おたかのシネマでトーク
今日は「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」をご紹介しました。
監督 デビッド・カー
出演 ローワン・アトキンソン、ベン・ミラー、オルガ・キュリレンコ、ジェイク・レイシー、エマ・トンプソン
6年ぶり、3作目になるジョニー・イングリッシュシリーズ最新作、抱腹絶倒のスパイアクション。
イギリスのスパイといえば、有名なのはジェームズ・ボンド。
その対極にあるような、とんでもないスパイ、ジョニー・イングリッシュを演じるのは、あの「Mr.ビーン」でおなじみのローワン・アトキンソン。彼は、イギリスでは、オリンピックの開会式に登場するほどの人気者。
危機的な状況のイギリス。首相(エマ・トンプソン)がホストを務めるG12サミット開催の1週間前、秘密情報部MI7のセキュリティシステムがサイバー攻撃を受け、現役スパイの情報がすべて盗まれた。
その犯人捜査の為に呼び戻されたのが、すでに引退したスパイ達。
「ゲーム・オブ・スローン」のチャールズ・ダンス、「ハリー・ポッター」シリーズのダンブルドア校長でおなじみのマイケル・ガンボン、「ジャッカルの日」のエドワード・フォックスなどすごい面々が大集合。
ところがちょっとしたミスで、彼らをあっという間に亡き者にしてしまったのが、我らがジョニー・イングリッシュ(ローワン・アトキンソン)。
かくして、イギリスの命運は、ジョニーと地下室で閑職にくすぶっていたかつての部下のボフ(ベン・ミラー)のコンビに託されることに。
彼らが現役の時とは全く違った現代のガジェット、けれども、デジタルに長けた犯人に対抗するにはアナログがベストと、車もハイブリッドカーではなく79年型アストンマーチン、パワードスーツに磁気ブーツなど、レトロなアナログ製品を手にして向かうは、最後に攻撃信号が感知された南フランス。
洋上に浮かぶ豪華船ドット・カーム号。まんまと忍び込んだデッキで彼らを出迎えたのはオフィーリア(オルガ・キュリレンコ)。オルガは「007慰めの報酬」のボンドガールだけあって、華やか、美人、ゴージャス!
この船の持ち主、アメリカのIT長者ヴォルタ(ジェイク・レイシー)の友人ということだが、果たしてその正体は?
情報の伝達もファックス、車で聴くのはカセットテープ。昔人間にとっては嬉し懐かしアイテムだらけ。
VRで、ヴォルタの屋敷に侵入する経路を体験する途中、ゴーグルをはめたまま市中に繰り出し、町中が大騒ぎになったり、レストランでは大火事を引き起こしたり・・・。ジョニーに皆が振り回されているうちに、市内の信号がすべて消えたリ、全ての列車が1つの駅に集合してしまったり、次々起こるサイバー攻撃。
それらを見事に解決して首相の心をつかんだヴォルタ。
サミット出席の各国の首脳から、全ての機密データを集めようとした丁度その時、ヴォルタの悪事の証拠を持って颯爽と登場したジョニー!!
ところが・・・、という展開も、もはやお約束!
さ、一体どうなるデジタルVSアナログのこの闘い。
iPadに、あんな使い方があるとは、いやはや恐れ入りました!
★おたか★
過去ログ…11月7日 放送 おたかのシネマでトーク「ボヘミアン・ラプソディ」
10月31日 放送 おたかのシネマでトーク「ピアニストを撃て」
10月24日 放送 おたかのシネマでトーク「ビブリア古書堂の事件手帖」