10日の「医療知ろう!」では、「保険でより良い歯科医療を」兵庫連絡会 世話人で歯科技工士の雨松真希人さんをお迎えして、新しい歯の被せもの「CAD/CAM冠」についてお話を伺いました。
「CAD/CAM冠」とは、保険適用で作ることが出来る白い被せもののことです。
2012年から保険適用の対象となりましたが、まだあまり一般には知られていない治療法というのが現状です。
ハイブリッドセラミックという素材を使って専用の機械で歯の被せものを作るそうで、何十万もするセラミックと違い、平均数万円ほどで治療を受けることが出来るのが特徴です。
デメリットとしては、保険適用の対象となる歯が決まっているため、該当しない歯の治療には使えないという点です。
兵庫県保険医協会と「保険でより良い歯科医療を」兵庫連絡会では、こうした治療がもっと保険適用の対象となって受診しやすい環境を作ることを目的に活動しています。
「保険でより良い歯科医療を」兵庫連絡会では、来月に歯の健康についての勉強会を開催します。
歯科は健康にとって「鉱山のカナリア」
口から見える健康格差とその処方箋
日時:11月10日(日)14時~16時
会場:兵庫県保険医協会 会議室
(神戸市中央区海岸通1丁目2ー31 神戸フコク生命海岸通ビル5F)
講師:相田 潤さん(東北大学大学院 准教授)
入場無料(要事前申し込み:078-393-1809)
※終了後に歯の無料相談会を開催します。
安心の医療を実現するために
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