おたかのシネマでトーク
今日は「来る」をご紹介しました。
監督 中島哲也
出演 岡田准一、黒木華、妻夫木聡、小松菜奈、松たか子、青木崇高、柴田理恵、太賀、志田愛珠、蜷川みほ、伊集院光、石田えり、
タイトルに惹かれる。
“何が?””どこへ?“”なんで?“”ほんで?“・・・と次々と興味が広がる。
原作が2015年の小説デビュー作で、第22回日本ホラー小説大賞に輝いた澤村伊智の「ほぎわんが来る」なので、どうやら来るのは“ほぎわん”らしいのだが、じゃあ、“ほぎわん”って何???
なにやら得体のしれない“あれ”に来られるというか襲われるのは、一見めちゃ幸せそうな田原秀樹(妻夫木聡)香奈(黒木華)夫妻と一人娘。
SNSで、幸せいっぱいのイクメンぶりを披露している秀樹には、故郷での遠い日のかすかな記憶があった。
いつも一緒に遊んでいた女の子が突然姿を消し、行方が分からなくなった。
“あれが来て、連れていかれる”と言っていた女の子。“あんたの所へも、あれが来るよ。だってあんたは嘘つきだもん”・・・。
ある夜、家に帰ると、壁に飾っていた安産などのお札が引き千切られ散乱し、家じゅうが滅茶苦茶になり、母子が台所の隅で怯えていた。
とうとう、あれが来たのか?
秀樹は友人の民俗学者の津田(青木崇高)に相談し、キャバ嬢なのに、霊体験などに詳しい比嘉真琴(小松菜奈)を紹介され、その恋人でオカルトライターの野崎(岡田准一)、TVでも有名な霊媒師逢坂セツ子(柴田理恵)らが次々とその謎の正体を突き止めるべく動き出すが、“あれ”のパワーは絶大で歯が立たない。
そして真打登場としてその闘いに加わるのが、日本最強の霊媒師で、真琴の姉の比嘉琴子(松たか子)。
凄いパワーで荒れ狂う“あれ”。度肝を抜く超常現象の前に、力を結集して挑む祓いの儀式。
果たしてこの闘い、どうなるのか???
血がドバ~ッと飛び散り、人が死んで、どんどんエスカレートする霊的攻撃。
誰が、誰を、何のために襲うのか?呼び込んでいるのは誰?
そして“あれ”の正体とは・・・?
監督は2011年「告白」で日本アカデミー賞の最優秀監督賞と最優秀脚本賞に輝き、アメリカのアカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされた中島哲也。
かつて「シャイニング」「エクソシスト」といったホラーでの心理描写やドラマの怖さに興味をひかれたという彼の、初めてのホラー作品。
理想的なキャスティングが実現できたという面々が描き出す、人間の面白さや心の闇に潜む怖さ。
沢山の観客が、劇場に“来る”というヒット作になるんでしょうか???
★おたか★
過去ログ…11月28日 放送 おたかのシネマでトーク「ゲスト 池谷薫監督」
11月21日 放送 おたかのシネマでトーク「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」
11月14日 放送 おたかのシネマでトーク「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」
11月7日 放送 おたかのシネマでトーク「ボヘミアン・ラプソディ」
10月31日 放送 おたかのシネマでトーク「ピアニストを撃て」
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