2020年2月23日(日) 08時30分 香山氏(上) Tweet https://jocr.jp/wp/wp-content/uploads/2020/02/yamajiro200223.mp3 2020年2月18日(火) 放送 / 2020年2月23日(日) 再放送 たつの市新宮町香山にある香山城を築城した香山氏について考察します。香山城は一応、1330年代の建武年間(1334~38)に、赤松円心配下の香山秀清が築城したとした上で、異説として残る、但馬の養父市八鹿町にあった八木城主の八木但馬守重秀の次男・秀信の名を挙げました。しかし、150年ほども時代が異なるなどの矛盾から真実には遠いと思われます。 (さらに…)
2020年2月16日(日) 08時30分 香山城 Tweet https://jocr.jp/wp/wp-content/uploads/2020/02/yamajiro200216.mp3 2020年2月11日(火) 放送 / 2020年2月16日(日) 再放送 たつの市新宮町香山にある香山城です。たつの市最北部に近く、北は宍粟市山崎町、東は姫路市安富町に接しています。そして揖保川の流れがすぐ東にあり、川に沿って但馬への街道が走っていますので、にらみを利かすのには持ってこいの立地です。 (さらに…)
2020年2月9日(日) 08時30分 播磨島津氏 Tweet https://jocr.jp/wp/wp-content/uploads/2020/02/yamajiro200209.mp3 2020年2月4日(火) 放送 / 2020年2月9日(日) 再放送 太子町の立岡山に石蜘蛛城を築いた播磨島津氏について掘り下げます。島津氏は薩摩武士として有名ですが、実は薩摩以外にも根を張っていました。元は、日向・大隅・薩摩の3国にまたがる「島津荘」と呼ばれる大荘園の地頭職に任じられた惟宗(これむね)忠久が後に初代島津氏を名乗ります。時に1186年、源頼朝が守護・地頭を掌握し、鎌倉幕府の体制を整えた頃です。 (さらに…)
2020年2月2日(日) 08時30分 石蜘蛛城 Tweet https://jocr.jp/wp/wp-content/uploads/2020/02/yamajiro200202.mp3 2020年1月28日(火) 放送 / 2020年2月2日(日) 再放送 太子町の立岡山(たつおかやま)にある石蜘蛛(いしぐも)城です。播州平野の西の端に近い太子町のほぼ中央に、こんもりと立つこの山は、周りに遮るものが無いため、海抜100メートル余りに過ぎない割には素晴らしい眺望が開けています。この地に山城が築城される時代より随分昔の話が『播磨国風土記』に記されています。仲哀天皇と神功皇后の息子・応神天皇が山に登り、四方の地を眺めて国見をしたとされる「御立(みたて)の阜(おか)」が、この立岡山だと言います。 (さらに…)