CRKラジオ関西

  • radiko.jp いますぐラジオ関西を聴く
  • radiko.jp タイムフリーでラジオ関西を聴く

ばんばひろふみ!ラジオ・DE・しょー!

番組内容

おバカなコーナー盛りだくさん!
ラジオの天才!バンバンが繰り広げるショータイムです!

  • 2019年11月6日(水) 13時30分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク『ターミネーター ニュー・フェイト 』(2019.11.6 水)

    おたかのシネマでトーク

    今日は「ターミネーター ニュー・フェイト」をご紹介しました。

    監督 ティム・ミラー

    出演 リンダ・ハミルトン、アーノルド・シュワルツェネッガー、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボニータ

     

     

    1984年の「ターミネーター」、1991年「ターミネーター2」、その後、3本の映画と1本のTVシリーズが作られたが、それらはおいといてこの「ターミネーター ニュー・フェイト」が「ターミネーター2」の正当な続編というのが、ジェームズ・キャメロンの考え。

    彼が監督した12作目は大ヒットしたが、その後権利が彼の手を離れてしまい、今年やっと彼の元へ権利が戻り製作復帰して、今回26年ぶりにサラ・コナーとT-800が揃ってスクリーンに帰ってきたという訳。
    この新作の公開を前に「ターミネーター2」が3Dに生まれ変わって公開されたのも話題の一つ。
    35mmのオリジナル映像を4Kのデジタルデータにし、それを3Dにするという1年にも及ぶ大変な作業を経て見事3D作品に生まれ変わったのが「ターミネーター2 / 3D」。
    「アバター」の大ヒットで、3Dの神様みたいにいわれているジェームズ・キャメロンの面目躍如といったところだが、なぜかこの最新作は2Dデジタル。IMAXで観たので、迫力満点でよかったのだけれど、3Dで撮らなかったのは、何故なんだろうか?それは、監督がキャメロンではなくティム・ミラーだったから、ミラー監督のこの映画にかける思い、どこを、何を観てほしいかというところでの選択になったのではないのかと思うのだけれど・・・。

    キャメロン自身が選んだティム・ミラー監督はマーベルコミックのキャラクターのデッドプールが主人公の、なんとX-MENシリーズ初のR指定のスーパーヒーローコメディ「デッドプール」で劇場長編デビューした人。
    今や、映画の伝説となった”ターミネーターシリーズ”の正当後継作品を見事に演出し、より増幅されたスペクタクル感と独自のアクション感覚をもって楽しませてくれた。

    そして、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)とT800(アーノルド・シュワルツェネッガー)の出ない「ターミネーター」なんてターミネーター映画じゃない!と思い続けてきた最初からのファンにとっては待望の作品!

    人類存亡のカギを握る女性、自動車工場で働くダニー・ラモス(ナタリア・レイエス)を亡き者にしようと未来から送り込まれてきたのが最新型のターミネーターの“REV-9”(ガブリエル・ルナ)。
    触れた相手に変身することができ、肉体を2つに分離することも可能。皮膚は液体金属で、骨格は金属炭素系・・・という「T2」に登場した”T1000“の進化型のようなすごいターミネーター。

    そしてダニーを守ろうとやってきたのが、人間でありながら身体を強化改造された女性兵士スーパーソルジャーのグレース(マッケンジー・デイヴィス)。
    あわやという局面で、颯爽と登場してダニーとグレースを助けたのが、サラ!
    そしてなんと、あのT-800が強力な助っ人に・・・???

    キャメロン作品らしい“力強い女性の活躍”“家族の絆”“自己犠牲”などしっかり描きこまれたドラマに、現代社会の抱える問題まで織り込まれて、ダイナミックなアクションだけではない、奥深い感動を生み出す作品になっている。

    人類に明日はあるのか・・・? 
    是非劇場に“I’ll Be Back!”して、見届けてほしい!!

    ★おたか★

  • 2019年10月30日(水) 14時04分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク『ジェミニマン』(2019.10.30 水)

    おたかのシネマでトーク

    今日は「ジェミニマン」をご紹介しました。

    監督 アン・リー

    出演 ウィル・スミス、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、クライヴ・オーウェン、ベネディクト・ウォン

     

    今年の第32回東京国際映画祭のコンペティション部門の審査委員長は、チャン・ツィイー。
    彼女の出演作のうち、2000年の「グリーン・デスティニー」は、好きな作品の一つ。その監督はアン・リー。この映画でアカデミー賞の外国語映画賞など4部門で受賞し、ハリウッドで注目を浴び、2003年に「ハルク」でハリウッドデビュー。
    2005年「ブロークバック・マウンテイン」、2012年「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」で、2度アカデミー監督賞に輝き、名匠の仲間入りを果たした監督さん。

    マーベル作品の「ハルク」を撮った時に、新しいデジタル技術に大いなる可能性を見出し、今回の「ジェミニマン」の撮影に当たっては、普通は1秒間24フレームのところを120フレームで撮影するという“3D+in HFR”なるシステムを導入していて、今までにない没入感、圧倒的な臨場感で迫ってくる映像でのバイクアクションなど、全く新しいシネマ体験といってもいい。

    凄腕スナイパーのヘンリー(ウィル・スミス)は、政府に頼まれたミッション遂行中に、最強の敵に襲われる。51歳、そろそろ引退も考える彼の前に現れた敵はなんと、自分と瓜二つの23歳のヘンリー。
    クローン技術で生み出された若い頃の自分と戦う羽目になるヘンリー。
    誰が何のためにクローンを生み出し、何をしようとしているのか?謎の組織”ジェミニ“とは?
    ヘンリーの監視役として送り込まれていたアメリカ国防情報局のダニー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)も、暗殺者の正体を知りヘンリーと共に“ジェミニ”の陰謀に立ち向かう決意をし、2人は追われる身となる・・・。

    ここまでやるかのアクションシーン。しかもバイクに乗った生身同士のとか、素手で殴り合うとか、身体能力がなければ到底こなせない、いくら最新の技術を駆使したとしてもフォローしきれないような動きには、本当にビックリ!
    しかもそれが、ウィル・スミスVSウィル・スミスだし・・・?!

    “バイクでカンフー=バイフー”なる新アクション、コロンビアのカルタヘナという街で撮影されたそうだが、映画史に残るチェイスシーンになったことは間違いないと思うド迫力!
    是非、体験してみてください!ビビるよ~きっと・・・!!

    ★おたか★

  • 2019年10月23日(水) 14時00分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク『ジョーカー』(2019.10.23 水)

    おたかのシネマでトーク

    今日は「ジョーカー」をご紹介しました。

    監督 トッド・フィリップス 

    出演 ホアキン・フェニックスロバート・デ・ニーロザジー・ビーツフランセス・コンロイ

     

    この映画、賛否両論というか・・・。
    DCコミックファンにとっては、ジョーカーはバットマンシリーズの最強のヴィラン(悪役)。
    そのジョーカーがどんなふうに誕生したかを描くこの映画、貧しい道化師アーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)が、あのスーパーヴィラン“ジョーカー”になるとは思えない、スケールが違う、やわすぎる・・・と、どうも納得できないというDCコミックファンの一派。

    一方、哀しい切ない生い立ちと不幸な巡りあわせから、思ってもいない方向に展開していく人生。
    誰とでもいいから人と心を通わせたいと願いながら、決して理解されることなく、虚実の間をさまよう一人の孤独な男アーサー・フレックが、笑い、狂気、恐怖と向き合いつつ、ヴィランになってゆく生きざまを描いたところに共感し、支持する人も多い。

    ジョーカーの歴史をひも解くと、1940年の4話の短編を集めたコミックの中の2話に登場したのが最初らしい。
    1966年から始まったTVの「バットマン」にも登場し、1966年には映画デビュー。でもそれはその他大勢の悪役連合の一人というような位置づけだった。
    映画で注目を集めたのは、1989年のティム・バートン監督の「バットマン」で、ジャック・ニコルソンが演じてから。
    2008年のクリストファー・ノーラン監督の「ダーク・ナイト」では、ヒース・レジャーがジョーカーを演じ、鮮烈な印象を残した。

    今回の監督は、トッド・フィリップス。あの2009年から13年にかけての「ハング・オーバー」シリーズでおなじみの監督で、その後、このシリーズで主演したブラッドリー・クーパーと製作会社を立ち上げ、クーパーが監督・主演の「アリー/スター誕生」では製作に名を連ね、今作ではクーパーが製作を担当している。

    アメリカン・ニューシネマの頃の人物描写中心の映画、マーティン・スコセッシ監督の「タクシー・ドライバー」や「キング・オブ・コメディ」、シドニー・ルメット監督の「セルピコ」や、ミロス・フォアマン監督の「カッコーの巣の上で」などに影響を受け、人物中心の作品を作りたかったというトッド・フィリップス監督。

    ある意味コミックスは我々にとってのシェイクスピアだから「ハムレット」や「マクベス」にいろんなタイプの作品が作られてきているのと同じように、これまで作られてきたものとは違う“ジョーカー映画”があってもいいんじゃないかという思いでこの映画を作ったという監督と、“ジョーカーの大きな魅力は、彼を定義づけるのがすごく難しいところ”というホアキン・フェニックスの素晴らしい演技で、本当に見どころの多い作品に仕上がっている。
    「キング・オブ・コメディ」では名司会者に憧れ誘拐するというコメディアン志望の男を演じたロバート・デ・ニーロが、アーサーと母親がいつも見ているTVの“マレー・フランクリン・ショー“の有名司会者フランクリン役で出演しているのも話題の一つ。

    全世界で、経済的不公平を感じている人たちは沢山いる。共感や思いやりや気遣いが欠如している世界について考えてほしいという、現代につながる政治的なメッセージも含んだこの作品、今年の第76回ヴェネツィア国際映画祭で、最優秀作品賞にあたる金獅子賞を受賞している。

    ★おたか★

  • 2019年10月16日(水) 14時00分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク『マレフィセント2』(2019.10.16 水)

    おたかのシネマでトーク

    今日は「マレフィセント2」をご紹介しました。

    監督 ヨアヒム・ローニング

    出演 アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング、ミシェル・ファイファー、ハリス・ディキンソン、サム・ライリー、MIYAVI

     

    ディズニーアニメの「眠れる森の美女」が公開されたのは1959年。
    6年の歳月をかけ70㎜スーパーテク二ラマ方式で華々しくスクリーンに登場したオーロラ姫の物語は、本当に素敵だった。
    愛する王子様のキスで目覚めるなんていうのは、まだほんの子供だった私にとって、夢のようなストーリー。
    塗り絵やノートなど、いっぱい買ってもらって、大切にしていたのを覚えている。

    ただ、オーロラ姫に呪いをかけるカラスを連れた邪悪な魔女の存在は、本当に怖かった。
    ディズニーのスーパーアニメーター、あのシンデレラやティンカーベルの生みの親のマーク・ディヴィスが創り出したこのヴィラン、マレフィセントは本当に恐ろしく、大嫌いな存在だった。

    でも、5年前、実写版の「マレフィセント」で、マレフィセントの本当の姿は別にあるということを知った。
    そしてその続編のこの「マレフィセント2」では、もっと深くマレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)とオーロラ姫(エル・ファニング)との関係と、マレフィセントが背負う数奇な運命を知ることになる。

    永遠の眠りから覚め、妖精の国ムーア国の女王として、沢山の妖精たちと楽しく暮らしているオーロラ姫は、ある日森で隣国の人間の国アルステッド国のフィリップ王子(ハリス・ディキンソン)からプロポーズされ、受け入れる。
    でも、まだ人間不信をぬぐえないマレフィセントは、素直に喜べないでいた。
    それでも娘のように愛おしんでいるオーロラ姫の幸せのため、アルステッド国王夫妻に招かれ、城を訪ねることになる。
    イングリス王妃(ミッシェル・ファイファー)は、オーロラ姫と息子の結婚を歓迎するように振舞っているが、その裏によからぬ気配を感じるマレフィセント。
    昔、恐怖の体験をしたことから、妖精たちを目の敵にし、特にマレフィセントのことを毛嫌いしている王妃。
    案の定、彼女の挑発に怒りモードになったマレフィセントの目の前で、国王が突然倒れる。
    国王に呪いをかけたとの濡れ衣を着せられ、傷つきオーロラ姫にも拒絶され、マレフィセントは姿を消した。
    そして、マレフィセントが不在のまま、結婚式は執り行われることに・・・。
    多くの妖精たちが招かれ、教会に集うなか、何かおかしい不穏な気配。そこでは、恐るべき陰謀が動き出していたのだ。
    同じ翼をもつ仲間に助けられ傷をいやし、自分たち種族に与えられた使命を再認識したマレフィセントは、オーロラ姫と妖精の国の危機にどう立ち向かうのか・・・?!

    監督は「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」などのヨアヒム・ローニング。幻想的でスペクタクルなアクションと、衣装やプロダクションデザインにもこだわり、VFXもいっぱい使って独特な世界観を描き出している。

    人を愛するとは、どういうこと?
    家族って何?血の繋がりって?
    自分と違うモノに対しては、その違いを認め合ったうえで、受け入れる寛容さを持たなくてはいけないのでは?

    お伽噺なのに、自分の生き方をも考えてしまう、結構深い映画でした!

    ★おたか★