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三上公也の朝は恋人

  • 2024年5月12日(日) 04時40分

    離島巡りの旅~対馬・壱岐ツアーレポート⑨ 神秘の島・壱岐のはらほげ地蔵・左京鼻・小島神社そして原の辻遺跡へ

    昼食後はまず壱岐市東部の八幡浦にある「はらほげ地蔵」へ

    胸に丸い穴の開いた6体あるお地蔵さま。遭難した海女さんや鯨の供養のために建立されたそう。「はらほげ」とは地元の方言でお腹に穴が開いていることの意とか。

    満潮時は海中に隠れてしまうそうですが、この日は小雨降る中拝めました。

    そしてさらに八幡半島の先端の「左京鼻(さきょうばな)へ


    玄界灘を望む絶景ポイントですがあいにくの雨模様

    足元には青々とした芝が広がっています

    かとおもえば断崖絶壁

    先端には「左京鼻龍神」を祀る鳥居と祠がありました。

    「左京鼻」という名は江戸時代前期に干ばつが続いた際に、陰陽師の後藤左京という人が雨乞いを行い祈祷したものの雨は降らず。そこでこの断崖から身を投じたところ雨が降りだし村人たちが助かったという伝説から名づけられたそうです。

    そしてこのあと「小島神社」へ向かいますが、途中狭い道を通ります。バスと軽自動車がギリギリすれ違える道でした。

    バスを降りて徒歩で島に向かいます。

    普段は海に浮かぶ小島ですが、干潮時の数時間は参道が現れます。ゆえに「壱岐のモンサンミッシェル」といわれている人気スポット。

    雨は降り続いていましたが、参道を通り近くで参拝することが出来ました。今回のツアーでいくつか神社を巡りましたが、島のいたるところに点在する神社は登録されているだけでも150社あるそうで、そのほかの神社や自然神を祭祀する祠まで含めると1000社ある神道発祥の地ともいわれています。

    サギもお出迎えしてくれました

    このあとは「原の辻(はるのつじ)遺跡」へ

    ここは魏志倭人伝に記された「一支国いきこく)」の王都に特定された遺跡で、弥生時代から古墳時代の初めの紀元前に形成された大規模な集落跡です。

    広大な敷地に数々の建物が発掘調査に基づき17棟の建物が復元されています。そのうちの一つ「王の居館(おうのきょかん)」

    祭儀場に一番近い建物であることから、一支国(いきこく)を治める王が住む家と想定されています。中には王を象徴する什物(じゅうぶつ)が並べられていたであろうとのこと。

    祭祀用食材倉庫。祭儀で使う器や調理器具、食材などが保管されていたであろう建物

    この遺跡公園は何せ広い!東西南北約1km四方に広がっていて、日本最古の船着き場跡などもみられる貴重な遺跡で、晴れた日に来たかったです。

    事前学習が出来る「原の辻ガイダンス」という施設がありました。公園の案内所で入館無料です。

    このガイダンス前には綺麗なれんげ畑が広がっていました。しかし雨は止まず・・・

    このあとは最後の観光訪問地「壱岐といえば」の場所に向かいますが、途中バナナ農園前を通りました。


    皮ごと食べられるあのバナナは壱岐産だったのですね!
    対馬・壱岐レポートつづく・・・