おたかのシネマでトーク!『グレートウォール』
今日紹介した 映画 は…
グレートウォール
でした!
監督
チャン・イーモウ
主演
マット・デイモン
ジン・ティエン
ペドロ・パスカル
ウィレム・デフォー
ルハン
宇宙からも見えるらしい地球上の建造物、万里の長城。
全長2万キロを超え、建造に1700年以上かかったという代物。
北方の異民族の侵入を阻止するために作られたと、歴史の授業で習ったような気がするのだけど、チャン・イーモウ監督のこの映画では、60年に一度襲って来る伝説の怪物“饕餮(とうてつ)”の群れが都に侵入しないように作られたということになっている。
ま、広い意味では、饕餮も異民族というか異物というか、厄介な相手であることに変わりはない。
1100年頃の宋王朝の時代。中国はいろんな面で西洋に勝り、黒色火薬なども、既に戦いの現場で実用化されていたようだ。
その火薬を手に入れようとやってきた、どこの誰の為にでも働く傭兵のウィリアム(マット・デイモン)とトバール(ペドロ・パスカル)は、馬賊に襲われ、正体不明のものに殺されそうになりながら、命からがら逃げた。
ところが、行く手を阻んだのが、そびえる巨大な壁。
進退窮まって、そこを守る軍隊に投降し、囚われの身となる二人。その時長城では、60年に一度の怪物の襲来に備え、膨大な数の兵士が集まり、正に臨戦態勢。
それぞれに、鷲や熊,鹿などの動物の名前を冠した部隊は、イメージカラーの鎧に身を包み、見事な連携プレイで敵に立ち向かう。
軍の為、仲間の為に命を懸けて戦う兵士たちの姿を見て、ウィリアムとトバールの二人も、助っ人として戦いに加わる。
ここには、25年間幽閉されている謎の西洋人バラード(ウィレム・デフォー)がいて、いつの日か黒色火薬を盗み出し、逃走しようと、機会をうかがっていた。
彼はこの機に乗じてその計画を実行に移そうと、二人にもちかける・・・・・。
そして、饕餮の第二波の攻撃、果たして皆の運命は・・・。
女性のみで組織された鶴軍を率いるのは、ジン・ティエン扮するリン・メイ司令官。先日紹介した「キングコング髑髏島の巨神」にも出ているアジアンビューティ。
他にもアンディ・ラウやルハンやチャン・ハンユーなど、アジアのスターも大活躍。
2008年の北京オリンピックの開会式と閉会式の演出を担当し、大絶賛を浴びたチャン・イーモウ監督の色使いの美しさやダイナミックな演出が冴えるスペクタクル巨編
これこそ是非、大画面で~
おたか