ーーーおたかのシネマでトーク
今日は「モスラ対ゴジラ」をご紹介しました。
監督 本多猪四郎
特技監督 円谷英二
出演 宝田明 星由里子 小泉博 藤木悠 田島義文 佐原健二 沢村いき雄 藤田進 田崎潤
このところ、有名人の訃報が相次ぎ、寂しい限り。
西城秀樹さん、星由里子さん、朝丘雪路さん・・・・・。
5月16日に74歳で亡くなった星由里子さん。
加山雄三さんとの若大将シリーズでのヒロイン澄子は、若き日の当たり役。加えて、怪獣映画にも出演し、1964年に「モスラ対ゴジラ」「三大怪獣 地球最大の決戦」に立て続けに出演したことから子供たちにもファン層が拡大した。
1961年に公開された「モスラ」の続編で、ゴジラ映画の4作目となる「モスラ対ゴジラ」は1964年のゴールデンウイークに公開され、最終的には720万人の観客を動員し、第一次怪獣ブームの到来となった。
巨大台風で静之浦の海岸に漂着した巨大卵。その卵の調査をする新聞記者の酒井(宝田明)と助手の純子(星由里子)と三浦博士(小泉博)。その卵を漁師から買い取り、孵化させてレジャーランドを作ろうと計画する開発業者と政界のボス。彼らの前に妖精の小美人(ザ・ピーナッツ)が現れ、それはインファント島に唯一残っていたモスラの卵なので、返して欲しいと頼むが、自分たちさえ商売に利用されそうになり、人間社会に失望した小美人は、島へ帰ってしまう。
そんな時、海底が地割れして、不死身の巨大怪獣ゴジラが出現!
四日市のコンビナート地帯と名古屋市を蹂躙し、暴れまわるゴジラを何とかしなくてはと、三浦博士と酒井と純子の三人は、モスラを頼ってインファント島へ。酒井たちの必死の訴えを聞き入れたモスラは、老いて寿命が近づく中、大きく羽ばたいて静之浦へと飛来する。
放射能を吐くゴジラと、金色の猛毒の鱗粉を振りまくモスラ。
ゴジラの前に敗れ去ったモスラだったが、卵から孵った2匹のモスラの幼虫は毒糸を吐き、ゴジラを絡めっとっていく・・・!
監督は本多猪四郎、特技監督が円谷英二。
実写と特撮をミックスして作られた作品で、円谷監督は当時世界に2台しかなかった4枚のフィルムが合成できるというオプチカルプリンターを買い(なんと当時のお金で4000万円もしたらしい)、ゴジラの着ぐるみもラテックスになり軽量化され演技も可能になり、いろんなクオリティも上がったこともあり、ファンの多い作品となっています!
★おたか★
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