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ばんばひろふみ!ラジオ・DE・しょー!

番組内容

おバカなコーナー盛りだくさん!
ラジオの天才!バンバンが繰り広げるショータイムです!

放送は終了しました。ご愛聴いただき、ありがとうございました。

ブログの更新は終了しました。ご愛読いただき、ありがとうございました。

  • 2020年12月23日(水) 20時23分 おたかのシネマDEトーク

    12月23日*おたかのシネマでトーク「ワンダーウーマン 1984」

    *おたかのシネマでトーク

    今日は「 ワンダーウーマン 1984 」をご紹介しました。

    監督:パティ・ジェンキンス
    キャスト:ガル・ガドット
         クリス・パイン
    クリステン・ウィグ
         ペドロ・パスカル
         ロビン・ライト
         他

    前作、2017年の「ワンダーウーマン」は大ヒットだった。
    ヒーロー映画の興収記録No.1を誇っていた2002年の「スパイダーマン」の記録を塗り替え、トップに躍り出たこの映画、監督は、パティ・ジェンキンス、長編映画監督デビューとなったあの2003年の「モンスター」で、シャーリーズ・セロンにアカデミー賞の主演女優賞をはじめ多くの賞をもたらし注目された女流監督だ。
    そして今回の続編も、パティ・ジェンキンス監督、ガル・ガドット主演というあのゴールデンコンビの作品。

    幕開きは、ダイアナの少女時代。女性だけの部族”アマゾン族“の暮す絶海の孤島セミッシラで行われている”SASUKE”のような過酷な競技に出場し、すごい活躍を見せる王女ダイアナ。彼女は部族の女王ヒッポリタとギリシャ神話の神ゼウスとの間に生まれた子供。
    訓練で得た卓越した格闘術に父から受け継いだパワーが加わり、幼いながらその実力はすごい。

    20世紀初頭に故郷セミッシラ島を離れ、以来人間社会の中で暮しながら、目立たぬ形でヒーロー活動も続けている。
    前作では、第1次世界大戦を舞台にアメリカ軍のスティーブ・トレバーと共に、邪悪な軍神アレスと闘って世界を滅亡から救った。
    今回の舞台となる1984年当時は、ワシントンD.C.にあるスミソニアン博物館に勤めているダイアナ(ガル・ガドット)。
    ある日、博物館に強盗事件の証拠品の古美術品が鑑定の為送られてきて、新任の学芸員のバーバラ(クリステン・ウィグ)とその鑑定にあたったダイアナは、そこに“願いを1つだけかなえてくれる魔法の石 ドリーム・ストーン”があるのを見つけ、半信半疑で願い事をする。バーバラは“憧れの先輩ダイアナになりたい”、ダイアナは前作で戦闘の末、壮絶な死を遂げたスティーブ・トレバー(クリス・パイン)に会いたいと願う。
    もう一人、その石の秘密を知る、投資会社の経営者マックス・ロード(ペドロ・パスカル)は館内見学に訪れ、首尾よくその石を盗み出してしまう。そして彼が望むのは、石そのものになること。

    絶大な石のパワーで望みは叶い、バーバラはダイアナの美しさとワンダーウーマンとしてのパワーを手に入れ、やがて獣のしなやかさを持つスーパーヴィラン“チーター”に変身。そして、ダイアナの元には、恋人スティーブが現れる。
    欲望を操る男マックスは“願いは何だ?”といろんな人々の欲望の実現と引き換えに、大切なものを奪い取ってゆき、他者の願いをかなえる度に自身のパワーを増幅させていったのだ。

    撮影に入る前に、シルク・ドゥ・ソレイユのショウに行き、ケーブルを使ったパフォーマンスを見ていたく感動したジェンキンス監督は、メンバーをアクションの振り付けのスタッフに迎え、できるだけアクションはCGではなく実写で撮りたいと演出したという。ワンダーウーマンの武器の一つ、真実の投げ縄を使ったシーンなどに加え、飛行機や一大カーチェイスシーンなど、アクションの見どころも満載。

    これで、もっとヴィランが凄かったら、もっとワクワクドキドキできたのかな?
    今回、悪役の恐ろしさって、実は大きなポイントなんだと、再認識した次第!

    ★おたか★

  • 2020年12月23日(水) 20時22分 OPトーク&プレゼント

    12月23日*知性の玉手箱:株式会社文明堂神戸店 代表取締役社長 片山智絵さん

    *あんた一流あたしゃ川柳
    来週は知性の玉手箱をお休みしまして、
    あんた一流あたしゃ川柳のコーナーを放送します。

    この1年を振り返った川柳を募集します!

    どんどん送ってください!⇒メールフォーム

    *オープニングクイズ
    兵庫県の町で、約50軒のおそば屋さんが並ぶところってどぉ~こだ?

    毎週冒頭で出題される、兵庫県にまつわるオープニングクイズの答えを送ってくださった方の中から
    お1人の方に神戸ハーバーランドから出航するクルーズ船「神戸船の旅 コンチェルト」の
    ペアチケットをプレゼントします! (当選者の発表は来週です)⇒メールフォーム

    *知性の玉手箱
    ゲストは、
    株式会社文明堂神戸店 代表取締役社長 片山智絵さん

    カステラの歴史や、文明堂の歴史、文明堂のカステラなどについてお聞きしました。

    番組内では、この2種類をいただきました。

    文明堂のカステラはやっぱり美味しいですね♪

    先週の単勝で候のコーナーで、
    カステラは海外のものか?または日本のものか?と議論になったのですが、
    その結果も含めて是非タイムフリーでお聴きください!

    *ばんばんの歯医者さんに聞いてみました
    尼崎市の永井歯科 歯科医師の永井康照先生に、
    ちゃんと噛める歯になるために大切なことや、
    まだ日本ではあまり知られていない“こんな治療があったんだ!”という治療の紹介。
    気になる治療費のことまでお聴きするコーナーです。

    師走の候

    私の大切な道しるべの落語会「あみだ池寄席」も
    コロナの影響で2回連続で休会になりました。

    今年最後の会も休会を覚悟しました。
    「不要不急」「三密」のやる事が悪いと言われても仕方ない落語会。
    出来る限りのコロナ対策として定員40名要予約で開催しました。

    舞台と客席の密な一体感こそが寄席の醍醐味です。
    お客さんに元気を届けたい。
    しかし今回は私がお客さんに元気をいただきました。
    私は、舞台から見た22名の客席を決して忘れません。
    感謝します。

    露の吉次

  • 2020年12月19日(土) 15時39分 おたかのシネマDEトーク

    12月16日*おたかのシネマでトーク「天外者」

    *おたかのシネマでトーク

    今日は「 天外者 」をご紹介しました。

    監督:田中光敏
    キャスト:三浦春馬
         三浦翔平
         西川貴教
         森永悠希
         森川葵
         他

    今年の718日、信じられないニュースが日本中を駆け巡った。
    あの三浦春馬が亡くなった!
    まさか?! 何故?!  いろんな思いが渦巻く中で、収録中だったTVドラマはそのままオンエアされること、何本かのまだ公開されていない映画があることを、その後、知った。
    その最後の主演映画がこの「天外者」だった。

    最初、何と読むのかさえ分からなかったこの言葉“てんがらもん”鹿児島弁で“凄まじい才能の持ち主”という意味らしく、郷土の英雄、大阪経済界の重鎮として活躍した五代友厚の一生を描いた作品。

    1836年(天保6年)五代家の次男として生まれた徳助はその類まれなる才能を見込まれ、父が仕えていたお殿様島津斉彬から“才助”という名前を貰ったほど、人とはちょっと違った天才肌の子供だった。
    21歳で長崎の海軍伝習所に入り、勝海舟や、武器商人のトーマス・グラバーらとも知り合い、世界を学び世界に出ていくことを熱望し、紆余曲折を経て、薩摩英国留学生を率いてヨーロッパに渡った。
    その後、日本の未来を見据え、高杉晋作、坂本龍馬、西郷隆盛、大久保利通らの橋渡し役となって、明治維新に多大な影響を与え、明治政府の重要な役についたが、国の基礎は経済からと下野し、大阪証券取引所や商工会議所を作ったという人で、大阪証券取引所の前には銅像も建っているというのに、あまり知られていなかったこの偉人。
    2015年のNHKの朝ドラ「あさが来た」で、当時無名のディーン・フジオカが演じて大ブレイクし“五代さま~”と社会現象にまでなって、はじめてこの五代友厚なる人物を知ったという人も多かったのではないだろうか?

    今回はその五代友厚(三浦春馬)が坂本龍馬(三浦翔平)や、後に三菱財閥を築くことになる岩崎弥太郎(西川貴教)
    後に博文と改名し、初代内閣総理大臣になった伊藤利助(森永悠希)らと過ごした青春の日々、そして豊子(蓮佛美沙子)と結婚し49歳で亡くなるまでが描かれている。
    前半、長崎で川に身投げしようとしたところを救った丸山遊郭の遊女はる(森川葵)とのエピソードが涙を誘うが、このあたりは多分にフィクションも交えて描かれているようだが、友厚の人間性をアピールするのには、説得力のあるエピソードといってもいいのでは?

    監督は「利休にたずねよ」などの田中光敏。脚本は田中監督とのコンビ作品も多い小松江里子。
    本業の弁護士の傍ら7年も前に“五代友厚プロジェクト”を立ち上げ、その代表として映画の製作総指揮にも当たった廣田稔氏の奮闘ぶりについては、ゲストに来ていただいた共同プロデューサーの鈴木トシ子さんの言葉からもうかがい知ることが出来たし、一緒に来てくださった講談師の旭堂南鷹さんの、ラジオ関西日曜朝7:00~7:15の『旭堂南鷹の今昔“なにわ物語”』でもたっぷり聴けるそうなので、是非お楽しみください!

    金も名誉もいらん、誰もが夢を持てる世の中をつくりたい・・・。
    稀代の“天外者”五代友厚を、現代の“天外者”三浦春馬が演じた絶妙のキャスティング。
    間違いなく、三浦春馬の代表作になるだろう・・・!

    ★おたか★

    ゲストに、
    共同プロデューサーの鈴木トシ子さん・講談師の旭堂南鷹さん

     

    映画についてのエピソードなどをお聞きしました。

    \「旭堂南鷹の今昔“なにわ物語”」毎週日曜日朝7時~ラジオ関西で放送中/

    タイムフリーでもお楽しみ頂けます。

  • 2020年12月19日(土) 15時36分 OPトーク&プレゼント

    12月16日*知性の玉手箱:俳優の加納竜さん

    *オープニングクイズ
    兵庫県西脇市の、子午線東経135度と北緯35度が交わるところにある公園ってなぁ~んだ?

    毎週冒頭で出題される、兵庫県にまつわるオープニングクイズの答えを送ってくださった方の中から
    お1人の方に神戸ハーバーランドから出航するクルーズ船「神戸船の旅 コンチェルト」の
    ペアチケットをプレゼントします! (当選者の発表は来週です)⇒メールフォーム

    *知性の玉手箱
    ゲストは、
    俳優の加納竜さん

    加納さんのテレビや舞台のお話などおお聞きしました。
    2019年から、ダウン症の子どもだけの劇団「ルーチアット・ステラ321」のレッスンを
    月に一回、神戸元町で開催しています。

    その「ルーチアット・ステラ321」の旗揚げ公演と食育ミュージカルが開催されます!

    日時:2021年1月16日(土)・17日(日)
       16日(土)は17:30開演 17日(日)は13:00開演
    場所:生田文化会館
    お問い合わせ:大西正人エンターテイメントPro⇒078-341-6227

    タイムフリーでもお楽しみ頂けます。

    *ばんばんの歯医者さんに聞いてみました
    尼崎市の永井歯科 歯科医師の永井康照先生に、
    ちゃんと噛める歯になるために大切なことや、
    まだ日本ではあまり知られていない“こんな治療があったんだ!”という治療の紹介。
    気になる治療費のことまでお聴きするコーナーです。

    12月13日の日曜日、コロナの影響で2回も休会になった
    第57回あみだ池寄席を開催する事ができました。
    コロナ禍の自粛期間中の想いを忘れない。
    自分にとって舞台がどれ程大切なのかを皆さんに伝えたい。

    まだまだコロナが収まらない中でしたが、案内状を定員40名、要予約で準備にかかりました。
    有難いことにすぐ予約をいただき、あっという間に20名を超えました。

    しかし、大阪に赤信号が点灯してキャンセルが続き、
    予約が10名を割った時もありました。

    今回も休会しないとあかんかなと思いました。
    しかし当日までに18名の方が予約していただきました。
    そして、その全員が来ていただきました。
    2名の当日の方もいて、全員で20名になりました。

    予定の半分のお客様でしたが、本当に有難いなあと思いました。
    私は、舞台から見たあの時の客席の風景を忘れる事はないと思います。

    「開催できて良かったね」「落語会やってくれて有難う」とのお声
    お客さんから素晴らしいプレゼントをいただいた事始めとなりました。

    露の吉次

  • 2020年12月9日(水) 17時09分 おたかのシネマDEトーク

    12月9日*おたかのシネマでトーク「サイレント・トーキョー」

    *おたかのシネマでトーク

    今日は「 サイレント・トーキョー 」をご紹介しました。

    監督:波多野貴文
    キャスト:佐藤浩一
         石田ゆり子
         西島秀俊
         中村倫也
         広瀬アリス
         他

    ジョン・レノンが亡くなってから、早いもので、もう40年が経つ。命日とそしてクリスマスも近いこの時期、よく耳にするのが、彼とオノ・ヨーコが1971年に発表した「Happy Xmas(War Is Over)」。
    そしてこの曲にインスパイアーされて生まれたのが、秦建日子の小説「サイレント・トーキョー And so this is Xmas」。

    秦は脚本家として活躍し、2004年に「推理小説」で作家デビュー。この小説は“刑事 雪平夏見”シリーズとなり、「アンフェア」のタイトルで篠原涼子の主演でドラマや映画化され、人気を得ている。
    一方、岡田准一を主演に迎えてTVドラマ「SP警視庁警備部警護課第四係」で高視聴率を取り、映画「SP 野望篇・革命篇」で映画監督デビューしたのが波多野貴文。
    そして、そんな二人がタッグを組んだのがこの映画「サイレント・トーキョー」。

    クリスマスイブに、TV局に“恵比寿のショッピングモールに爆弾を仕掛けた”という1本の電話がかかってくる。
    どうせガセネタだろうと思いながらも取材にやって来た契約社員来栖(井之脇海)と先輩の高沢(金井勇太)は、そこにいた主婦のアイコ(石田ゆり子)と共に、小さな爆発に巻き込まれる。そしてなぜか、来栖はアイコと一緒に犯人に操られ、犯行声明と要求をTVで読み上げることになる。“首相と生放送で対談させろ”という犯人の要求を、磯山総理大臣(鶴見慎吾)が断固撥ねつけたことから、次の場所を午後6時に爆破するとの予告。
    そこは、あろうことかクリスマスの人出で賑わう渋谷のハチ公前。
    不審な動きをするIT起業家の須永(中村倫也)、彼を追う刑事の世田(西島秀俊)と泉(勝地涼)、須永に好意を寄せている綾乃(加弥乃)とその友人の真奈美(広瀬アリス)・・・、彼らの目の前で、渋谷の街は爆破され、多くの犠牲者が出る。
    一体だれが、何のために・・・?この先まだ、惨劇は続くのか??

    どう見ても犯人らしからぬ人が犯人、というのが面白いサスペンスのセオリーだとしたら、犯人は誰?
    佐藤浩市扮する朝比奈仁なる人物は、すこぶる怪しいけれど・・・??

    原作と映画では、どうもラストが違うらしい。群集劇なので、沢山の登場人物のバックボーンをそれぞれ語っている暇はない。特に、99分という短い時間で描くこの映画版は、人物の掘り下げ方が甘くなるのもしょうがないのかも?!
    でも、首に傷のある世田刑事の過去に何があったのかは是非知りたいと思った。

    ともあれ、渋谷のスクランブル交差点をそっくりそのまま足利にオープンセットで作ったり、1日最大1200人、トータルで1万人というエキストラの数、合成画面をイメージし、ち密に考えて撮る波多野監督の仕事ぶりを秦氏が絶賛したというのも納得の仕上がり。映画ならではの、映画だからこそのスケール感をしっかり押さえているところはさすが!

    小説、映画、そして秦自身の脚本・演出での舞台が2016年に上演されたこの作品。丁度、師匠のつかこうへいの七回忌にあたる年の舞台化だった。
    それぞれの魅力を活かしたアプローチで描かれた物語。見比べ読み比べてみるのも一興。是非、舞台の再演も希望デス!

    ★おたか★