番組内容
ラジオ関西でもお馴染みの寺谷一紀が、暮らしを豊かにするヒントを、医療や食文化、旅、音楽など様々な視点でお伝えします。
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11月最後の「医療知ろう!」では、伊賀内科・循環器科 院長の伊賀幹二さんと大阪医科大学の大江啓之さんをお招きして、最近の酷暑の中で行われる全国高校野球選手権と2020年の東京オリンピックについて考えてみました。
ここ数年、夏場は記録的な暑さが続いていますね。今年は、とうとう40度を超す日までありました。
そんな中で開催されたのが、夏の全国高校野球選手権。
高校球児たちの憧れの舞台ではありますが、猛烈な暑さへの懸念から、今年の大会でも様々な熱中症対策などがとられていました。
ご自身も野球をされる伊賀さんですが、やはり命がけになりかねない状況でのスポーツ大会の開催に、警鐘を鳴らしています。
2020年の東京オリンピックでも、マラソンの早朝実施など、暑さ対策について取り組みが行われているようです。
手遅れという事態になる前に、国民的な議論でこの問題を考えることが大事ですね。
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22日の「医療知ろう!」では、兵庫県保険医協会 副理事長の武村義人さん(右)と「済生会兵庫県病院の存続・充実を求める会」代表の浜本宏さん(左)をお迎えして、現在、移転・統合の動きが進められている済生会兵庫県病院の存続に向けた活動の様子について、お話を伺いました。
済生会兵庫県病院は、大正時代にさかのぼる総合病院で、現在は北神地域の基幹病院として地域の皆さんに頼りにされています。
この病院について、現在三田市にある病院との統合の動きが起きているそうです。
こうした動きについて、市民の声が反映されていないのではないか、ということで浜本さんたちは病院の存続に向けた署名活動などに取り組んでいます。
「済生会兵庫県病院の存続・充実を求める会」では、近々この問題についての勉強会を開催します。
済生会兵庫県病院 再び緊急学習会
日時:2018年11月30日(金)14時~
場所:北神区民センターこの問題に関心を持たれたら、ぜひ参加してみて下さい。
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15日の「医療知ろう!」では、尼崎医療生活協同組合 生協歯科 所長の冨澤洪基さんをお招きして、第3弾が発行された「歯科酷書」についてお話を伺いました。
「歯科酷書」とは、現在の社会が抱えている様々な生活環境のために歯科治療を受けたくても受けられない患者さんたちの現状を調査委したデータです。
これまで第2弾まで発表されていましたが、昨今の「格差社会」を背景とする医療格差の現状を反映した第3弾が、この度発表されました。
「歯科酷書」の詳しい内容は、こちらからご覧いただけます。
『歯科酷書―第3弾―』
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8日の「医療知ろう!」では、神戸市東灘区の口分田玄瑞診療所 所長の口分田 真さんをお招きして「認知症の気づきのポイント」というテーマでお話を伺いました。
認知症とは、単純に「忘れっぽい」というだけの症状ではありません。
これまで日常生活の中で、普通に出来ていたことが、急に出来なくなるなど、いくつかの段階があるんです。
その段階を知っておいた上で注意を払うと、認知症が始まっているのか?どの程度まで進んでいるのか?を把握することが出来て、早めに適切な対応が出来るんですね。
11月11日は「いい介護の日」
ということで、介護や認知症についての無料電話相談が行われます。
介護・認知症なんでも電話相談
日時:11月11日(土)10時~18時まで
お問い合わせ:フリーダイヤル 0120-110-458



