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三上公也の朝は恋人

  • 2024年8月3日(土) 07時19分 バス

    奄美大島旅レポート~奄美パークそして田中一村記念美術館へ~数十年に一度しか咲かないといわれるあの花も咲いていました!

    奄美大島の旅もいよいよ終盤。空港へ向かう前に「奄美パーク」に立ち寄りました。

    ここは交流の場となる「奄美の郷」と日本画家である「田中一村記念美術館」の2つの施設を中核とする奄美群島の観光拠点施設です。

    まずはドーム型した屋根の「奄美の郷」の建物内へ

    奄美の美しい自然や多様な文化、歴史を学べる施設になっています。

    改めて奄美群島の位置関係を確認

    そして「奄美の郷」の奥に「田中一村記念美術館」があります。

    「田中一村(たなかいっそん)」は栃木県出身の日本画家で、奄美の自然に魅了され、亜熱帯植物や動物などを題材に描き続け独特の世界をつくり上げた人です。

    奄美に移り住み紬工場で染色工として働き、蓄えが出来たら絵を描く生活をしていたそう。

    一村が亡くなるまで作品が発表されることなく無名の画家でしたが、その後遺作展が開かれたりメディアで作品の一端が紹介されると大きな反響を呼び世の中に知られるようになったのです。常設展のチラシなどにも掲載されている「不喰芋と蘇鐵(くわずいもとそてつ)」という作品がおなじみでしょうか。館内撮影は禁止されていますので足を運んでご覧ください。展示室は奄美の伝統建築である「高倉」をイメージした造りになっていました。

    奄美パーク内には「一村の杜」がありその先に展望台がありました。

    高さ30mの展望台

    360度のパノラマ!

    喜界島も見えました

    正面が奄美空港

    眺めは最高!

    椅子もありこの眺望をしばらく独り占めしたいと思いましたが、この日は太陽が照り付ける猛暑日。ガラス張りの展望室でゆっくり出来ず退散しました。

    奄美空港に着陸する徳之島からの日本エアコミューター便(ATR42-600)

    東京(成田)に向けて離陸するピーチアビエーションのエアバス機

    パーク内には様々な亜熱帯植物が植えられていますが、駐車場の方向にスッと伸びた木が2本ありました。

    なんとスッと伸びたのは木ではなく花でした!

    そう、数十年に一度咲くといわれる「リュウゼツラン」の花でした!

    葉の形が龍の舌のようということでこの名があるそうですが、すべての木が花を咲かせているわけではありませんでした。

    めったに見られないものを見ることが出来ました

    奄美パークへは空港や名瀬市内から「しまバス」が走っています。

    見学を終えた後は空港に向かい帰路につきました。