島根県の隠岐諸島を巡る旅をしてきました。島根県では「出雲(いずも)」と「石見(いわみ)」にゆかりのある私も「隠岐(おき)」を訪れるのは初めてでした。
12時30分に伊丹空港を出発する日本航空の直行便を利用
伊丹空港と隠岐世界ジオパーク空港間は毎日1往復飛んでいて使用機材はJ-AIR(ジェイエア)のエンブラエル170型機(76席)ですが、需要の多い夏季の8月だけはJALのボーイング737-800型機(165席)が飛んでいます。
この日も定刻に出発
離陸後鳥取上空を通過していきますが、飛行時間はわずか50分。離陸後しばらくしてシートベルトの着用サインが消えてもすぐに再びサインが点灯しました。
高度を下げ着陸態勢に入る直前には「着陸と同時に急ブレーキがかかります」という機長からのアナウンスがありました。滑走路が2000mしかなく、通常の機材よりも大きな機材を使っていることから強めの「G」を感じる急ブレーキ操作でした。
定刻に到着
空港にピース・ウィンズの「ガルフストリーム695」が駐機していました。
その隣にはエアバスヘリコプターズのEC135が停まっていました(JA135T)
隠岐諸島は松江から北東へおよそ60kmほどいったところに位置する島根県の島々です。空港ターミナルでは島根県観光キャラクター「しまねっこ」のボードがお出迎え
隠岐諸島は約600万年前の火山活動によって形成された大小180余りの島々(有人は4島で大半は無人島)からなり、ユネスコ世界ジオパークになっています。そのうち島後(どうご)と呼ばれる一番大きな丸い形の島(隠岐の島町)が島の中心で空港があります。島の人口は島後で約13,000人、島前(どうぜん)と呼ばれる中ノ島(海士町)、西ノ島(西ノ島町)、知夫里島(知夫村)の3島で約7000人が暮らしています。
空港到着後隠岐諸島の自然や文化を知ることが出来る施設「隠岐自然館」に立ち寄ったあと島内の観光に出発。車で25分ほどのところの道路脇に立つ杉の巨木「かぶら杉」へ移動
根元はひとつなのにその先で複数の幹に分かれている独特の樹形をしています
樹齢約600年で多い時には12本も幹があったのですね
島後最北端の「白島展望台(しらしまてんぼうだい)」へ向かいます
竹島までは161㎞。残念ながら見える距離ではありません
白島崎展望台に到着
記念撮影
浸食と地質が生み出した複雑な海岸が一望できる場所です
展望台までの道途中にはアジサイが花を付けていました
テッポウユリもあちこちで見かけました
水若酢神社(みずわかすじんじゃ)へお詣り
隠岐諸島には数多くの神社がありますが、島後で一番格の高い神様を祀る神社がここ。隠岐の一宮です。
拝殿奥の本殿は茅葺屋根で、隠岐造と呼ばれる独特な神社建築様式のものだそう(国の重要文化財に指定されています)
境内には奉納相撲の土俵がありました
水若酢神社前のバス停。屋根・木戸の付いた待合がありました。
そうこうしているうちに初日のメイン観光となる「ローソク島遊覧」に向かう頃となりました。海上からしか見られないローソクの形をした奇岩の先端に夕陽が重なる瞬間が見られるかどうかです。遊覧船が出発する福浦岸壁に向かいます。
隠岐旅レポートつづく・・・
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