28日の「医療知ろう!」では、明石市にあります戸田内科・リハビリテーション科 院長の戸田和夫さんをお迎えして、「認知症の最新事情」についてお話を伺いました。
超高齢化社会が迫る中、社会全体として取り組まなければならない問題が「認知症」の増加です。
認知症は、放置しておくと症状はひどくなる一方で、特に親族など親しい人に対する猜疑心が強くなり、それが介護を行き詰まらせる原因にもなりかねない問題をはらんでいます。
認知症を少しでも改善したり、進行を遅らせるための訓練法として、戸田さんは「数日前に食べたものを思い出す」訓練を提唱します。
これを繰り返すことで、記憶を呼び戻す訓練になり、認知症の振興を抑えるきっかけになるそうです。
また早期に認知症と診断できた場合、お薬の服用によって認知症の進行を抑える方法も、近年出てきているそうです。
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