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  • 2019年4月3日(水) 14時00分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク『ダンボ』(2019.4.3水)

    おたかのシネマでトーク

    今日は「ダンボ」をご紹介しました。

    監督 ティム・バートン 

    出演 コリン・ファレル、マイケル・キートン、ダニー・デビート、エバ・グリーン、アラン・アーキン

     

    19411031日に全米で公開されたディズニーアニメの「ダンボ」は、「白雪姫」「ピノキオ」「ファンタジア」に続く4作目の長編アニメーションとして、大ヒットを記録。
    1942年のアカデミー賞で、ミュージカル音楽賞を受賞し、劇中歌の“ベイビー・マイン”は、歌曲賞にもノミネートされ、1947年には、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にも出品され、アニメーション賞を受賞しています。
    日本での公開はちょっと後の、1954312日でした。

    その、時代を超えて愛される名作「ダンボ」を実写で作るらしいと聞いた時、かなり驚き、同時に心配でもありました。
    耳の大きな子象が空をとぶ!なんて設定は、アニメでなら可愛くて夢があるけれど、実写となるとどうなのか?

    でも、監督をティム・バートンがやると聞いて、ちょっと安心しました。というのも、ティム・バートンは昔、ディズニーのスタジオでアニメーターをしていたという経歴があったからです。
    あの名作のアニメの「ダンボ」が大好きで、ネズミのティモシーも、蒸気機関車の“ケイシーJr”も、名曲”ベイビー・マイン“も、あのピンクの象のシーンも、形を変えてだけれどちゃんと登場していて、アニメ作品へのオマージュが捧げられているのです!

    キャストも、ティム・バートン組常連で「ビートル・ジュース」や「バットマン」などのマイケル・キートン。
    「バットマン・リターンズ」で、悪役ペンギンに扮して、マイケル・キートンと闘ったダニー・デビート。
    「ダーク・シャドウ」や、2017年の「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」で主演したエヴァ・グリーンや、90年の「シザー・ハンズ」以来というアラン・アーキンなど、おなじみの俳優が顔を揃え、監督とは初めての顔合わせとなるコリン・ファレルが、戦争で片腕を失い、出征中に妻も亡し、二人の子供たちとダンボの世話をすることになる元サーカスのスターを演じ、心に残る演技を見せています。

    1919年が舞台のこの映画、全編、全てスタジオで撮影されていて、ダンボのみならずお母さんの象もいろんな動物たちも、CG、大したもんです。

    ちょっと古く懐かしい感じのする旅回りのメディチ・ブラザーズ・サーカスと最新鋭のテーマパークのようなドリームランドの対比も面白く、楽しめます。

    いろんな“愛と勇気”に溢れた、ハートフルな世界。
    吹き替え版では、竹内まりあさんがあの名曲“ベイビー・マイン”を歌っているのも、話題です!

    ★おたか★

    過去ログ…3月27日 放送 おたかのシネマでトーク「キス・ミー・ケイト」

    3月20日 放送 おたかのシネマでトーク「バンブルビー」

    3月13日 放送 おたかのシネマでトーク「運び屋」

    3月6日 放送 おたかのシネマでトーク「グリーンブック」

    2月27日 放送 おたかのシネマでトーク「カプリコン・1」