*おたかのシネマでトーク
今日は「 天使のくれた時間 」をご紹介しました。
監督:ブレット・ラトナー
キャスト:ニコラス・ケイジ
ティア・レオーニ
ドン・チードル
ジェレミー・ピヴェン
他
2000年製作のブレット・ラトナー監督のラヴ・ファンタジー。
もし、あの時、違う選択をしていたら、人生はどう変わっていたのか・・・?
クリスマスイヴに、天使がやって来て、そのもう一つの人生を見せてくれたとしたら・・・?
13年前、ジャック(ニコラス・ケイジ)は、引き留める恋人ケイト(ティア・レオーニ)を振り切って、ロンドンに研修に旅立った。
そして今、彼はニューヨークのウォール街で大成功をおさめ、フェラーリを乗り回し、ゴージャスな美女も選り取り見取り、超高級アパートの最上階に住む独身貴族。
クリスマスイヴに、仕事を終えて立ち寄ったお店で、トラブっていた黒人男性キャッシュ(ドン・チードル)を助けたところ、彼は「きらめきを見せてあげる」という謎の言葉を残して立ち去った。
あくる朝、目覚めたジャックはびっくり!隣にはケイトが寝ていて、2人の子供と1匹の犬までがベッドに上ってくる始末。泡を食って表に出てみると、愛車のフェラーリはなく、慌てて戻った元のアパートもドアマンに入れてもらえず、会社に行っても、社長の名札は別人の名前になっていた。
呆然とするジャックの前に現れたキャッシュは「きらめきを見せてあげているのだ。答えは自分で探せ」と告げて、又消えてしう。
今いるこの世界は、ジャックがケイトと結婚し、庶民的な郊外の家に子供と暮らす、もう一つの“もしも・・・”の世界。
タイヤのセールスマンとして働く生活の中で、パンクを修理に来た元の金融の仕事関係の会長と話したことをきっかけに、ニューヨークの大手金融会社に転職の道が開ける。
ケイトにリッチな都会暮らしをさせてあげたいと思うジャックが、ここに住もうと,サプライズで連れて行ったゴージャスなアパート。
でも、ニュージャージーの小さな家の方がいいというケイトの思いに、愛する家族と慎ましく暮らすことの方が、幸せかも・・・?と思い始めたジャックの前に、又また現れたキャッシュは「きらめきは永遠には続かない」と告げ、翌朝ジャックはニューヨークのペントハウスのベッドで目を覚ます。
リッチだけど一人ぼっちで、企業買収のトラブルを抱えた仕事人間の、元の世界のジャック。
失った“きらめき”の大きさに気づいたジャックは、この世界にいるはずのケイトを探し、訪ねて行く。
そして、仕事のために今日パリに旅立つというバリバリのキャリアウーマンのケイトにジャックは・・・という、
何度見てもじんわり心に響くハートウォーミングなファンタジー。
幸せって何だろう、自分にとって、一番大切なのは何なのだろうか?って、考えさせられるほのぼのとしたいい映画ですよ~
と紹介したかったのに“そんなことはあり得ない”だの”リッチでリアルな今が一番“だのとバンバンと吉次師匠から横やりが入り
思わぬ展開に・・・!
紹介の仕方がまずかったのかな???と、ちょっと反省!
★おたか★
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