11月19日の「医療知ろう!」では、兵庫県保険医協会副理事長の川西敏雄さんに、今国会で進められている病院の窓口負担の増加に向けた法改正の問題点についてお話を伺いました。
現在、国会では75歳以上の高齢者で一定以上の所得のある人の窓口負担の割合を現状の一割から二割に増やすという法案が審議されています。
一見すると「高額所得者なんだから負担が増えてもいいのでは?」と思いますが、川西さんは「一度この流れが決まると、今後さらに厳しいことになるかも」と警告します。
かつては一般国民の窓口負担は一割が当たり前でしたが、気が付けば今や三割。
しかも政府は、やたらと「自助・共助」の推進を声高に訴えています。
川西さんは、こうした動きをしっかり見張っていないと、気が付いたら窓口負担の割合がとんでもないことになるかもしれないと訴えます。
兵庫県保険医協会では、署名活動を通じてこうした動きに歯止めをかけようと取り組んでいます。
自分たちの暮らしは、自分たちで守る努力も必要ですね。
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