今日紹介した 映画 は…
エイリアン コヴェナント でした!
監督
リドリー・スコット
主演
マイケル・ファスべンダー
キャサリン・ウォーターストン
ビリー・クラダップ
ダニー・マクブライド
デミアン・ビチル
映画監督には長命な人が多い??
ヌーベルバーグの旗手アラン・レネは91歳で亡くなる直前、ベルリン国際映画祭で新作で“アルフレッド・バウアー賞”を受賞し、
「家族の灯り」のポルトガル人のマノエル・ド・オリヴェイラは106歳まで映画作って、2015年に亡くなっている。
レニー・リーフェンシュタールが2002年に「ワンダー・アンダー・ウォーター 原色の海」を撮ったのは100歳の時!
日本人の監督でも、黒澤明が88歳、市川崑が92歳、谷口千吉95歳、新藤兼人100歳、犬塚稔に至っては106歳7か月という長寿を誇り、晩年近くまで映画作りを続けていた人も多いという話を聞くと、そのエネルギーに驚くとともに、映画を作ることが持つ不思議なパワーをも感じてしまう。
ゴダールやクリント・イーストウッドは86歳の今も現役で活躍中。
そして、この映画の監督、リドリー・スコットは、間もなく80歳。
2012年公開の「プロメテウス」の続編で、ヒットシリーズになった1979年公開の「エイリアン」の前日談になるこの映画、あの気持ち悪いエイリアンがどうして誕生したのかの謎が解き明かされる。
シガニー・ウィーバーが演じて一躍注目された闘う女リプリーと同じように、この作品で活躍するのも女性。
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のティナ役でもおなじみキャサリン・ウォーターストーン扮するダニエルズも、闘う強い女性。いつの時代も本当に強いのは女性なんでしょうか??
この作品に続き、1982年の「ブレードランナー」の最新作、10月公開の「ブレードランナー2049」では、監督ではなく製作総指揮として参加しているR・スコットですが、元々イギリスのBBCにいた時代から、映像制作に関わる全ての作業を熟知していて、結構いろいろと口を出して揉めることもあったというぐらい拘りの強い人なので、きっと、リドリー・スコット色の強い作品になるだろうと、ハリソン・フォードの再登場と合わせて、期待の膨らむ新作です!
2017年は、R・スコット・イヤーになりそうですね
おたか
- 大吉次・はるかのベストセラーを読む!
- おたかのシネマでトーク!『 エイリアン コヴェナント 』
- ミスター“ボンズ”の大リーグ話!