おたかのシネマでトーク
今日は「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」をご紹介しました。
監督 デビッド・イェーツ
出演 エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、ジュード・ロウ、ジョニー・デップ
2016年の大ヒット作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の続編。
前作のラストでニューヨークで捕らえられたグリンデルバルト(ジョニー・デップ)は、ヨーロッパの魔法界からの要請で、身柄を引き渡されることになる。
このチャンスを待っていた彼は、雷鳴のとどろく中、空飛ぶ馬車を操り、まんまと脱走に成功する。
それを知ったホグワーツ魔法学校のダンブルドア先生(ジュード・ロウ)は、教え子の魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)を呼びし、“黒い魔法使いを倒せるのは、君だけだ“と、グリンデルバルトを倒すようにと頼む。
魔法界と人間界の支配を企むグリンデルバルトを追って、ニュートが向かったのはパリ。
前作でニュートといい感じになったティナ(キャサリン・ウォーターストン)は、勝手に振られてしまったと勘違いし、闇祓いとしてアメリカの魔法省に復職し、妹のクィニー(アリソン・スドル)は、ノーマジ(人間)のパン屋のジェイコブ(ダン・フォグラー)に恋をしているが、魔法界の住人と人間との恋はご法度で、その為姉妹の仲は険悪になり孤立。
ティナが行方を追っているのが、魔力を封印している魔法使い、オブスキュリアンと呼ばれるクリーデンス(エズラ・ミラー)。彼は“自分が何者なのか?”という大きな疑問に突き当たり、それを探求する為に、サーカス団に加わり、パリに来ていた。彼の自分探しの過程で、ニュートの兄のテセウス(カラム・ターナー)やその婚約者のリタ(ゾーイ・クラビッツ)ら多くの人たちが次々と巻き込まれていき、グリンデルバルトも彼のパワーを利用しようと近づいてくる。
いろんな人間や魔法使いが入り乱れ、おなじみの魔法動物、光もの好きのニフラー、鍵を開けるのが得意な小枝のようなボウトラックル、巨大な獅子のようなズーウー、そして、J.K.ローリングのお気に入りの、海藻の昆布の束のような水中動物のケルピーなども、大暴れ。
前作は、結構ライト感覚で楽しめたのが、今作ではダークな面というか重いテーマも取り上げられ、“ハリー・ポッターシリーズ”とも、前作の“ファンタビ”とも違う雰囲気の世界を描き出している。
今回は特に“選択”するということが大きなウエイトを占め、どちらサイドに付くのか、どちらにも付かないのか?の決断が迫られることになる。
脚本と製作を手掛ける原作者のJ.K.ローリングによれば、これは5部作の2作目ということで、この後の展開が楽しみなシリーズになりそう。
監督は“ハリーポッターシリーズ”8作の内、後半の4作と、“ファンタビ”の1作目に続いてのディビット・イェーツ。
アクション、ファンタジーに人間ドラマ、ますます冴えわたる演出ぶりです!
★おたか★
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