12月26日の「医療知ろう！」では、兵庫県保険医協会 副理事長の川西敏雄さんに、危機に瀕している日本の社会保障制度についてお話を伺いました。

医療の現場では、高齢者の患者窓口負担のアップが大きな問題になっています。

でも患者の窓口負担が増えることでお医者さんの収入が増えているわけでは無いんです。

単純に、国がこれまで負担していた社会保障費が減ったというだけで、川西さんはこうした傾向はこれからさらに酷くなるおそれがあると指摘します。

私たちの健康に関わる社会保障費の問題について、私たち自身が問題意識をもって本質を見極めることが大事ですね。

安心の医療を実現するために

１９日の「医療知ろう！」では、山中眼科クリニックの山中昭文さんをお迎えして「白内障の治療法」についてお話を伺いました。

白内障とは、眼球の中の水晶体と呼ばれる部位が、加齢とともに濁ってくる症状で、放置しておくと次第にものが見えなくなってきます。

そこで治療方法としては、濁った水晶体を手術で取り除いたうえで、代わりに人工のレンズを挿入することで、再び視力を取り戻すことが出来ます。

ただ基本的には人口のレンズなので、水晶体の様に自由に焦点を合わせるということは出来ませんが、最近は遠近両用タイプも登場して可能な限りこれまで通りの生活ができるようになってきました。

また手術の際も、目薬タイプの麻酔を使い、大きく切開などしなくとも人口レンズを入れることが出来るそうですよ。

詳しくは、ぜひお近くの眼科医でご相談ください。

安心の医療を実現するために

11月23日に行われました「医療知ろう！」の公開収録　第2段は、とも歯科医院 院長の坂口智計さんをお迎えして、「歯周病と全身疾患との関係」について、お話を伺いました。

歯の健康が全身の健康に影響を及ぼす、ということは、これまでも番組の中でご紹介してきました。

今回、坂口さんは、歯周病が糖尿病、さらには認知症にも大きな影響を与えているという世界の研究成果についてご紹介頂きました。

早め早めの歯周病対策が、認知症の予防につながるかもしれないんですね。

安心の医療を実現するために

12月の「医療知ろう！」は、11月23日に神戸の元町商店街で開催されました公開収録の様子をお送りいたします。

第1回目は、加茂皮フ科医院 院長の加茂統良さんに「冬場や花粉症シーズンのお肌対策」について、お話を伺いました。

日本は四季がはっきりした気候ですが、実はお肌にベストの時期というのは、神戸市だけでも一年を通じてたった30日ほどしかないそうです。

特に紫外線対策は結構大切で、曇り空の日でも日焼け止めを塗っておいた方がいいそうですよ。

他にも、花粉症シーズンのお肌のお手入れ方法なども伺いました。

安心の医療を実現するために

11月28日の「医療知ろう！」では、あき循環器心臓リハビリクリニック院長の北村アキさんをお迎えして、「心臓リハビリテーション」についてお話を伺いました。

一飯に「リハビリテーション」というと、腕や足などの身体機能を取り戻すためのトレーニングというイメージがありますね。

ですから「心臓のリハビリテーション」と言われると「どうやって鍛えるの？」と思ってしまいますが・・・

心疾患などの病気になった患者さんが健康な体を取り戻すには、心臓の機能を高めるための運動をすることが大事なんです。

そのための行う様々なトレーニングのことを「心臓のリハビリテーション」と言うんですね。

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