21日の「医療知ろう！」では、田中診療所 院長の田中孝明さんをお迎えして、今年のインフルエンザの傾向と対策についてお話を伺いました。

毎年この時期になると猛威を振るうインフルエンザですが、今年はすでに流行期に突入したとみられています。

今年はＡ型とＢ型どちらの系統のインフルエンザも猛威を振るっているようで、早めの予防接種が大事になっています。

インフルエンザの予防接種を受けていれば、たとえインフルエンザに発症しても軽い症状で済むことも多いので、みなさんもぜひ早めの予防接種をお願いします！

安心の医療を実現するために

いよいよ今週23日（土・祝）に「医療知ろう！」の公開収録が行われます！

現役ドクターによる健康相談や豪華商品の当たる健康クイズなど、催しがいっぱいです。

もちろん、われらが寺谷さんとワンちゃんが登場する「医療知ろう！」公開収録が一番の目玉イベント！

みなさん、ぜひお越しくださいね！

15日の「医療知ろう！」では、こうべ神経内科ホームクリニックの辛龍文さんをお迎えして「パーキンソン病」についてお話を伺いました。

パーキンソン病とは、脳の一部に異常が起きたことによって、体が思うように動けなくなる病気です。

身体を動かすのに重要な役割を果たしているドーパミンという物質が突然減ってしまうことによって起きます。

色々生活が不自由になるなど大変ですが、辛さんは「そういう時こそ、出来るだけ身体を動かしてリハビリに励みましょう」と訴えます。

安心の医療を実現するために

11月7日の「医療知ろう！」では、鈴田歯科クリニック 院長の鈴田明彦さんをお迎えして「スポーツと歯科治療」について考えてみました。

実は鈴田さん、今年開催されたラグビーワールドカップの神戸開催試合で、出場選手たちのための医療スタッフとして参加されたんだそうです。

そこで見聞して感じたことは、海外の選手たちはマウスガードなど「スポーツ歯科」の分野での取り組みが、日本よりも進んでいるということだそうです。

特にラグビーのような接触が多く体力が要求されるスポーツでは、口の中をケガしにくくしたり歯を守るためにマウスガードは必須です。

鈴田さんは、このラグビーワールドカップをきっかけに、日本のスポーツ界でもマウスガードをはじめとする「スポーツ歯科」の分野が発展することを期待しているそうです。

安心の医療を実現するために

10月31日の「医療知ろう！」ゲストは、尼崎医療生協　生協歯科 所長の冨澤洪基さんでした。

お口の健康が全身の健康につながるというお話は、これまでもこのコーナーでご紹介してきました。

今回 冨澤さんから、東京大学や東北大学が調査した65歳以上の健康な高齢者5万人を対象にした調査で、なんらかの地域サークル活動などに関わっている人には健康な人が多いという調査結果をご紹介頂きました。

その関連性を調べてみると、

社会に出る　→　身だしなみ（歯磨きも含む）に気を遣うようになる　→　健康になる

という構図が見えてきたそうです。

兵庫県保険医協会では、今回の調査にも参加された東北大学の先生をお招きした勉強会を開催します。

歯科は健康にとって「鉱山のカナリア」
口から見える健康格差とその処方箋

日時：11月10日（日）14時～16時
会場：兵庫県保険医協会 会議室
　　　（神戸市中央区海岸通1丁目2ー31 神戸フコク生命海岸通ビル5F）
講師：相田 潤さん（東北大学大学院　准教授）
入場無料（要事前申し込み：078-393-1809）
※終了後に歯の無料相談会を開催します。

安心の医療を実現するために