29日の「医療知ろう!」では、いちむら歯科医院 院長の一村幸代さんに、唾液が持つ免疫力アップの効果についてお話を伺いました。
新型コロナウイルスの脅威が相変わらず続く中、いよいよインフルエンザのシーズンも始まりました。
インフルエンザはともかく、新型コロナウイルスはいまだワクチンがないだけに、個人で出来る対策の中でも免疫力のアップが重要です。
唾液の成分は99%が水分ですが、残り1%の中には100種類以上の健康に大切な成分が入ってます。
例えば、IgA(免疫グロブリンA)という成分は、ウイルスの侵入を防ぐ能力があります。
しかし、唾液の量は40歳以降は徐々に減少していくので意識して増やすことが必要になります。一日一リットル、だいたいコップ4~5杯の水をとるようにする必要があるそうです。
特に寝る前は睡眠中に体が乾燥してしまうので意識して飲んだ方がいいそうですよ。
また高血圧の薬の降圧剤には唾液量を減らす作用があるので、より水分をとらないとダメなんです。
他にも、食事の時によく噛んで食べると唾液の量を増やすことができます。
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