、感動すら覚えるアンヌ。
    あの時、まだ小さな子供だったあの頃、同じ寄宿学校にいたアンヌの娘フランソワーズ(スアド・アミドゥ)と、ジャン・ルイの息子アントワーヌにとっても、何故か心のざわつく再会となった日から、再び彼らの時間は交差し、動き出すのだ。

    1作目の名シーンを織り交ぜながら、新たなラブストーリーを紡ぎだす、名匠クロード・ルルーシュ監督。
    あの二人が年を重ねて再び同じ人物を演じ、60歳目前の、その子供たちを演じているのも同じ、かつての子役だった彼ら・・・。

    もうすぐ88歳というのに相変わらず、エレガントで美しいアヌーク・エーメ。
    90歳近いのに、まだまだチャーミングでセクシーなジャン=ルイ・トランティニアン。
    ジャン・ルイの娘役で、2015年の「007 スペクター」で、51歳でボンドガールを務めて話題になったモニカ・ベルッチも相変わらずの妖艶さで登場。

    2週間という異例の短さで撮影されたという、ルルーシュ監督の49本目の作品。
    そこに流れるのは濃密な時間、50年という現実の歳月。
    素晴らしい作品、正に、奇跡の1本です!

    ★おたか★

  • 2020年1月29日(水) 14時00分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク 『キャッツ』 (2020.1.29 水)

    おたかのシネマでトーク

    今日は「キャッツ」をご紹介しました。

    監督 トム・フーパー

    出演 ジェームズ・コーデン、ジュディ・デンチ、ジェイソン・デルーロ、イドリス・エルバ、ジェニファー・ハドソン、イアン・マッケラン、テイラー・スウィフト、レベル・ウィルソン、フランチェスカ・ヘイワード

     

    ノーベル文学賞の受賞者のT・S・エリオットが1939年に発表した子供向けの「キャッツ ポッサムおじさんの猫とつきあう法」という詩集から生まれた、アンドリュー・ロイド・ウェーバーが作曲したミュージカル。

    ロンドンの片隅のゴミ捨て場に住むネコ。自由なノラ猫“ジェリクルキャッツ”達の抗争と、選ばれた1匹のネコが天上に上って生まれかわるというファンタジー。

    アメリカのブロードウェイとロンドンのウエストエンドで、長らくロングラン公演の記録を誇っていたが、20061月に、同じアンドリュー・ロイド・ウェーバー作曲による「オペラ座の怪人」に、トップの座を奪われてしまった。

    日本では劇団四季によって、1983年東京新宿のキャッツシアターで初演され、19853月には西梅田のコンテナヤード跡地のキャッツシアターで幕を開け大ヒット、その年、阪神タイガースが優勝して日本一になったことから、街にトラとネコの応援団が繰り出して、大いに盛り上がった年になった。

    国内のミュージカル作品としては、最多上演記録を持ち、2010年には、ブロードウェイの記録も抜いた。という訳で、日本人にはおなじみのこのミュージカルが、あの「レ・ミゼラブル」で、ミュージカルの新しい境地を開いたトム・フーパー監督のもと、実写版の映画になった。

    一部では、気持ちが悪いとか、ネコなのに顔が人間っぽいのが違和感があるとか酷評もあり、商業的にも失敗作になりそうなのが残念だが、“デジタル・ファー・テクノロジー”と呼ばれるネコの毛を生やす技術のVFXを使い、人の肌に毛皮を合成するというような技を駆使し、しかも違和感のないように何度もやり直しをしながら、独特の表情豊かなネコたちを作り上げたらしい。

    映画版の主役は捨てられた白猫のヴィクトリア。演じているのは、英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルのフランチェスカ・ヘイワード。素晴らしいそのダンスは、正に圧巻!
    他にも有名なナンバー“メモリー”を歌う娼婦ネコのグリザベラ(ジェニファー・ハドソン)、長老ネコのオールド・デュトロノミー(ジュディ・デンチ)、マンカストラップ(ロバート・フェアチャイルド)、バストファー・ジョーンズ(ジェームズ・コーデン)、ラム・タム・タガー(ジェイソン・デルーロ)、そしてボンバルリーナ(テイラー・スウィフト)などなど、有名なキャストが集合し、ネコたちのスケールに合わせて、3倍ぐらいの大きさに作った椅子やドアなどの装置をバックに、歌い踊る。

    テイラー・スウィフトが作詞し、アンドリュー・ロイド・ウェーバーが作曲をした映画のための新曲“ビューティフル・ゴースト”を、劇中ではフランチェスカ・ヘイワードが歌い、エンドロールでは、テイラー・スウィフトが歌うのは、聴きもの!

    どうも、舞台版のあのグラムロック風のいで立ちのネコたちになじんでいるせいか、逆にリアルすぎるのがどこまでいっても、違和感の拭えなかった映画版。
    貴方は、どう観る???

    ★おたか★

  • 2020年1月22日(水) 13時00分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク 『フォードvsフェラーリ』 (2020.1.22 水)

    おたかのシネマでトーク

    今日は「フォードvsフェラーリ」をご紹介しました。

    監督 ジェームズ・マンゴールド

    出演 マット・デイモン、クリスチャン・ベール、ジョン・バーンサル、トレイシー・レッツ、ジョシュ・ルーカス、カトリーナ・バルフ、ノア・ジュプ

     

    巨大な工場、長いラインから生み出される大衆車フォード。
    スピードと性能にこだわり、レース経験豊富で優れた開発力を誇るフェラーリ。
    フォードは、自らのブランドイメージを上げ、又、その技術力を手に入れるため、モータースポーツへの過剰投資によって苦しい経営状況に追い込まれていたフェラーリを買収しようとした。
    ところが、イタリアでの交渉の土壇場でフェラーリのオーナー、エンツォ・フェラーリにコケにされたことを聞いたフォード社の社長ヘンリー・フォード2世は激怒し、ル・マンのレースでの打倒フェラーリを掲げ、多額の資金をつぎ込みマシンを開発してレースの世界に参戦することを決めた。

    この映画は、1960年代半ば、フォードからこの途方もない仕事を請け負い、1966年のル・マン24時間レースでその偉業を成し遂げた2人の男の実話。

    レーサーとして1959年のル・マンを制し、その後心臓病で引退、理想のスポーツカーを作るべく会社を立ち上げ、経営者兼カーデザイナーとなった、キャロル・シェルビー(マット・デイモン)。
    シェルビーが相棒に選んだのは、第2次世界大戦後アメリカに移住し、自動車修理工場を営みレースに参戦する日々を送りながら、税金の滞納で工場を差し押さえられ生活が行き詰ってしまった凄腕のイギリス人ドライバー、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)。
    妻モリー(カトリーナ・バルフ)と息子ピーター(ノア・ジュブ)にも応援され“わずか90日で王者フェラーリを負かすマシンを作る”というとてつもなく無謀なプロジェクトに参加することを決める。
    しかし、24時間走り続けることが可能なマシンを作るには時間が足りないという技術的な問題に加え、様々な部署からの横やりが入る会社の体制など、彼らの前に立ちはだかる様々な壁。
    人生のすべてをかけ、時には命がけで車作りに邁進する彼らの苦闘ぶりは、まるで、不可能を可能にした男たちの挑戦を描いたTVのドキュメント”プロジェクトX“を観ているようで、あの中島みゆきの”地上の星“が頭の中に鳴り響きそう。

    世界3大レースといえば、F1の“モナコグランプリ”、アメリカの“インディ500”、そしてフランスの“ル・マン24時間耐久レース”。
    ル・マンを題材にした映画といえば、1971年の、スティーブ・マックイーンの「栄光のル・マン」が思い出されるが、ポルシェ対フェラーリのデッドヒートで、ポルシェに乗るS・マックイーンは、メチャ格好よかった!
    本物の1970年のレースの映像をふんだんに使った迫力ある作品だったのに、本国では大コケ。
    でも日本では大ヒットし、1973年から日本もル・マンに参戦するきっかけになった映画だった。

    一方この「フォードVSフェラーリ」は、サーキットを完璧に再現し、まるで観客がそのレースマシーンに乗っているかの如く、リアルな臨場感を素晴らしいカメラワークで捉え、1966年のル・マンのレースを実際に完走したドライバーを父に持つプロのレーサーたちがスタントドライバーとして参加しているというリアルさ。
    そして、彼らも絶賛したクリスチャン・ベイルのレーサーぶり。
    アメリカやヨーロッパでは大ヒットし、評判もすこぶるいいのに、日本ではちょっと苦戦中なのは、「栄光のル・マン」とまるで逆。

    アカデミー賞の作品賞にノミネートされていることからも、そのクォリティの高さは、分かろうというもの。
    監督は「17歳のカルテ」「310分、決断のとき」などのジェームズ・マンゴールド。
    153分と、ちょっと長いけど、是非大きな劇場のスクリーンで観てほしい作品!

    ★おたか★