番組内容
山崎整が兵庫県西播磨地域の歴史の魅力をお伝えします。
放送は終了しました。ご愛聴いただき、ありがとうございました。
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2018年6月10日(日) 08時30分
赤松氏一族(下)
2018年6月5日(火) 放送 / 2018年6月10日(日) 再放送
西播磨の山城を理解するのに欠かせない「赤松氏」について、2回にわたってお話しました。最も有名な赤松円心を中心に、3人の息子と各系統について説明してきました。長男・範資は、息子の代になって細川氏に播磨国守護を乗っ取られました。次男・貞範の系統は本人が美作国守護となったのが最高位で、後に赤松の本宗家が長男から三男の系統に渡ってしまった不運に加えまして、時の足利将軍に気に入られたのは良いのですが、ひいきの引き倒しが、あの「嘉吉の乱」の原因となりました。そして三男・則祐の系統は、何かにつけ波乱万丈で、円心の曽孫・満祐が、第6代将軍の足利義教を殺害する「嘉吉の乱」を起こしてしまい、絶頂期の赤松本宗家が断絶しました。
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