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三上公也の朝は恋人

番組内容

懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。

  • 2024年4月30日(火) 03時04分 バス

    離島巡りの旅~対馬・壱岐ツアーレポート② 宗家菩提寺の万松院へ

    対馬は九州と朝鮮半島の間に浮かぶ長崎県の島です。南北約82㎞、東西約18㎞の沖縄の3分の1ほどの大きさの島。九州最北端の島で、長崎市内からは145㎞、福岡市内からは132㎞ほど離れています。最も近い都市は韓国の釜山。その距離は49.5㎞ほどで気象条件が良ければその街並みが見える国境の島でもあるのです。島土の90%は山で原生林が残る自然に包まれたところです。歴史的には古くから日本と大陸を結ぶ海上交通の要衝で、朝鮮出兵や日露戦争など海外と対峙する際の最前線となった場所でもあります。ゆえに島の南部は北九州系文化が、北部は朝鮮文化系が根付いているといわれます。また台風や地震など大きな自然災害が少なく昔のまま残された遺産も数ある島でもあるのです。
    そんな対馬でまず訪れたのが国指定史跡の万松院(ばんしょういん)


    1615年(元和元年)に宗家20代の義成(よしなり)が、父義智(よしとし)の冥福を祈って建立されたもので、以来鎌倉時代から対馬を統治していた宗家の菩提寺となりました。

    本堂は数度の火災に遭い、現在の本堂は1879年(明治12年)に建てられたものです。


    本堂内正面の扁額「萬松積舎」は皇室からの賜りもの

    朝鮮国王から贈られた三具足(みつぐそく)元々3セットあったそうですが、第二次大戦で金属供出され一番小さなこのセットのみが残されているとのこと。今となっては見ることが出来ませんがどれほどの大きさのものだったのでしょう。しかしこのようなお宝が雑然と置かれていて良いものなのでしょうか。

    徳川歴代将軍の位牌が安置されていました。対馬は朝鮮との外交窓口として朝鮮からの使者は対馬経由で江戸に向かいましたが、その際外交的権威を示すために歴代将軍の位牌が安置されたそうです。

    境内にある「諫鼓(かんこ)」
    諫鼓とは領主に対して人民が諫言をする際に鳴らす鼓の事だそうで、鳴らされないということは善政が続いているということになります。長い間打たれることのないままの太鼓の上で鳥がくつろぐ「諫鼓鶏」は平穏な世の中を象徴するものとされていました。商売が上がったりという「閑古鳥」の語源かもしれません。平穏が長く続くことでお客さんが来ない閑散とした状態のことをいつの間にかいうようになったのかも・・・です。

    百雁木(ひゃくがんぎ)と呼ばれる132段の石段。この先に歴代藩主の壮大な墓所「御霊屋(おたまや)」があるのです。

    墓所の手前に大きな杉の木が3本ありました。

    樹齢1200年ともいわれる大きな杉の木です。

    対馬一といわれる杉の木です。

    墓所の北端にある上御霊屋へ

    各御霊屋の中で最も高い位置にあり、宗家19代から32代までの藩主とその夫人や子の墓が建てられています。
    その中で万松院の由来となった宗家19代義智の墓がこれ。

    鎌倉時代から対馬を統治し、朝鮮出兵から国交回復の和平交渉など苦難に満ちた生涯を送った人にしては質素な墓。隣の息子の墓の方が大きくて立派でした。

    132段の石段を下ります。

    対馬は韓国からの観光客も多くあちこちに韓国語表記がありました。

    バスのステップにも

    観光地にWi-Fiは欠かせませんね。

    このあとは防衛最前線の島の歴史遺産を訪ねます。
    対馬旅レポートつづく・・・

  • 2024年4月29日(月) 03時20分 バス

    離島巡りの旅~対馬・壱岐ツアーレポート① 神戸から長崎・対馬へ

    このほど国境の島といわれる対馬と壱岐の2島を巡ってきました。

    今回の旅は初めての地でもあり20人ほどの旅行会社のパッケージツアーに参加。新神戸駅から山陽新幹線「のぞみ」で博多に向かいます。

    やってきたのはN700S車両

    それも大阪・関西万博ラッピング車両でした!

    博多駅から博多港へは迎えのバスで移動。

    ここからは九州郵船のジェットホイル「ヴィーナス」に乗船。川崎重工神戸工場で造られた船です。

    博多港をゆっくり離岸。2時間15分の船旅のはじまりです。

    船内の様子。金曜日でしたがそれなりに乗船率は高かったです。

    このジェットフォイルに乗船中に中国の自前客船「アドラ マジック シティ」とすれ違ったのでした。そのブログ記事はこちら
    1時間5分ほどで壱岐の芦辺港に到着!

    そして5分後に出港。さらに1時間5分で対馬の厳原(いづはら)港に到着。

    船内の売店では御船印が販売されていました。

    買い求めて公式船印帳に貼りました。

    下船後はバスに乗車し対馬島内観光に移ります。
    対馬旅レポートつづく・・・

  • 2024年4月28日(日) 09時45分 バス

    のせでんレールウェイフェスティバルへ!

    ゴールデンウィーク初日となる昨日は「のせでんレールウェイフェスティバル」に行ってきました。時折小雨の降る空模様でしたが多くの人たちで賑わっていました。

    平野車庫会場では三ツ矢サイダー140周年記念ヘッドマークを付けた車両がお出迎え

    車掌体験が行われていました。

    建屋内での催しへ

    自動改札機体験

    オリジナル記念きっぷ

    自動改札機の中をきっぷが通る仕組みを見ながらの体験。あまりにも早すぎで目がついていきませんでした。

    子どもたちに人気のミニ電車も走っていました。

    人気といえば洗車体験も長い行列が出来ていました。

    他にも運転シミュレーションやジオラマ展示、プラレール運転会、のせでんグッズ販売会などが行われていました。
    そして会場内には車両と同じマルーンカラーの移動販売車両が来ていました。

    和洋菓子のスイーツ販売

    ナンバーがすごい!「89-84」これは「阪急・阪神」と読むそうです(笑)

    そしてもう一つの会場である日生中央駅へ移動

    ここには8両編成の阪急8000系メモリアルトレイン8004Fが停まっていました。

    先頭にはちょっと変わったデザインのヘッドマークが付けられていました。

    「デコるヘッドマーク」なるもの

    手のひらサイズのオリジナルヘッドマークを作り記念撮影するというワークショップ

    車両の中で体験できるよう準備されていました。

    またホームではステージが用意され、のせでん公式YouTubeに出演する社員の神原さんと広岡さんによるトークショーが行われました。
    当日のトークショーは後日YouTube配信される予定です。
    公式のせでんチャンネルYouTubeはこちら

    またホームではのせでんや阪神電車グッズ販売などが行われていました。

    最後に500円のスピードくじにチャレンジ!

    なんと1等の「鉄道コレクション50・60型2両セット」引き当てました!

    日生中央駅前 人の広場では阪急バスの実車&ジオラマ展示や猪名川町観光協会フェアなども行われていました。

  • 2024年4月23日(火) 03時18分

    博多港沖で見かけた中国の大型クルーズ客船「アドラ マジック シティ(愛達・魔都号)」

    今月19日午前、博多港から対馬(厳原)に渡るために乗った九州郵船のジェットフォイルからの光景。途中で見たことがない大型客船とすれ違いました。

    船名は「アドラ マジック シティ(愛達・魔都号)」

    船名は鮮明に覚えています。

    調べてみると中国初の国内で製造された全長323.6m、全幅37.3m、総トン数13万5500トン、スイートルームを含む部屋数は2125室、定員は5246人の巨大なクルーズ客船!

    この日は韓国・済州からの寄港で、その日のうちに上海に向け出港したそう。

    10月初めには神戸や大阪にもやってくるようですよ。

  • 2024年4月19日(金) 03時57分

    客船「クイーンエリザベス」が神戸にやってきた! 「シーボーンオデッセイ」は神戸初入港!

    海の女王といわれる客船「クイーンエリザベス(90,901㌧)」が昨日午前、7年ぶりに神戸港・神戸ポートターミナル(第4突堤)に入ってきました。

    世界でもっとも有名なイギリスの客船で全長294mあり、「クイーンエリザベス」としては3代目になる豪華客船です。

    今回のクルーズは4月16日東京発の「新緑の西日本 歴史名所めぐり11日間」のツアーで、昨日午後6時に次の寄港地高知に向け出港しました。その後長崎、釜山、広島を巡る予定。

    ちなみに乗船料金は客室によって23万~183万円だそう。

    また昨日は「クイーンエリザベス」より先の午前6時前に、「シーボーンオデッセイ(32,346㌧)」が神戸港・中突堤に初めてやってきました。

    何度か神戸にやってきている「シーボーンソジャーン(32,477㌧)」の姉妹船です。

    アメリカ・シアトルに本社を置くシーボーンクルーズラインが運航する小型のラグジュアリー・クルーズ船です。

    「シーボーンオデッセイ」も昨日午後6時に出港。次の寄港地石巻に向かいました。

    高浜岸壁から中突堤、そして神戸ポートターミナルとよく歩いた一日でした。