ラジオ関西でもお馴染みの寺谷一紀が、暮らしを豊かにするヒントを、医療や食文化、旅、音楽など様々な視点でお伝えします。
15日の「医療知ろう！」では、芦屋市の山本歯科医院 矯正歯科クリニックの山本一郎先生、山本卓先生のお二人に、「口唇口蓋裂（こうしんこうがいれつ）」という症状の治療法と家族への対応について、お話を伺いました。
「口唇口蓋裂」とは、生まれた時点で、唇や上あごが裂けたような状態となっている症状のことです。
現在では、整形医療の発達によって早いうちに治療することが可能ですが、顔というもっとも目立つ場所に発症するため、ご家族が将来への悲観や、育児への不安を抱くことが無いよう、医師の支援や周囲の理解が大切なんです。
安心の医療を実現するために
兵庫県保険医協会
3月2日のゲストは、石橋内科、広畑センチュリー病院 理事長の石橋悦次さんをお迎えして、兵庫県の医療圏統廃合や医師不足の問題について、お話を伺いました。
石橋さんが開業している姫路を中心とした中西播地域は、姫路市に大型病院が集約していることもあり、近年は周辺自治体での医療過疎と言える状況になっているそうです。
また都市部と比べて、人口過疎地域は、慢性的な医師不足になっており、これが地域の医療崩壊につながりかねない状況となっています。
この問題を解決するためには、総合病院から地域の開業医まで、地元密着で医療活動が出来るような環境造りが重要視されているんです。
22日の「医療知ろう！」では、兵庫県保険医協会 副理事長の森岡芳雄さんと口分田玄瑞診療所 所長の口分田（くもで）真さんをお迎えして、各地の総合病院から小児科が次々と無くなっている現状についてお話を伺いました。
近年、兵庫県だけでも病院の統廃合などに伴い、小児科の数が減ってきています。
この３月末には、神戸赤十字病院も小児科を閉鎖してしまいます。
このように小児科が次々と閉鎖される理由として、予算不足や小児科医の不足が指摘されているんです。
安心の医療を実現するために
兵庫県保険医協会
15日の「医療知ろう！」では、兵庫県保険医協会 副理事長で環境公害部の森岡芳雄さんに、新しく造られる石炭火力発電所を巡る「公害調停」について、お話を伺いました。
「公害調停」とは、公害を巡る紛争について、国の機関である「公害等調整委員会」や都道府県の「公害審査会」が、当事者同士の話し合いを進めることで、公害問題を解決しようとする制度です。
今回、新たに建設が予定されている石炭火力発電所について、この「公害調停」による問題解決に向けた動きが進んでいるそうです。
この問題に関心のある方は、こちらまで。
神戸の石炭火力発電を考える会
メール：kobesekitan@gmail.com
ＴＥＬ：080-2349-0490
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兵庫県保険医協会
