前夜の「青森ねぶた祭」に続いて5日(土)の夜は青森県五所川原市(ごしょがわらし)の「立佞武多(たちねぷた)」を見学。今年は運行25周年にあたり、約1.3kmの従来のコースに戻って4年ぶりの通常開催となりました。この日は10台のねぷたが勇壮に街中を練り歩きました。
去年創立120周年を迎えた県立五所川原農林高校も参加
五農の立佞武多
「ヤッテマレ ヤッテマレ」のかけ声と共に演技を披露
さかえ立佞武多
あどはだり會のねぷた
魚も登場!
ゴジラも!
「本能寺」をテーマにしたねぷた
「鳴神ねぷた」
「般若」
お馬さんも登場!
「巌流島」ねぷた
そして圧巻なのが3台の大型立佞武多。現代の大型立佞武多で高さ約23m、重さ19㌧もある巨大なものです。
今年製作された素戔嗚尊(すさのおのみこと)
2021年に製作された「暫(しばらく)」
歌舞伎十八番の一つに数えられる演目をテーマにしています。
2019年製作の「かぐや」
「竹取物語」でおなじみの題材です
五所川原市の「立佞武多」は「青森ねぶた」とも「弘前ねぷた」とも異なるものでした。「立佞武多」は明治中期から大正初期にかけて行われた五所川原市のねぷた祭で、「立佞武多」の名称は平成の復活の際に名付けられたものだそう。例年8月4日から8日の5日間の日程で開催され、市内の町内・高校・祭り団体・企業など大中小様々なねぷた・立佞武多が市街地を練り歩きます。題材は歴史上、物語上の人物などにこだわることなく、その時勢を反映したものも製作されています。
この日は運行されませんでしたが、高さ約10mの「金太郎」の立佞武多があります。普段は立佞武多の館に展示されています。
「立佞武多の館」は市内で目立つ立派な建物で3台の大型立佞武多もここに収められています。
正面のガラス部分が開閉扉になっています。
館内では立佞武多を間近に見られるほか、市内が一望できる展望ラウンジもあります。
祭り開催前日の8月3日には花火大会が行われました。
19時20分から100分間次々に打ち上げられる花火大会
打ち上げ数は5000発
岩木川河川敷で大小さまざまなスターマインが打ち上げられました
ちなみに五所川原市のマンホール蓋はもちろん「立佞武多」でした。
東北旅レポートつづく・・・
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