今日紹介した 映画 は…
ドリーム でした!
監督
セオドア・メルフィ
主演
タラジ・P・ヘンソン
オクタビア・スペンサー
ジャネール・モネイ
ケビン・コスナー
キルステン・ダンスト
知らないことっていっぱいあるんだと改めて思った。
米ソの宇宙開発競争についてとか、1961年にケネディ大統領が60年代に月への有人飛行を実現させると宣言し、実際1969年7月にアポロ11号のニール・アームストロングが人類初の月面歩行をしたニュースはTVで観て感激したけど、その陰にこんな人たちの頑張りがあったことなど、全く知らなかった。
1960年代はじめのアメリカ。
まだまだ南部ではジム・クロウ法という人種差別的内容を含む州法が幅を利かせていた時代。
ヴァージニア州ハンプトンにあるNASAのラングレー研究所。
そこにはロケットの打ち上げに必要不可欠な“計算”を行う、極めて優秀な頭脳を持つ黒人女性のチームがあった。
幼いころから数学の天才と言われてきたキャサリン(タラジ・P・ヘンソン)は、その実力を買われ、ハリソン(ケビン・コスナー)率いる宇宙特別研究本部のメンバーに抜擢されるが、白人男性ばかりのオフィスで、そのビルには有色人種用のトイレすらない。
計算グループのリーダー的存在のドロシー(オクタヴィア・スペンサー)は、管理職への昇進を上司のミッチェル(キルスティン・ダンスト)に要望するもすげなくあしらわれ、エンジニア志望のメアリー(ジャネール・モネイ)も技術部に配属されるも、アフリカ系アメリカ人のしかも女性の自分にはチャンスは巡ってこないと実感する・・・。
理不尽な差別、キャリアの壁に阻まれながらも、ひたすら夢を諦めず、しかも仕事と家庭を両立させながら頑張る彼女たちの姿は、現代の働く女性たちにも、大きな夢と希望を与えてくれる。
NASAの歴史的な偉業に関わり、新たな時代を切り開いていった女性たちの実話の映画化。
女性映画としても、お仕事ドラマとしても見ごたえのある1本。
勿論、60年代の音楽やファッションにも、注目
おたか