おたかのシネマでトーク
今日は「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」をご紹介しました。
監督 J・J・エイブラムス
出演 キャリー・フィッシャー、マーク・ハミル、アダム・ドライバー、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ
良くも悪くも、ディズニー映画!
2012年に、ジョージ・ルーカスがルーカスフィルムをウォルト・ディズニー・カンパニーに売却したことは、ファンにとっては衝撃的な出来事だった。
そして“エピソード7~9”までの新3部作が作られることが発表され、ルーカスの手を離れたシリーズなんて・・・と言われながら、なんと、2015年12月公開の「スター・ウォーズエピソード7/フォースの覚醒」は、シリーズ最高のヒット、世界歴代興行収入でも第3位を記録する大ヒットになった。
監督をしたのが、子供のころからの「スター・ウォーズ」の熱狂的なファンだったというJ・J・エイブラムスで、ローレンス・カスダンと共に脚本も書いた。
2017年12月に公開の「スター・ウォーズエピソード8/最後のジェダイ」では、エイブラムスは製作総指揮に回り、代わって「LOOPER/ルーパー」のヒットで注目されたライアン・ジョンソンが監督と脚本を手掛けた。この撮影直後に急死したキャリー・フィッシャーに捧げられたこの作品は、残念ながらあまり良い評価を得られず、シリーズ最終作の今作では、J・J・エイブラムスが再び監督・脚本そして製作に帰ってきた。
元々、脚本家からキャリアをスタートさせたJ・J・エイブラムス。
2006年の「M:I Ⅲ」で監督デビューを果たすや、あの人気SFシリーズ「スター・トレック」のリブート作品や続編「スター・トレック イントゥ・ダークネス」、「ミッション・インポッシブル」シリーズなど、次々と話題作を手がけ、売れる作品作りがうまい監督として認められてきた。
今作は、旧3部作と、新3部作を合わせた合計9本のスカイウォーカー家をめぐる、壮大なサーガの締めくくり。
今までのいろんなシーンの焼き直しのように感じられたり、とりあえずまとめよう、辻褄を合わせようとする強引さなど、気になるところもあり、批評は必ずしも好意的なものばかりではない。
それでも、記念すべき1作目「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」から40年余り、SFが決してB級映画ではなく、こんなにも胸躍るとびっきりの娯楽作なんだというジョージ・ルーカスが我々に与えてくれたあの感動!
頭上から巨大なスペースシップが現れるシーンや、Xウィングなどのビークルが飛び回る空中戦、あのジョン・ウィリアムズの音楽、魅力的なキャストに、愛すべきドロイドたち、R2D2、C3PO、BB-8に新顔のD-O・・・。
上映形態もIMAX、4DX、MX4Dなど、どんどん最新の映像体験、音響体験ができるものに進化していき、映画館に行く楽しさを教えてくれたこのシリーズ。やっぱり、すごい“スター・ウォーズ”!
聞くところによれば、今後2022年から2年おきに新作3本が作られることが決まっているとか?
今度は、どんなワクワクのいっぱい詰まった映画体験をさせてくれるのか、それも楽しみ~!!
★おたか★
- 1月8日 ばんばひろふみ ラジオDEしょー★(2020.1.8 水)
- おたかのシネマでトーク 『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』 (2020.1.8 水)
- 1月15日 ばんばひろふみ ラジオDEしょー★(2020.1.15 水)