17日の「医療知ろう!」では、兵庫県保険医協会 副理事長で三木市のときわ病院 歯科・口腔外科部長の足立了平さんに、災害時の避難所における誤嚥性肺炎への注意と口腔ケアの必要性についてお話頂きました。
台風19号が各地に大きな被害をもたらしたために避難生活を余儀なくされている人も多いですが、こうした避難生活で注意が必要なのが誤嚥性肺炎。
水の不足を心配するあまりお口のケアを疎かにしたり、満足に食事をとれずに免疫力が下がってくると、飲み込んだつばが誤って気管に入ることで誤嚥性肺炎を引き起こしてしまいます。
特に高齢者は誤嚥性肺炎にかかりやすいので、周囲の人たちも含めて注意が必要です。
足立さんによれば、お口のケアは30㏄程度の水で口をゆすぐだけでも効果があるそうです。
また液体歯みがきで口をゆすげば、かなりの効果が期待できるとのこと。
備蓄や避難グッズに、ぜひ加えてみて下さいね。
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