おたかのシネマでトーク
今日は「トイ・ストーリー4」をご紹介しました。
監督 ジョシュ・クーリー
声の出演 トム・ハンクス、ティム・アレン、アニー・ポッツ、トニー・ヘイル、クリスティーナ・ヘンドリックス
1995年、長編フルCGアニメーションとして誕生した「トイ・ストーリー」。
ディズニー、ピクサーの原点とも言うべきこの作品は、おもちゃが人間の見ていないところでは、自らの意志を持って動きだし、仲間たちと友情を育み絆を結び、子供たちの側にいることで、子供たちとも絆で結ばれるというお話。
おもちゃにはそれぞれ個性があり、それぞれの活躍をする中で、仲間を絶対に裏切らない見捨てない、その勇気と優しさに、涙することもある・・・という、世界中で愛されているお話。
前作の2010年の「トイ・ストーリー3」は、アカデミー賞で長編アニメーション賞など2部門で受賞したというのも上質のアニメーションの証。
今作では、ボニーという女の子のところへやって来たおもちゃたち。
リーダー的存在のウッディは、保安官のカウボーイ。
相棒のバズは光るライトや飛び出す翼を持つアクションフィギュア。
沢山のおもちゃと楽しく遊んでいたボニーは、ある日、保育園に行って手作りした“フォーキー”というおもちゃが、すっかり気に入り、いつも一緒にいてそばを離れないのですが、“フォーキー”は、先割れスプーンと、モールと、目玉のパーツで出来ていて、本人は“僕はおもちゃじゃない、ただのゴミだ!”とボニーの元から逃げ出してしまったから、さあ大変!
逃げ出した”フォーキー”を救おうと、外の世界に飛び出したおもちゃたち。
今まで一度も子供に愛されたことがない50年代製の人形ギャビー・ギャビーが暮すアンティークショップ、沢山の子供や大人で賑わう移動遊園地などなどを舞台に、おもちゃたちの冒険が始まる!
そして、思いがけない羊飼い人形のボー・ピープとの再会は、ウッディの人生(?)を大きく変えることになるのです。
1作目から4作目まで、全シリーズを通じて描き続けられてきたウッディとバズたちの友情や絆。
どこかしら、自分の体験とオーバーラップするところがあり、ふとした瞬間に自分の大切な思い出が蘇ってきたリ…というところが、この映画が年齢を超え、国を超え愛される所以かも・・・。
そして今度のお話には、衝撃のフィナーレも用意されていて、これがポスターにある“あなたはまだーーー本当の「トイ・ストーリー」をしらない。”というキャプションの意味??
監督は「インサイド・ヘッド」の脚本を書いたジョシュ・クーリー。
技術の進歩もあり、降り注ぐ雨、色とりどりのライトの点滅する移動遊園地、シャンデリアの輝きなど、情感に溢れた映像の美しさにも、是非ご注目あれ!
★おたか★
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