2020年3月8日(日) 08時30分 鞍背城 Tweet https://jocr.jp/wp/wp-content/uploads/2020/03/yamajiro200308.mp3 2020年3月3日(火) 放送 / 2020年3月8日(日) 再放送 たつの市新宮町千本(せんぼん)の鞍背(くらせ)城です。JR姫新線「千本駅」の北側にある集落からさらに北側、南西にせり出した海抜288メートルの山頂に鞍背城があります。揖保川の支流・栗栖川が鞍背城の南を流れ、川に寄り添いながら姫新線は北に向かい、佐用町の旧三日月町から南光町へと西へ走っています。揖保川本流の西岸にある香山(こうやま)城、川を少し下った東岸の曽我井城と連携して、南に位置する赤松氏の拠点・城山(きのやま)城を守るため、山城ネットワークを形成していたものと思われます。 (さらに…)
2020年3月1日(日) 08時30分 香山氏(下) Tweet https://jocr.jp/wp/wp-content/uploads/2020/03/yamajiro200301.mp3 2020年2月25日(火) 放送 / 2020年3月1日(日) 再放送 たつの市新宮町香山にある香山城を築城した香山氏の2回目です。赤松政則の活躍により、ようやく赤松氏の復興を遂げてしばらくすると、室町幕府管領同士の山名氏と細川氏がぶつかった泥仕合「応仁の乱」の始まりから4年後の1471年、香山秀氏は古巣の香山城に入り、香山荘地頭職にも返り咲きました。 (さらに…)
2020年2月23日(日) 08時30分 香山氏(上) Tweet https://jocr.jp/wp/wp-content/uploads/2020/02/yamajiro200223.mp3 2020年2月18日(火) 放送 / 2020年2月23日(日) 再放送 たつの市新宮町香山にある香山城を築城した香山氏について考察します。香山城は一応、1330年代の建武年間(1334~38)に、赤松円心配下の香山秀清が築城したとした上で、異説として残る、但馬の養父市八鹿町にあった八木城主の八木但馬守重秀の次男・秀信の名を挙げました。しかし、150年ほども時代が異なるなどの矛盾から真実には遠いと思われます。 (さらに…)
2020年2月16日(日) 08時30分 香山城 Tweet https://jocr.jp/wp/wp-content/uploads/2020/02/yamajiro200216.mp3 2020年2月11日(火) 放送 / 2020年2月16日(日) 再放送 たつの市新宮町香山にある香山城です。たつの市最北部に近く、北は宍粟市山崎町、東は姫路市安富町に接しています。そして揖保川の流れがすぐ東にあり、川に沿って但馬への街道が走っていますので、にらみを利かすのには持ってこいの立地です。 (さらに…)
2020年2月9日(日) 08時30分 播磨島津氏 Tweet https://jocr.jp/wp/wp-content/uploads/2020/02/yamajiro200209.mp3 2020年2月4日(火) 放送 / 2020年2月9日(日) 再放送 太子町の立岡山に石蜘蛛城を築いた播磨島津氏について掘り下げます。島津氏は薩摩武士として有名ですが、実は薩摩以外にも根を張っていました。元は、日向・大隅・薩摩の3国にまたがる「島津荘」と呼ばれる大荘園の地頭職に任じられた惟宗(これむね)忠久が後に初代島津氏を名乗ります。時に1186年、源頼朝が守護・地頭を掌握し、鎌倉幕府の体制を整えた頃です。 (さらに…)