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三上公也の朝は恋人

番組内容

懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。

  • 2023年7月22日(土) 05時47分 出来事

    大分弾丸フェリー旅レポート⑦~「道の駅ゆふいん」を経由して「JR湯平駅」へ

    豊後森機関庫公園を出発し車で約30分ほどで「道の駅 ゆふいん」に到着。

    トイレ休憩と「道の駅きっぷ」購入のため立ち寄りました。

    なんと「道の駅ゆふいん」の記念切符は発売開始からこんなにもデザイン変更されているのです。

    最新版の今の裏デザインはこちら

    そして午後3時前に出発。程なくして車窓から蒸気機関車が見えました!

    置かれていたのは「D51 1032」でかなり傷んだ状態でした。場所は湯布院の「岩下コレクション」という場所の敷地内。ここに来る前は湯布院中央児童公園に永年置かれていたもので、維持管理が難しく解体されるという話もあった中で無償譲渡されたそう。これから補修されるのでしょうか。調べてみると「岩下コレクション」は世界のバイクやクラシックカーをはじめ、昭和レトロな品が数多く展示されている私設のミュージアム。次に訪れた際には立ち寄りたいスポットです。
    岩下コレクションの公式サイトはこちら

    程なくしてJR九州久大本線(きゅうだいほんせん)の由布院駅に到着

    大分出身の建築家である磯崎新(いそざきあらた)さんが設計を手掛けた駅舎。

    駅前の様子。ひなびた温泉地をイメージしていましたがなんとも洒落た街並に。

    湯に浸かる時間はなくせめて手湯だけでも・・・

    今月20日に大雨による被害から復旧し全線運転再開した久大本線ですが、訪れたこの日(8日)はまだ復旧しておらず特急列車などを見かけることは出来ませんでした。

    それでも多くの外国人客しかも若い人たちを見かけました。

    午後3時半に出発。久大本線南由布駅構内の下依(しもより)踏切を渡り湯平駅へ向かいます。

    九大本線湯平(ゆのひら)駅舎。湯平温泉の玄関口となる駅です。

    大正12年(1923年)に開業した駅ゆえ今年ちょうど100周年になります。

    2番ホームの待合所

    反対側1番ホームの待合所は建物型になっています。

    「寅さん思い出の待合所」の看板がありました。

    そう、この駅は渥美清さん主演の男はつらいよシリーズ第30作「花も嵐も寅次郎」のロケに使われた場所なのです。

    待合所内には当時の撮影風景写真がいっぱい!

    40年前に寅さんはここを訪れていたのですね。撮影に使われたベンチも置かれていました。

    「ゆふ高原線」の愛称もある九大本線ですが、近年は利用客もかなり減っているようで駅にバスは通っておらず、移動の際はタクシー予約が必要です。大分までは小一時間。次は列車に揺られてみたいものです。

    駅前に俳人である種田山頭火の句碑がありました。昭和5年に山頭火は湯平温泉を訪れ2泊したそう。山頭火の「行乞記」によれば大変気に入った場所だったようです。

    午後4時、船の乗船時間まであと2時間半。このあとは別府へ向かいます。
    大分弾丸フェリー旅レポートつづく・・・

  • 2023年7月20日(木) 03時15分 出来事

    大分弾丸フェリー旅レポート⑥~扇形機関庫のある「豊後森機関庫公園」へ

    久住高原のレストランで昼食後は玖珠町(くすまち)にある豊後森(ぶんごのもり)機関庫公園へ。

    九州で唯一残る大規模な扇形機関庫で国の登録有形文化財になっています。

    最盛期には25台の蒸気機関車を有する機関庫だったようです。

    ここには「キューロク」という愛称で親しまれた蒸気機関車の9600型29612号が展示されています。


    大正8年(1919年)1月に製造され昭和49年(1974年)12月までの55年間、長崎本線や唐津線で活躍した機関車とのこと。昭和20年(1945年)8月9日、長崎に原子爆弾が投下された時期には多くの被災された人たちを乗せて走り、人命救助や戦後の復興にも貢献してきたそうです。

    引退後は福岡県志免町(しめまち)の公園に静態保存されていましたが老朽化に伴って解体されることが公表された際に「もうすぐ製造から100年になる蒸気機関車を救って欲しい」との多くの声が玖珠町に寄せられ、協議の結果志免町から譲渡されることになり、補修された後平成27年(2015年)6月にこの地で静態保存されることになりました。見事な補修でピカピカに磨き上げられています。

    転車台の前にはこんな白い扉がありました。ドラえもんの「どこでもドア」のようですが、現在と過去を行き来出来るドアということなのでしょうか。

    公園内にはミニレールが敷かれていました。

    毎週日曜と第2土曜日の日中にはミニトレインが運行されるようです。右手の建物は鉄道の歴史が学べる「機関庫ミュージアム」ですが、今回は時間なく立ち寄れませんでした。

    ここはJR九州久大本線の豊後森駅構内です。今月初めの大雨による線路災害のため久大本線の豊後森駅と湯布院駅の間は列車の運転を見合わせていましたが、今日7月20日(木)の始発から久大本線全線で通常通り運転されるということです。

    豊後森機関庫公園を出発してほどなく、道沿いのアパートの庭にマーベル映画「アベンジャーズ」のキャラクターが出現!

    右からキャプテンアメリカ、スパイダーマン、ハルク、アイアンマン、ソーの等身大フィギュアでした。なんでこんなところに・・・
    このあとは道の駅「ゆふいん」へ向かいます。

  • 2023年7月17日(月) 03時27分 出来事

    大分弾丸フェリー旅レポート⑤~「久住ワイナリー&レストラン石窯工房」へ

    岡城跡から竹田市内の久住ワイナリーへ。

    大分県竹田市の久住(くじゅう)高原にあるワイナリーです。

    大自然の中でオリジナルワインが楽しめる施設

    ショップではテイスティングも出来ます。

    自社農園で穫れたブドウをベースにした「久住ロゼ」をテイスティング。デザートワインに良い美味しいワインでした。

    ワイナリーの向かいにはレストランがあり、ワインとこだわりの本格グルメが味わえます。

    地元では人気の「レストラン石窯工房」

    いかにも高原にあるレストランらしい造り

    今回一緒に行ったツアーメンバーのひとりがワイン好きで良い店があるので是非訪れたいとのことでやって来ました。

    パスタやピザなどイタリアンメニューが味わえます。

    オーダーしたメニューは地元食材をはじめ自社農園野菜を使ったシーザーサラダ

    マリナーラ(トマトソース+にんにく+アンチョビ+バジル+トマト)

    マルゲリータ(トマトソース+モッツアレラチーズ+バジル)

    ジェノベーゼ(バジルソース+自家製ベーコン+モッツアレラチーズ+ルッコラ+パルミジャーノチーズ)

    トリュフがのったクリームパスタ

    自家製生姜ドリンク(ノンアルコール)

    どれも美味しくいただきました(^^)
    お店に入口の頭上にはブドウの実がなっていました。

    この日の久住高原はあいにくの空模様。高原は時折小雨が降っていました。

    晴れたら久住連山が見渡せよりワインが美味しく味わえるロケーションになるそう。

    青い空が広がる日にまた訪れたいものです。

    久住ワイナリー&レストラン石窯工房の公式サイトはこちら

  • 2023年7月16日(日) 04時53分

    「フェリー さんふらわあ」弾丸フェリー旅レポート④~国指定史跡『岡城跡』へ

    原尻の滝のあとは竹田市(たけたし)にある国指定史跡の「岡城跡(おかじょうせき)」へ。

    入城料300円を支払い石段を上がっていきます。

    高い石垣が見えてきました。

    大手門跡

    岡城は山深い稲葉川と白滝川に挟まれた断崖絶壁の場所に建てられた山城

    周囲は石垣で固められまさに難攻不落の堅城です。

    ここに来るまでに通ってきた道が眼下に見えました。竹田市は「荒城の月」を作曲した滝廉太郎の出生地。右下の木々が生い茂っている辺りの下り道で路面から「♪ハルコオウロウノハナノエン~」のメロディが聞こえました。ここでも耳を澄ませていると下からかすかに聞こえました。

    岡城は1185年(文治元年)に平安末期の武将緒方三郎惟栄(おがたさぶろうこれよし)が源義経を迎えるために築城したといわれています。その後豊後国守護大友氏の一族である志賀氏の居城となり、1586年(天正14年)に島津の大軍に攻撃されるも志賀親次(しがちかつぐ)がこれを撃退。難攻不落の城といわれる所以となったそう。志賀氏が城を去ったあとの1594年(文禄3年)に豊後国岡藩の初代藩主である中川秀成(なかがわひでしげ)が城に入り、総石垣の近世の城郭へと大改修が行われました。そして廃藩置県により13代(277年)続いた岡藩が終焉。廃城令により1874年(明治7年)に岡城内の建造物はすべて壊され現在は重厚な石垣だけが残っています。

    その石垣にロープを掛けて登っている集団がいました。

    なにかのイベントかと思いきや石垣の清掃作業でした。

    しかも断崖絶壁にそびえる石垣に生えた草の撤去作業は命がけ。なんでも地元の登山経験を持つ人たちによるボランティア活動だそうです。(暑い中お疲れ様でした!)

    本丸跡でも草刈り作業が行われていました。

    本丸跡には菅原道真公を祀る岡城天満神社がありました。

    菅原道真公は学問の神様であり、岡城は難攻不落の城であることから「落ちない」の験を担いで多くの受験生らが参拝に訪れるそうです。

    去年9月の台風14号による倒木があったのですね。倒れた木はすでに撤去されていましたがロープが張られた場所が残っていました。

    岡城跡はとにかく広いのです。よくもまあこんな場所に石垣を、城を造ったなぁというのが率直な感想。城内にはもみじなども多くあり木々が色づく秋に訪れたいと思いました。

    なお城内をじっくり見て回るには1時間半はかかるかと。この日は次の行程があるため30分ほどで城を後にしました。

    「岡城跡」へは史跡維持管理のため300円の入城料が要ります。領収証を兼ねた「登城手形」が渡されます。
    アクセスなど詳しくは岡城跡公式ホームページをご覧ください。
    大分弾丸フェリー旅レポートつづく・・・

  • 2023年7月15日(土) 07時16分 出来事

    「フェリー さんふらわあ」弾丸フェリー旅レポート③~レンタカーで「原尻の滝」へ

    今回の「フェリーさんふらわあ」での弾丸ツアーは私を入れて5人の気の置けないメンバー旅でした。18時30分のフェリー往路乗船までの時間を如何に過ごすかがポイント。私は大分は観光で初めて訪れる場所なので大分を知るメンバーの1人が入念に行程を作ってくれました。レンタカーを借りてまずは豊後大野市にある「原尻の滝」を目指します。途中JR九州豊肥本線の三重町(みえまち)駅に立ち寄りました。

    大分市と熊本市を結ぶ豊肥本線の途中駅です。

    赤い気動車が停まっていました。

    キハ220形

    2両編成のもう一両は青色でした。

    車体横には「SEA SIDE LINER」とありました。元々は長崎ー佐世保間を走っていた列車ですが今は山あいを走ることになったようです。

    大分方面の眺め。のどかです。

    駅舎には七夕飾りがありました。

    駅時刻表。大分方面の朝は運転本数がそれなりにあるようです。

    駅長室と書かれた建物。駅長室があったということは大きな駅だったのですね。

    休憩を終えて原尻の滝へ。30分ほどで到着。

    「原尻の滝」は豊後大野市の緒方平野のど真ん中にある雄大な滝です。

    高さ20m、幅120mで「東洋のナイアガラ」とも呼ばれているそう。

    滝を形づくっているのは一枚の大きな岩。約9万年前の阿蘇山の大噴火によって起きた火砕流によってもたらされたのだそう。

    川に架かる吊り橋

    緒方川に架かる吊り橋

    橋の名は「滝見橋」

    道の駅周辺は田んぼや芝生広場があって緑が一杯。水郷や水車もあって1日のんびり出来そう。

    道の駅きっぷを購入し次の目的地へ向かいます。

    次の目的地は竹田市にある「岡城跡」です。
    大分弾丸フェリー旅レポートつづく・・・