おたかのシネマでトーク
今日は「バンブルビー」をご紹介しました。
監督 トラビス・ナイト
出演 ヘイリー・スタインフェルド、ジョン・シナ、ホルヘ・レンデボルグ・Jr.、ジェイソン・ドラッカー、パメラ・アドロン
元々は、日本でおもちゃのタカラトミーから販売されていた変形ロボットを、アメリカのバズブロ社が業務提携し、他のロボット玩具も一緒に「トランスフォーマー」として販売し、北米を中心に大ヒット。
マーベルコミックによって、漫画やアニメになり、マイケル・ベイ監督の実写映画シリーズとしても人気を誇るトランスフォーマーシリーズ。
B-127として知られる鮮やかな黄色のトランスファーマーは、正義の“サイバトロン”(オートボット)と悪の”デストロン“(ディセプティコン)に分かれ何世紀にもわたり抗争を繰り広げる中で、劣勢になったオートボットの仲間の避難場所確保と地球に住む者たちを守るというミッションを帯びて地球にやって来て、おんぼろの黄色いフォルクスワーゲン ビートルに姿を変えて、廃車置き場に隠れていた。
そこにやって来た少女チャーリー(ヘイリー・スタインフェルド)がそれを譲り受け、家に連れて帰ったところ、トランスフォームして現れたのがデカイけど、子犬のようにおびえる仕草も可愛い“バンブルビー”だった!というお話。
そして、後を追って地球にやって来たのが“シャッター”と“ドロップキック”という2種のディセプティコン。
今流行りの人気シリーズの前日談、つまりエピソードゼロ。
トランスフォーマー実写映画シリーズ第1作の20年前、1987年のカリフォルニアを舞台に、新しい家族の中で居場所が見つけられず、好きな男の子にも振り向いてもらえない思春期の女の子が、彼女に思いを寄せている隣の同級生のギレルモ“メモ”グティエレス(ジョージ・レンデボーグJr)の助けを借りて、地球を救うために大活躍。
バーンズ(ジョン・シナ)率いる政府の極秘機関“セクター7”も絡んでの大バトルはみもの!
今や、黄色のシボレー・カマロにトランスフォームすることでお馴染みの”バンブルビー“の、1967年式のフォルクスワーゲン ビートル姿は、本当にかわいい。
監督はこれまでのシリーズを撮ってきたマイケル・ベイがプロデューサーに回り、代わって、ナイキの創業者の息子で、アニメ映画スタジオ“ライカ社”の創業者のトラヴィス・ナイトがメガホンをとっている。
アニメの監督デビュー作の2016年の「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」で英国アカデミー賞などに輝いているアニメーション界の期待の星で、これが実写映画監督デビューになる。
脚本をクリスティーナ・ホドソンとケリー・フレモン・クレイグという才能ある二人の女性が手掛けていて、シリーズ初の女性主人公というのも注目のポイント。
心に傷を抱えた少女と、戦闘で、ぼろぼろに傷ついた地球外生命体“バンブルビー”の心のふれあいと絆、愛と共感とユーモアに溢れた新しいタイプの「トランスフォーマー」シリーズの誕生に、拍手!!
★おたか★
過去ログ…3月13日 放送 おたかのシネマでトーク「運び屋」
2月20日 放送 おたかのシネマでトーク「サムライマラソン」
2月13日 放送 おたかのシネマでトーク「ファースト・マン」
- 3月20日 ばんばひろふみ ラジオDEしょー★(2019.3.20水)
- おたかのシネマでトーク『バンブルビー』(2019.3.20水)
- 知性の玉手箱★ジャズ・ゴスペルシンガー藤本千晶さん (2019.3.20水)