3月5日の「医療知ろう!」では、神戸市垂水区の「みむら内科クリニック」 院長の三村純さんに、日本における胃がんの発症状況とその原因の一つであるピロリ菌について、お話を伺いました。
胃がんは日本人がかかるがんの中に占める割合は依然として高いそうで、手術による治療技術も進みましたが、まだまだ油断できない病気の一つです。
特に中高年の人たちの胃がんの原因として挙げられているのが「ピロリ菌」
ピロリ菌は、どんな細菌ですら生きられないと言われる胃酸の中でも生き続ける細菌で、衛生環境が悪いと繁殖しやすいとのこと。
中高年に多いのは、戦後すぐから高度成長期にかけての日本は、あまり衛生状態が良かったとは言えない環境だったことも原因に考えられています。
胃がんを未然に防ぐには、やはり早期発見。
細菌は胃カメラも進歩しているので、直接 胃の中を確認できる胃カメラ検査がお勧めだそうです。
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