1月21日の「医療知ろう!」では、兵庫県保険医協会 の上田進久さんに「震災アスベストを巡る問題」についてお話を伺いました。
阪神淡路大震災から今年で26年目を迎えましたが、これだけの年月を経て新たに影響が出てきているのが「震災アスベスト」の問題です。
阪神淡路大震災の復興作業では、一日も早い復興を目指してがれきの撤去作業が急ピッチで進みましたが、その時に取り壊された建物のかなりの数に、深刻な肺の病気を引き起こすアスベストが含まれていたことが分かってきました。
そのアスベストを吸引してしまった当時の作業員や住民の中から、アスベストが引き起こす典型的な症状の「中皮腫」を発症する人が増えているそうです。
上田さんは、こうした人たちの被害の実態を調査し、国による救済を求めて様々な運動に取り組んでいるそうです。
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