1月9日の「医療知ろう!」では、尼崎市のゆうこクリニック院長 木村祐子さんに、最近注目されている「栄養療法」についてお話を伺いました。
「栄養療法」とは、分かりやすく言うと、自分の体に現在どんな栄養素が足りていないか検査したうえで、不足した栄養を補充することで病気を未然に防いでいこうという医療です。
海外ではアメリカを中心に50年近い研究が進んでいるそうで、日本でも少しずつ広まってきているそうです。
たとえば「最近疲れやすい」と感じる場合、普段の血液検査でなかなか検査しない血中の鉄分の量なども調べてみると、鉄分不足になっていることが分かったりするそうです。
こうした状況を「隠れ貧血」といって「原因不明」の疲労感をはじめ、ひどい時には「うつ」の症状を引き起こすこともあるんだとか。
そういう患者さんに適切な栄養補充をすると、意外とあっさり症状が改善することもあるんだそうです。
気になる方は、ぜひ一度受診してみて下さい。
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