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山崎整の西播磨歴史絵巻

番組内容

山崎整が兵庫県西播磨地域の歴史の魅力をお伝えします。

放送は終了しました。ご愛聴いただき、ありがとうございました。

  • 2020年8月30日(日) 08時30分

    『中国行程記』から⑩室津道・馬場宿

    2020年8月25日(火) 放送 / 2020年8月30日(日) 再放送

    萩藩が残した絵図『中国行程記』を基にしたシリーズの10回目です。たつの市揖保川町の正条宿が栄えたのは、揖保川を越える「渡し場」に加え、港に至る「室津道」への分岐点だった事実も寄与しています。萩藩など西国諸藩は江戸への参勤交代の際、陸路に加え時折、海路も使っていました。楽なのはもちろん海路ですが、風向きや嵐などの天候や気象条件に左右される船は、常に使えるわけではありません。

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  • 2020年8月23日(日) 08時30分

    『中国行程記』から⑨正条の渡し

    2020年8月18日(火) 放送 / 2020年8月23日(日) 再放送

    萩藩が残した絵図『中国行程記』を基にしたシリーズの9回目です。江戸時代には、現代で言う1級河川に当たる大きな川には原則として橋を架けませんでした。土木技術が及ばなかったのに加え、治安維持と防衛上の観点から幕府が認めなかったとも言われます。このため街道の各所で「渡し船」が川の両岸をつないでいました。こうした渡し場は旅人でにぎわい、水かさが増して川止めとなった時に備え、多くは宿場も兼ねていました。

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  • 2020年8月16日(日) 08時30分

    『中国行程記』から⑧大避神社

    2020年8月11日(火) 放送 / 2020年8月16日(日) 再放送

    萩藩が残した絵図『中国行程記』を基にしたシリーズの8回目です。『行程記』は一般の旅人向けのガイドではありませんので、あくまで萩藩の、主として参勤交代の際に便利なように工夫が凝らされています。例えば、赤穂城下は、あっさりと参考程度にしか書かれていないのに対して、坂越港はかなり詳しい情報が盛られていたりします。

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  • 2020年8月9日(日) 08時30分

    『中国行程記』から⑦坂越

    2020年8月4日(火) 放送 / 2020年8月9日(日) 再放送

    萩藩が残した絵図『中国行程記』を基にしたシリーズの7回目です。『行程記』は萩藩の絵図方・有馬喜惣太が綿密な取材を積み重ねた苦心の作なのですが、現代的尺度で見ると、いい加減な所も散見されます。しかし、よく見ると、あくまで萩藩の藩主・毛利氏にとって重要な事柄を詳しく比較的正確に記している一方、重要度の低い情報は「ほんの参考程度」と位置付けているらしいと徐々に気付きます。

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  • 2020年8月2日(日) 08時30分

    『中国行程記』から⑥赤穂城

    2020年7月28日(火) 放送 / 2020年8月2日(日) 再放送

    萩藩が残した絵図『中国行程記』を基にしたシリーズの6回目です。江戸中期、西国街道を東から来て、相生から赤穂城下に至る道は、現在の国道250号に当たる高取峠越えが普通だったようで、『行程記』の作者・有馬喜惣太も、あれこれと聞き付けた話を記しています。

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