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寺谷一紀とい・しょく・じゅう

  • 2019年1月21日(月) 17時35分 医療知ろう!

    阪神淡路大震災と保険医協会

    17日の「医療知ろう!」では、阪神淡路大震災から24年目を迎えて、兵庫県保険医協会が取り組んできた活動について、副理事長の加藤擁一さんにお話を伺いました。

    今年で24年目を迎えた阪神淡路大震災。

    兵庫県保険医協会では、当時から被災者の医療支援に取り組むとともに、復興後も被災者の生活支援などにあたってきました。

    また東日本大震災以降、全国各地で続く自然災害の現場でも、被災者への医療支援のために会員の医師の皆さんたちが医療ボランティアとして支援に向かいました。

    こうした活動を通じて保険医協会として広く訴えたいことに、完全な復興が難しい人たちへの生活支援の必要性です。

    特に高齢者が家などの生活基盤を無くすと、もう一度、一からやり直すというのは非常に困難な状況になります。

    こうした社会的弱者となる方たちへの生活支援を、国のレベルで実施してもらうべく、保険医協会では、様々な働きかけをしています。

    番組でも紹介しましたが、復興住宅の現状についてまとめた本が出版されました。

    住むこと 生きること 追い出すこと
    9人に聞く借上復興住宅

    市川英恵/著
    兵庫県震災復興研究センター/編

    定価 1,296円(本体価格1,200円)

    興味がございましたら、ぜひお近くの書店でお求めください。