番組内容
山崎整が兵庫県西播磨地域の歴史の魅力をお伝えします。
放送は終了しました。ご愛聴いただき、ありがとうございました。
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2018年9月23日(日) 08時30分
感状山城と置塩城(下)
2018年9月18日(火) 放送 / 2018年9月23日(日) 再放送
姫路市夢前町にある置塩城の3回目です。この城は、海抜370メートルの置塩山にある赤松氏の山城で、赤松一族が「嘉吉の乱」後の逼塞17年を経て、赤松政則が復活させて築城しました。時に1469年でしたが、落日まで5代、約100年間しか持ちませんでした。
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2018年9月16日(日) 08時30分
感状山城と置塩城(中)
2018年9月11日(火) 放送 / 2018年9月16日(日) 再放送
姫路市夢前町にある置塩城の2回目です。西播磨エリアから外れますが、相生市の感状山城跡と上郡町の白旗城跡を合わせた3カ所で1996年に「赤松氏城跡」として「国の史跡」に指定されましたので、触れないわけにはいきません。置塩城は海抜370メートルの置塩山にある赤松氏の山城ですが、赤松一族の長い歴史からすると、「嘉吉の乱」後の逼塞を経て、復活してから落日までの5代、約100年間だけです。
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2018年9月9日(日) 08時30分
感状山城と置塩城(上)
2018年9月4日(火) 放送 / 2018年9月9日(日) 再放送
前回まで3回にわたって、相生市矢野町森にある感状山城についてお話しましたが、まだ大切な情報が残っていましたので、少し「落ち穂拾い」をしておきます。城が戦いへの備えとしての対策が、発掘によって明らかになりました。調査報告書を基に見ていきましょう。
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2018年9月2日(日) 08時30分
感状山城(下)
2018年8月28日(火) 放送 / 2018年9月2日(日) 再放送
相生市矢野町森の感状山城が、上郡町赤松の白旗城とともに後醍醐天皇の建武政権にくみする新田義貞の大軍に耐えた奮戦のおかげで、室町幕府の将軍となった足利尊氏から赤松円心の三男・則祐が、手柄の証しである「感状」をもらったとの故事が基となって城の名前が付けられました。1985年から3年間の発掘調査の結果、感状山城跡に火災の跡がないため、この場所では大きな戦闘が無く、関係する生活用具は、建物の材木などを含め、一括して他の場所へ移したのではないかと推測する専門家もいます。