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寺谷一紀とい・しょく・じゅう

番組内容

ラジオ関西でもお馴染みの寺谷一紀が、暮らしを豊かにするヒントを、医療や食文化、旅、音楽など様々な視点でお伝えします。

  • 2020年11月2日(月) 15時01分 医療知ろう!

    唾液は免疫力アップの強い味方なんです!

    29日の「医療知ろう!」では、いちむら歯科医院 院長の一村幸代さんに、唾液が持つ免疫力アップの効果についてお話を伺いました。

    新型コロナウイルスの脅威が相変わらず続く中、いよいよインフルエンザのシーズンも始まりました。

    インフルエンザはともかく、新型コロナウイルスはいまだワクチンがないだけに、個人で出来る対策の中でも免疫力のアップが重要です。

    唾液の成分は99%が水分ですが、残り1%の中には100種類以上の健康に大切な成分が入ってます。

    例えば、IgA(免疫グロブリンA)という成分は、ウイルスの侵入を防ぐ能力があります。

    しかし、唾液の量は40歳以降は徐々に減少していくので意識して増やすことが必要になります。一日一リットル、だいたいコップ4~5杯の水をとるようにする必要があるそうです。

    特に寝る前は睡眠中に体が乾燥してしまうので意識して飲んだ方がいいそうですよ。

    また高血圧の薬の降圧剤には唾液量を減らす作用があるので、より水分をとらないとダメなんです。

    他にも、食事の時によく噛んで食べると唾液の量を増やすことができます。

    安心の医療を実現するために

  • 2020年10月26日(月) 14時32分 医療知ろう!

    新型コロナウイルスと歯科医療機関への影響について

    10月22日の「医療知ろう!」では、新型コロナウイルスの影響が歯科医療機関に与えている影響について、三木市にありますときわ病院 歯科口腔外科部長の足立了平さんにお話を伺いました。

    新型コロナウイルスの流行は医療機関への「受診控え」という形で、地域医療に大きな影響を与えています。

    特に歯科医院は、患者さんの口の中を診察するために、「新型コロナウイルスが感染しやすい」というイメージを持たれることが多いそうで、その結果「受診控え」となる患者さんが増えているそうです。

    しかし、治療を放置していれば自ずと症状は悪化するわけで、虫歯が悪化するまで放置してしまう人も多いそうです。

    しかし、足立さんによると元々歯科医療の現場は新型コロナウイルス以前から感染症に対する予防対策は万全ということで、安心して受診してほしいということでした。

    安心の医療を実現するために

     

  • 2020年10月5日(月) 15時00分 医療知ろう!

    新型コロナウイルスによる「受診控え」の問題について

    2020年度、最初の「医療知ろう!」では、兵庫県保険医協会 理事長の西山裕康さんに、新型コロナウイルスで深刻化している病院への「受診控え」の問題についてお話を伺いました。

    新型コロナウイルスは、まさに世の中の動きを一斉に止めてしまうほどの大きな影響を及ぼしましたが、その中でも重大なのが病院への「受診控え」です。

    特に、なんらかの疾患を持っている患者さんが、新型コロナウイルスに感染するのを恐れるあまり病院や歯科医院に通うことを控えてしまった結果、深刻な病状に陥ってしまう事態が増えているそうです。

    新型コロナウイルスへの警戒はもちろん大事ですが、そのために他の病気が深刻になってしまっては本末転倒です。

    西山さんは、病院では基本的に感染対策はしっかり行われているので、患者さんには心配しすぎることなく安心して受診してくださいとのことです。

  • 2020年4月2日(木) 13時13分 医療知ろう!

    在宅医療について考えてみました

    2019年シーズン最後の「医療知ろう!」では、魚川医院 院長の青木裕加さんをお招きして、在宅での医療・介護の在り方についてお話を伺いました。

    「在宅医療」といっても、その形はいろいろですが、一番多いのが医師が患者さんの自宅を訪ねて体調を診る「訪問診療」です。

    しかしながら、一般の医師が訪問診療をするには、病院での診察が終わった後やお昼休みの時間を利用して行うことが多いので、一人のお医者さんで診察できる患者さんの数には限度があります。

    そこで、「在宅支援診療所」や「在宅時医学総合管理」の認可を受けている診療所を見つけて訪問診療をしてもらうことが大事だと、青木さんは考えます。

    こうした診療所は、お住まいの地域の包括支援センターなどで紹介してもらえるそうなので、一度相談に行かれてはいかがでしょうか?

    安心の医療を実現するために

     

  • 2020年3月23日(月) 15時24分 医療知ろう!

    口唇口蓋裂の治療と患者へのサポートについて

    3月19日の「医療知ろう!」では、山本歯科医院・矯正歯科クリニック 理事長の山本一郎さん、言語聴覚士の前川圭子さん、患者家族代表の住田匡隆さんにお越しいただき、「口唇口蓋裂」という症状について、お話を伺いました。

    「口唇口蓋裂」というのは、生まれながら口の周辺に裂け目が現れる先天性異常で、日本では500人に1人の割合で発症している症状です。

    現在は、ほとんどが外科手術による治療が可能ですが、痕が完治するまで時間がかかること、また完治できるということがあまり知られていないことなど、患者やその家族が悩みを抱えることも多いそうです。

    山本さんたちは、そんな患者とその家族を精神的に支える活動に取り組んでいるんです。

    安心の医療を実現するために