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山崎整の西播磨歴史絵巻

番組内容

山崎整が兵庫県西播磨地域の歴史の魅力をお伝えします。

放送は終了しました。ご愛聴いただき、ありがとうございました。

  • 2019年7月7日(日) 08時30分

    赤穂城(3)

    2019年7月2日(火) 放送 / 2019年7月7日(日) 再放送

    「赤穂城」の3回目です。3万5000石の赤穂藩は、大姫路藩が解体された後、姫路藩主を務めた池田輝政の五男・政綱が入ってスタートしましたが、弟の輝興が突然乱心しての殺人事件によって、池田家支配はわずか2代30年で終わりました。後を受け1645年、茨城県の笠間藩から着任したのが浅野家初代・長直で、5万3000石に上がった石高の勢いで、壮大な赤穂城を新築しました。浅野家2代目藩主の長友は1671年、義兄・義弟に3000石を分知したため、以後は5万石となりました。

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  • 2019年6月30日(日) 08時30分

    赤穂城(2)

    2019年6月25日(火) 放送 / 2019年6月30日(日) 再放送

    「赤穂城」の2回目です。江戸時代の播磨は当初、外様の池田輝政が藩主を務める52万石の姫路藩が1国を支配していました。加えて、次男・忠継が備前藩、三男・忠雄が淡路藩、弟の長吉が鳥取の各藩主を務めていて、池田一族で、播磨・備前・淡路・因幡の旧4カ国に君臨していました。もちろん中心は姫路城で、一族を合わせた約100万石にふさわしい規模を誇ったわけです。

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  • 2019年6月23日(日) 08時30分

    赤穂城(1)

    2019年6月18日(火) 放送 / 2019年6月23日(日) 再放送

    「赤穂城」の1回目です。赤穂市内の山城については、既に海岸線にある坂越浦城と茶臼山城を取り上げましたが、「忠臣蔵」で知られる赤穂城には触れておりません。理由は、江戸時代に築かれた近世城郭で、何より、千種川河口のデルタ地帯の丘に築かれた、海に臨む「平城」だからです。しかし、超有名な赤穂城を素通りするわけにはいきませんので、6回に分け、赤穂事件を起こした浅野時代だけではなく、その前の池田時代と、浅野家の後、最も長く藩主を務めた森時代にも踏み込んでお話いたします。

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  • 2019年6月16日(日) 08時30分

    赤松一族再び(下)

    2019年6月11日(火) 放送 / 2019年6月16日(日) 再放送

    「赤松一族再び」の3回目です。赤松氏は、村上天皇をルーツとする「村上源氏」とされますが、天皇の孫である源師房から後の代が明確ではありません。それでも数代後と思われる季房(すえふさ)または季則が、今の佐用町山田の地名から山田と名乗り、息子の頼範が同町米田付近にあった宇野荘に移住してからは「宇野氏」に改めました。さらに頼範の息子・則景が佐用荘の地頭として赤松村に居住し、一族の安定感が出てきます。

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  • 2019年6月9日(日) 08時30分

    赤松一族再び(中)

    2019年6月4日(火) 放送 / 2019年6月9日(日) 再放送

    「赤松一族再び」の2回目です。前回は、有名な赤松円心の4代前、高祖父に当たる源則景について、さらに則景の前の3代(あるいは2代)についてお話しました。昨年の当初は、通説として、則景が佐用荘の地頭として赤松村に土着したことで「赤松氏」が始まると話してきたことに対する異説を紹介しました。つまり、播磨にやって来て初めて土着した「赤松系人物」は、則景の祖父(あるいは曽祖父)とされ季房(すえふさ)だったとの異説です。

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