番組内容
ラジオ関西でもお馴染みの寺谷一紀が、暮らしを豊かにするヒントを、医療や食文化、旅、音楽など様々な視点でお伝えします。
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25日の「医療知ろう!」では、「健康寿命を延ばすために出来ること」をテーマに、武富整形外科の武富雅則先生にお話を伺いました。
日本人の平均寿命は年々長くなっていて、今や「人生百年」と言われるほどです。
ところが、元気に活動できる「健康寿命」を見てみると、一気に年齢が下がってしまうんです。
年を取ればある程度は体の動きが悪くなってしまうのは仕方のないことですが、普段からの生活習慣や早めの治療によって、改善することは出来るんです。
せっかく長生きするなら、できるだけ元気に楽しく過ごしたいですよね。
安心の医療を実現するために
兵庫県保険医協会 -
18日の「医療知ろう!」では、兵庫県保険医協会 環境・公害対策部の上田進久さんをお迎えして、阪神淡路大震災の影響と思われる震災アスベストの実態についてお話を伺いました。
震災アスベストとは、阪神淡路大震災で数多くの建物が倒壊・取り壊しとなった際に、古い建物で使われていた防火用アスベストが、なんの対策も取られないまま瓦礫と共に片付けられたことで、取り壊し作業に従事した作業員や周辺住民がアスベストを吸引して、中脾腫という肺ガンの一種を患っている可能性がある事を言います。
行政機関では、この問題をあまり重視していないため、作業員や住民への追跡調査などは、これまで全く行われてきませんでした。
上田さんはこの状況に対して、将来発症が予想される震災アスベスト被害者の中脾腫に対処することが出来ないと危機感を募らせています。
安心の医療を実現するために
兵庫県保険医協会 -
11日の「医療知ろう!」では、細川医院の細川巌先生を迎えて「下肢静脈瘤と硬化療法」というテーマでお話を伺いました。
下肢静脈瘤というのは、足の血管(主に静脈)が文字通り瘤のように膨らんでしまう症状です。
立ち仕事の方に多い症状と言われており、すぐに命に係わる病気というわけではありませんが、毛細血管が皮膚下に浮かんだままになったり、血管が盛り上がって肌がデコボコになるなど、見た目が尋常でなくなることから、不安を感じる患者さんも多いそうです。
治療方法は色々ありますが、今回ご紹介したのは「硬化療法」。
静脈瘤となってしまった血管に薬を投与することで、あえて血管を硬くすることで、静脈瘤となった血管を体に吸収させて皮膚下に見えなくするというものだそうです。
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2018年最初の「医療知ろう!」では、兵庫県保険医協会 副理事長の武村義人さんをお迎えして、兵庫県保険医協会の目指すことについてお話を伺いました。
兵庫県保険医協会をはじめとする全国の保険医協会は、「開業医宣言」という目標を掲げて活動しています。
そこには、人の命を救う医師としての立場から、人々の健康を守るという地道な目標から、理由はどうあれ人の命を奪うことになる戦争を起こす行動に反対する大きな目標まで決意が表明されているそうです。
国内も海外も不透明な情勢が続く昨今だからこそ、医師としての本分を守ることで社会に貢献していくことが、保険医協会のみなさんの目標なんですね。
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