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寺谷一紀とい・しょく・じゅう

番組内容

ラジオ関西でもお馴染みの寺谷一紀が、暮らしを豊かにするヒントを、医療や食文化、旅、音楽など様々な視点でお伝えします。

  • 2018年10月29日(月) 15時45分 医療知ろう!

    神戸市の小児科病院閉鎖問題

    25日の「医療知ろう!」では、東神戸病院 小児科医の森岡芳雄さんをお迎えして「神戸市の小児科病院閉鎖問題」についてお話を伺いました。

    今年の3月に神戸掖済会病院が小児科を閉鎖したことが大きなニュースになりましたが、現在、拠点病院と呼ばれる総合病院から小児科が次々と消えていく事態になっています。

    その大きな理由は、経費の問題。小児科は幼い子供たちの健康を預かるだけに高い専門性が要求され、そのことがコストの増大と病院経営の圧迫につながっているんです。

    兵庫県保険医協会では、少子化問題を解決するのであれば、子どもたちが安心して医療を受けられる環境を作るためにも国による医療費の削減政策は改めるべきだと考えています。

    クイズで考える日本の医療 2018秋 みんなでストップ!患者負担増

     

     

  • 2018年10月20日(土) 14時06分 医療知ろう!

    国民健康保険で、安心の歯科医療を

    18日の「医療知ろう!」では、歯科技工士で「保険でよりよい歯科医療を」兵庫連絡会世話人の雨松真希人さんをお迎えして「保険でよりよい歯科医療を」運動について紹介頂きました。

    病気になった時に少ない負担で医療サービスを受けることが出来るのが国民健康保険の制度です。

    しかし、こと歯科に限ると、ちょっとした治療でも保険がきかない治療が多いのが実態です。

    現在では、歯の健康が体の健康にも影響があることが分かっていて、歯科治療の重要性が認識されていますが、制度の上では、まだまだ保険の対象外となる項目が多いため、なかなか歯科治療を受けようという環境が整っていません。

    「保険でよりよい歯科医療を」運動では、こうした現状を改善するべく、医療関係者だけでなく「患者」となる立場の一般の市民の皆さんにも理解を深めていただき、声をあげてもらうことを目指しています。

    いつまでも健康でいられるようにするためにも、良い方向へ制度が充実してほしいですね。

    クイズで考える日本の医療 2018秋 みんなでストップ!患者負担増

  • 2018年10月13日(土) 15時00分 医療知ろう!

    どうなる?日本の社会保障制度

    11日の「医療知ろう!」では、兵庫県保険医協会 副理事長の川西敏雄さんをお招きして、日本の社会保障制度の現状と問題点についてお話を伺いました。

    日本の社会保障制度は、国民健康保険など世界的に見てもすぐれた制度が多数あります。

    しかし、少子高齢化が進む昨今、政府は財源不足を理由に社会保障の財源削減に動いています。

    兵庫県保険医協会では、政府の主張する「財源不足」の理由について、適正な課税や予算編成が行われていれば、社会保障を充実させながら財源を改善する方法は、いくらでもあると考えています。

    兵庫県保険医協会では、この問題を国民の皆さんに広く知っていただくために、キャンペーンを実施しています。

    クイズで考える日本の医療 2018秋 みんなでストップ!患者負担増

  • 2018年10月6日(土) 17時00分 医療知ろう!

    みんなでストップ!患者負担増

    2018年シーズン最初の「医療知ろう!」は、兵庫県保険医協会 理事長の西山裕康さんをお迎えして「みんなでストップ!患者負担増」をテーマにお送りしました。

    現在、増え続けている医療費への対策として、病院で診察を受けた際の患者さんの窓口負担を増やそうという制度の変更を政府が検討しています。

    しかし、病院で病気を診てもらうことと、ショッピングや飲食でサービスを受けることとは、同じ次元で扱うべきものではないと、保険医協会では考えています。

    誰も好き好んで、ケガをしたり病気になるわけではないのに、「医療というサービスを受けるのだから負担が増えるのも我慢すべき」という論調は、いささか乱暴と言わざるを得ません。

    兵庫県保険医協会では、この問題を国民の皆さんに広く知っていただくために、キャンペーンを実施しています。

    クイズで考える日本の医療 2018秋 みんなでストップ!患者負担増

  • 2018年4月1日(日) 14時00分 医療知ろう!

    ビックリ!海外の歯科事情

    2017年度最後の「医療知ろう!」では、とも歯科医院 院長の坂口智計さんに、海外の歯科事情についてお話を伺いました。

    ライフワークとして、発展途上国での歯科ボランティアに参加したり、欧米の歯科事情の勉強にも取り組んでいる坂口さん。

    行く先々で、歯科についての考え方の違いなど、お国柄の違いに驚いたり感心したりさせられるそうです。

    特に北米では、歯科医と入歯制作職が完全に分業になっているなど、日本では考えられない制度になっているそうです。

    一方で、発展途上国では、満足な歯科治療の体制が整っていないため、治せる虫歯でも抜歯してしまうという荒っぽい治療が行われているそうです。

    健康保険の制度がある日本は、本来高額の費用が掛かる治療が、少ない費用で受けることが出来ます。

    安心して健康的に暮らすためにも、日本の健康保険制度は、これからも大切にしていきたいものですね。

    安心の医療を実現するために
    兵庫県保険医協会