今日紹介した 映画 は…
オリエント急行殺人事件でした!
監督
ケネス・ブラナー
出演
ケネス・ブラナー
ジョニー・デップ
ミシェル・ファイファー
ジュディ・デンチ
ペネロペ・クルス
1934年のアガサ・クリスティーの「オリエント急行の殺人」が原作。
ミステリーの女王と呼ばれる彼女は、ギネスブックでも史上最高のベストセラー作家に認定されていて、著作の発行部数は全世界で20億冊以上というから、ほんとに女王!
沢山の作品が映画や舞台になっていて、1974年のシドニー・ルメット監督、アルバート・フィニーがポアロを演じた「オリエント急行殺人事件」を思い出す方も多いでしょう。
ポアロ役は、アルバート・フィニーはこれ1本だけで、あとの作品はピーター・ユスティノフが演じてきましたが、今回はケネス・ブラナーが演じ、同時に監督も兼ねています。
そのストーリー展開や犯人も分かっているのに、又観て楽しいの?って訊かれて、思わず、じゃ、忠臣蔵はどうなのよ?!と訊き返したほど、この物語はよく知られている訳だけど、本来、雪崩のせいで立ち往生した列車の中で展開する謎解きが、今回は車外の鉄橋やトンネルなどの場所で、アクションも交えて繰り広げられるという、目新しさも。
豪華な家具調度品で飾られ、エキゾティックな雰囲気で上流階級の人々や、戦後は観光列車としても多くの人々に愛されたオリエント急行も、今では定期運行はなくなり、寂しい限りですが、現在、なんと大阪の街に走っているのをご存知ですか?
といっても勿論本物の筈はなく、今流行りのラッピング電車。
しかもあの阪堺電車の1928年(昭和3年)に作られ今も現役で走っている電車にラッピングが施されたもの。
原作発表と同じころに作られた文化遺産(?)の電車とのコラボ、ということでも話題になっています。
来年の1月末まで、全線で運行とのことなので、出会えたらラッキーですよね!
おたか
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