おたかのシネマでトーク!『美女と野獣』
今日紹介した 映画 は…
美女と野獣
でした!
監督
ビル・コンドン
主演
エマ・ワトソン
ダン・スティーブンス
ルーク・エバンス
ケビン・クライン
ジョシュ・ギャッド
![](https://jocr.jp/wp/wp-content/uploads/2017/04/FullSizeRender1-1-300x230.jpg)
1991年公開のアニメ版は、アカデミー賞で、アニメーション部門ではなく
作品賞にノミネートされた初めてのアニメ作品、ということでも話題になった名作。
その年、アカデミー賞とゴールデングローブ賞とグラミー賞を総なめにした、
作曲のアラン・メンケンと作詞のハワード・アッシュマンの作ったナンバーは、
この実写版でもすべて使われ、その上、アラン・メンケンとティム・ライスによる
映画の為の書き下し曲を加え、本当に心躍る素敵な実写版のミュージカルに
仕上がっています。
26年前、セリーヌ・ディオンとピーボ・ブライソンのデュエットで
一世を風靡した“美女と野獣”。
あの歌を今回はアリアナ・グランデとジョン・レジェンドが歌っているのも、
聴きもの!
で、セリーヌ・ディオンには、エンディングに“時は永遠に”という新曲が
用意されているという心憎い演出
このミュージカルを実写版で映画化するというニュースが流れたとき、
主役のベルと野獣を誰がやるのかに、大きな関心が寄せられました。
あのハリー・ポッターシリーズのハーマイオニー役のエマ・ワトソンと、
TVドラマのダウントン・アビーのダン・スティーヴンスのカップルは、
とてもいい感じ。
野獣の大きさを出すため、竹馬みたいなものに乗って、
すごい肉襦袢(?)みたいなスーツを着込んで、
あの顔のメイクをして・・・と、ダン・ステーヴンスはかなり大変な変身
だったようだけど、CGに頼るのではなく、生身で頑張った効果は絶大で、
とてもナチュラルな野獣ぶり。
読書が好きで広い世界を夢見る、普通の女の子とはちょっと違ったベルと、
外見に縛られ、本当の自分を受け入れられない野獣が、
お互いを愛するようになったのは何故?という疑問に
丁寧に答えているのも、今作の魅力かも。
同性愛の匂いがする描写があるから公開中止、という国があったり、
今の時代にえ~?と思うような受け止め方をされたりしつつも、
人それぞれ違うそれぞれの輝きを信じよう!というメッセージは、
きっと多くの共感を得ることでしょう。
おたか
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