12月17日の「医療知ろう!」では「皮膚疾患を楽しく料理する」と題しまして、くろかわ皮フ科 院長の黒川晃夫さんに、皮膚疾患の様々な治療法についてお話を伺いました。
皮膚疾患といっても、その種類は千差万別。それぞれの症状や患者さんのメンタルなど総合的に判断しながら治療方法を提案していくことが大事なんだそうです。
なかには、高額の自費診療となる治療方法もありますが、そういった治療が必ずしも必要でない場合もあるので、医師とよく相談して治療方針を決めるようにしましょう。

ラジオ関西でもお馴染みの寺谷一紀が、暮らしを豊かにするヒントを、医療や食文化、旅、音楽など様々な視点でお伝えします。
12月17日の「医療知ろう!」では「皮膚疾患を楽しく料理する」と題しまして、くろかわ皮フ科 院長の黒川晃夫さんに、皮膚疾患の様々な治療法についてお話を伺いました。
皮膚疾患といっても、その種類は千差万別。それぞれの症状や患者さんのメンタルなど総合的に判断しながら治療方法を提案していくことが大事なんだそうです。
なかには、高額の自費診療となる治療方法もありますが、そういった治療が必ずしも必要でない場合もあるので、医師とよく相談して治療方針を決めるようにしましょう。
12月10日の「医療知ろう!」では、にい歯科・矯正歯科 院長の新居泰浩さんに、日本の矯正歯科治療の現状についてお話を伺いました。
日本では矯正歯科というと、歯並びが悪い人が受ける治療というイメージが強いですが、海外では少しでも歯並びが悪いのであれば積極的に矯正によって治そうという考え方が強いそうです。
実際に歯並びの改善には、体のほかの部分の健康につながる効果も報告されているそうで、日本でもこうした考えがそろそろ広がってもいい時期に来ているのではと新居さんは考えています。
また矯正歯科も現在では技術が向上しているので、昔のようにガチガチに器具を固定して矯正するというイメージから、かなり変わってきているようですね。
安心の医療を実現するために
11月19日の「医療知ろう!」では、兵庫県保険医協会副理事長の川西敏雄さんに、今国会で進められている病院の窓口負担の増加に向けた法改正の問題点についてお話を伺いました。
現在、国会では75歳以上の高齢者で一定以上の所得のある人の窓口負担の割合を現状の一割から二割に増やすという法案が審議されています。
一見すると「高額所得者なんだから負担が増えてもいいのでは?」と思いますが、川西さんは「一度この流れが決まると、今後さらに厳しいことになるかも」と警告します。
かつては一般国民の窓口負担は一割が当たり前でしたが、気が付けば今や三割。
しかも政府は、やたらと「自助・共助」の推進を声高に訴えています。
川西さんは、こうした動きをしっかり見張っていないと、気が付いたら窓口負担の割合がとんでもないことになるかもしれないと訴えます。
兵庫県保険医協会では、署名活動を通じてこうした動きに歯止めをかけようと取り組んでいます。
自分たちの暮らしは、自分たちで守る努力も必要ですね。
安心の医療を実現するために
11月12日の「医療知ろう!」では、神戸市長田区の田中診療所 院長の田中孝明さんに、新型コロナウイルスが猛威をふるう中でのインフルエンザ対策についてお話を伺いました。
新型コロナウイルスの「第3波」が指摘されている昨今ですが、これからの時期にもう一つ警戒しないといけないのがインフルエンザ。
すでに国と医療機関は10月1日から高齢者を優先的に予防接種が受けられる体制をとるなど、新型コロナとインフルエンザのダブルパンチに備えています。
新型コロナウイルスのワクチンが私たちの元に届くまでにはまだまだ時間がかかるようなので、せめてインフルエンザだけは予防接種でしっかり防ぐ必要があります。
また熱が出たりすると、インフルエンザか新型コロナか判別が難しいですが、そんな時はかかりつけのお医者さんやお住まいの市町村が設置している新型コロナのコールセンターへ相談してください。
安心の医療を実現するために
6日の「医療知ろう!」では、神戸市東灘区にあります岡本歯科ロコクリニック院長の池澤 慎哉さんに「訪問歯科診療」の現状についてお話を伺いました。
訪問歯科診療とは、患者さんが在宅のままで歯医者さんの診察を受けることができる制度です。
もちろん誰でも受けられるというのではなく、要介護の方や障がいがあってなかなか外出できない方を対象に、専用の器具を準備している歯医者さんが対応してくれます。
きちんとした設備を持っている歯医者さんなら、診察だけでなく治療までちゃんとできるようになっているんです。
もちろん保険診療ですので、わざわざ家に来てもらったからといって高額の治療費がかかるわけではありません。
でも意外と実態を知らずに利用していない患者さんも多いようで、池澤さんは治療の条件に該当する方はぜひ最寄りの歯医者さんで診察に来てもらえないか相談してみてくださいと訴えます。
安心の医療を実現するために